2018年夏!札幌のエアコンのない住宅で老犬を留守番させる時の狂いそうな心境を語ってみた

2018年8月3日のぱぴ,フロム50

2018年の北海道もそれなりに暑い日が続いています。

悲しい現実ですが、熱中症でお亡くなりになったのではないかという方も出ています。

お金があるかどうかということが、人の生死までもを大きく左右するという悲しい現実です。


しかし、今、すぐに高い室温をどうにかしたいけれど、今すぐに引っ越すわけにはいかないのが普通でしょう。

さらに、引越すにも時間もお金もかかります。

住宅を探して引越すまでの間に、大切な愛犬や愛猫が熱中症になってしまうかもしれません。


また、人間のほうも熱中症になってしまうこともあるでしょう。

ですから、エアコンのない鉄筋コンクリートのマンション3階でできる、愛犬ぱぴのために私が現在祈りながら行っている室温の上昇を阻止できるであろう方法をまとめました。

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室温はまめに記録しておく

もしも、室温を記録しておけるならしておくと、役に立つこともあるかもしれません。


私など、昔から日記やらブログを書く習慣があったのですが、最も自分で読み返す部分は温度とか室温を記録してある部分です。

はっきり言って、外気温と室温を1日のうち数回計り、それを記録し、ひとこと付け加えるだけで、オリジナリティー溢れるブログになる気がします。

その記録は、その場所に何年か住む時には役に立つことも少なくないと思います。


特に、なにかしら環境が変化しそうな時には役に立ちます。


たとえば

  1. 留守が多めの家でペットを飼い始める時
  2. 親などを引き寄せて一緒に暮らすことを検討する時
  3. 家の中でいる時間が長くなる時

このような環境の変化というのは長い目で見たら可能性としてはゼロではないと思います。


そして、過去の気温と室温の関係がわかっていたら、効率よく新しい生活をスタートできます。

エアコンの設置を検討するとか、扇風機、サーキュレーター、冷風扇、冷風機、スポットクーラーなどを何台か購入することを検討しなければならなくなるかもしれません。

その場合の予算を組んでおきやすいです。

直射日光を遮るか風通しを良くするかの選択は慎重に

夏の強い日差しが部屋の中に入り込めば、まぶしく、そして直射日光が当たるフローリングは結構温度が上がります。

小さい窓ならばいいのですが、大きな窓が南や西、しまいにはその両方にあったりするお部屋は直射日光が差し込むと、夏ですと息苦しくなるくらい暑かったりします。



私も以前住んでいた一軒家が南と西に窓があり、近所に高い建物が全然なかったので、直射日光が一年を通して、とてもよく差し込みました。

その部屋は、結局夏は暑すぎるので使うことを諦め、洗濯物を乾かすだけの部屋として使っていました。

結局、直射日光が差し込むので冬も洗濯物がよく乾くので、洗濯ルームとして使っていました。



しかし、この直射日光は本当に室温を上げてしまいます。

これをどうするかによって、エアコンなしの真夏の室内の温度をかなり左右するでしょう。

直射日光を入れたくないならば、分厚いカーテンを閉めっぱなしにするとよいのでしょう。


ところがです!そうすると、風通しが極端に悪くなってしまいます

そこをどうするかにかかっている気がします。

日差しが強くても風もいい感じで吹いているなら、その風を室内に取り込んだほうが、きっと涼しくなるでしょう。


さらに、家の中の空気の入れ替えもできます。

きっとさわやかな気分で時間を過ごすことができるでしょう。


だから、風が強い時はなるべく風が入りやすいようにカーテンはレースのカーテンだけにして、レースのカーテンも少し開けておきたいとことです。


しかしながら、その心地よい風はずっと吹いてくれるとも限りません。

その後、快晴になり、強い直射日光がガンガン降り注ぐかもしれません。

