ミニマリストが流行っているし、私自身も物を持たないほうがかなりメリットがあると思っていました。
何しろ、私の場合、今後の人生で引越しがあと最低でも1回は予定されているからです。
私の年齢では、もう終の棲家、あるいは終の棲家のひとつまえくらいの住処に住んでいる人が多いのではないでしょうか。
こういうことも、時代が変われば変わるのかもしれませんけれどね。
私たちの世代では既に持ち家に住んでいる人が圧倒的多数だと思います。
私も結婚している時には一軒家に夫婦と犬2匹で住んでいました。
そして、そこが終の棲家になる可能性もあるのかな……と思っていました。
しかし、私の場合、そうはなりませんでした。
さて、そんな私が最近気が付いたことがあります。
ほしいものができた時、めちゃめちゃテンションが上がるのです。
老後のために節約しなければならないのに、私が元気になるために効果的なのは物欲みたいです。
ほしい物を思い浮かべているとものすごくテンションが上がる
最近やる気が出ないと感じていました。
若い時は、夢を見てわくわくしたりすることも多かったのです。
それが、いつのころからか、わくわくしなくなりました。
わくわくしないというのは、気分だけでなく、見た目も老けさせます。
しかし、簡単にわくわくできるものが見つからないと思っていました。
それが、最近、見つかったのです。
「ミラーレスのカメラ欲しい!」とか「iPhoneのProduct Red欲しい!」とか「ダイヤモンドのピアスほしい」と思った時、すごくテンション上がっていました。
私はそういうモノが欲しかったのか、と思い、びっくりしました。
そして、そういう欲しい物を思い浮かべただけで、ここ数年なかったくらいにテンションが上がったということにもびっくりしました。
でも、自分のテンションを上げる方法に気が付きました。
ただ、欲しいものがいつまでも手に入らないと、またテンションが落ちるのでしょうね。
ちなみに、欲しい気持ちがとても強いものは、カメラですね。あとはそうでもないです。
どれも全部買うと25万くらいですかね……。
現在はパソコンが1台壊れる可能性があるので、今は出費をできるだけ抑えたいです。
断捨離をしすぎるとテンションが激落ちする
断捨離してさっぱりすると、運がよくなるといいますね。
新しいものが入ってくるスペースができ、そして、そこに新しいものが入ってくられるようになるからと聞きます。
かつて、私自身もその幸運を感じた時もありました。
しかし、今はあまり一生懸命断捨離をすると、テンションが劇落ちするようになりました。
多分、これは私の個人的な経験がそうするのだと思います。
私の場合は、離婚の際に、断捨離というのはいやというほどしました。
というよりも、あれは断捨離とは違いました。
自分が持てる最低限の物だけを選んだという状態でした。
違う表現をしますと、ほとんどの物を諦めた、という感じでした。
今、断捨離をすると、あの時の気分が復活してしまうのかもしれません。
明るい気分にはなれなく、断捨離後、寝込むこともあります。
変な話しですが、断捨離をしていると、もうこれで人生が終わってしまうのではないかという思いに、知らぬ間に駆られてしまっている気がします。
なんとなく、断捨離をしたあと、すごく体調を崩す自分に気が付きました。
よく聞くのは断捨離をして、ミニマリストになったら運気が上がるという話しで、ネット上にもそういう記事が溢れています。
でも、現在の私には全くあてはまらないようです。
逆に、今は厳選した物をそばに置くようにしたほうがいいようです。
というか、今の自分を幸せにしてくれる物を厳選して集めたほうがいい時期なのかもしれない、と思い始めています。
年をとって、できないことが増え、諦めなければいけないことも増えてきたので、それと、元を捨てることがオーバーラップしてしまうのかもしれません。
ちなみに、私は環境を変えるのは基本的に大好きですし、人と違うことをするのが好きです。
要するに、安定志向では全然ないです。
みんながこうするから、とかいう考え方、私はしないほうです。
人の流れ、というか流行りから外れてしまう傾向は昔からあります。
だから、今、ミニマリストが流行っているから、私は絶対にそれはやらない、と思っているわけではありません。
基本的に、今使わない物をガンガン捨てるのは私にはあっているはずなのですけれど。
大量に捨てなければならない時期が続いたことが、ちょっとしたトラウマになっているのかもしれませんね。
あとがき
私のこれからの想像できる人生を考えると、物が少ないほうが明らかに楽なのです。
しばらくは、好きな物だけ、本当にあったほうがいいと思う物だけ、そばに置いて暮らしてみたいです。
それでテンションが上がるのならば、私はミニマリストでなくてもいいと思っています。
ただし、その時その時の自分と相談して決めるのがよさそうですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。