ふきんとか雑巾とかを絞るのが難しく感じるなんて、若い自分には関係のないと思っている人は少なくないでしょう。
ところが、若くても手の怪我、腱鞘炎、頸椎椎間板ヘルニアなどにはある日突然見舞われます。
前触れなど全くなかったりするんです。
たとえば、私の場合、頸椎椎間板ヘルニアにある日突然襲われ、肩からの激痛が「リリカ」という結構強い薬を飲んでも全然効かない時期がありました。
その時はふきんを絞れないどころか、痛くて痛くて箸も持てませんでした。
ご飯を食べる時などは利き手ではない左手でスプーンを使って食べるという、かなり不便な思いをしました。
大好きなラーメンを食べに行っても、もやしを食べているうちにどんどん伸びてしまい、ほとんど食べられない時期が続きました。
そんな状態でしたから、家事なんて必要最低限のことを行うのもやっとでした。
その時に「これは便利!」と思ったふきんの絞り方を2つご紹介します。
のし棒などに濡れた布巾を巻き付けて絞る
私のように、ある時、急に手が使えなくなってしまったという場合で、ふきんを絞らないといけないような状況になったら「のし棒」があれば、それ、使えます。
それに濡れた布巾を巻き付けて絞りましょう。
こういう物です。私は「めん棒」という呼び方をしますが、「のし棒」という人が多いようです。「綿棒」ですと、耳掃除などに使うあれになってしまいますよね。
だったら、のし棒のほうがわかりやすいですね。使わなくても、わりとどこの家にもあったりしますよね?
ちなみに、布巾を絞るための便利なふきんしぼり補助具も売られています。
気軽に購入できる価格なので、購入してみてはいかがでしょうか。
このふきんしぼり補助器、構造が面白いですよ。
ふきんしぼり補助具 薄手でも軽い力で http://t.co/a5BTb87SIE #どうしんウェブ/電子版 あ、これいいかも!
— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2015, 10月 5
水道の蛇口本体にふきんをU字型にひっかけねじって絞る
めん棒とかのし棒とか、そんな料理のする人が持っているような物なんて家にはないという人の場合、次の方法がよいです。とても簡単です。
まず、行う前に水道の蛇口本体がぐらついていないか確かてみましょう。ぐらぐらしているような場合はやめましょう。
がっちりと水道の蛇口が固定されているなら、その固定されている部分に手ぬぐいやおしぼりなどをU字型にひっかけて、ひたすらぐるぐるのねじるのです。
ねじりながら絞るのです。
これを何回か繰り返すと片手でもかなりきつく絞れます!
緊急に手が使えなくなった場合、結構役に立つ方法です。
こんなちょっとしたことでも知っていると、急なアクシデントなどの時に助かるでしょう。
ただし、くれぐれも、水道の蛇口を引っ張らないように気を付けましょう。
あとがき
ふきんとかを手ぬぐいとか雑巾を「絞る」などというのは日常的にしなければならない動作。
それがが突然できなくなった時にはかなり困ります。
そして、そんな時が急にくるなんて、普通、想定していません。
しかし、悲劇はなんの前触れもなく突然やってきます。
更に悪いことに、一時的に手が使えなくなる病気やケガなどはヘルニア系の病気にしろ、腱鞘炎にしろ、なかなか治らないんです。
しかも、とても痛い!
更に、わりと簡単に再発したりします。
私は20代の時に腱鞘炎も経験していますが、これも治るのにかなりの時間が必要だった記憶があります。
ですから、これらはちょっと知っておくと便利な方法なんです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。