その場合、エアコンのないお部屋の室温はぐんぐん上がっていくでしょう。

そう考えると、出かける前にカーテンをどのようにしていけばいいか、かなり迷う日もあります。




2018年夏の私の場合、15歳9か月の老犬になってしまった愛犬ぱぴをたった一匹でお部屋に残して、10時間くらい仕事に出かけている日が多いです。

8時間、仕事をして帰ってきますからね。




室温は出かける前に既に32度以上になっていることもあります。

少しでもそれ以上室温が上がらないように、出かける前にできる工夫をして出かけます。

そして、出勤してからは「室温が上がりませんように」と心の底から願っています。



ただ、札幌を含め、北海道で「暑い」という日はお盆までだと思っています

もちろん、8月いっぱいは残暑という日も数日はあるでしょうけれど、多くありません



私が家にいて、愛犬ぱぴの状態を見てあげられるのなら、室温は下げられなくても、体を冷やしてあげたりできます。



しかし、私はこの夏、外で働いていますので、ぱぴにはかわいそうな思いをさせています。

朝、出かける準備をしながら、ぎりぎりまでぱぴの体を冷やしてあげたり、サーキュレーターの向きを変えたりしています。

そういう必死な私の様子を見て、ぱぴは私がしばらく帰ってこない外出をすることを察し、最近は軽く後を追うようになりました。

そういう様子を見ていると、今年こそ在宅でしっかりと利益を出したかったです。


が、かなり予定外な動きがあり、私は安定してお金を稼ぐことができる外で働くという方法を選びました。

洗濯物を室内干しにして出かける

洗濯物を干して、それに風を当てると、しばらくは涼しいですね。

しかし、カラっとした北海道の夏、洗濯物はあっという間に乾いてしまいます。

ですから、扇風機やサーキュレーターは愛犬ぱぴに風が当たるように工夫したほうがいいですね。



ただし、洗濯物は私は朝8時には出かけますので、朝の洗濯と、洗濯干しは結構きついです。

まず、集合住宅で早朝から洗濯機を回すのはちょっと気が引けます。

時間的にはやいですし、それに朝、忙しくなりすぎます。

ですから、朝、洗濯機は回しません。


その代わりに、次のことをします。

カーテンなどには霧吹きをかけておく

カーテンスプレーs,フロム50
次のこととは、カーテンに霧吹きをかけることです。

厚地のカーテンをほぼ閉めきった状態で出かけますが、そのカーテンに結構たくさん霧吹きをして出かけます

それで、ほんのわずかに室温が下がります。


ただし、すぐに乾きますので、ほんの数分間だけの心地よさですけれど。

私が家にいれば頻繁にできることなのですけれどね。

この夏はぱぴのそばに入れあげられないことが、とても残念です。

来年の夏もぱぴが迎えることができて、そして来年は快適な状態で、一緒に時間を過ごせることを願っている今日この頃です。

そのために頑張らなくては……と強く思っています。

お腹周りの毛はバリカンでツルツルにしてあげる

これは毎年やってあげていることです。

手持ちのバリカンで、お腹の毛はつるつるにしてあげています。

今年はまだバリカンが新しいので、とても使いやすいです。


そして、今日、バリカンでお腹の面を広くバリカンがけしました。

さらに、今日は私が休みですので、時々、お腹をはじめ、体を濡れタオルで冷やしてあげました。

耳の毛もキレイにしてあげる

たれ耳とか半たれ耳のワンチャンの場合、耳の内側の毛をできるだけきれいにしてあげないと、耳が臭くなってしまいます。

たれ耳の犬は耳の病気になりやすいので、夏に限らず、耳はキレイにしてあげたほうがいいですね。



特に、あまり頻繁にトリミングに出さない場合は、あるいは出せない場合は、その分、飼い主さんができることをしてあげましょう。

また、耳をよく引っかくようになったりします。

私はぱぴの耳の内側も軽くバリカンで毛を刈って、そして、この部分も濡れタオルで冷やしてあげます。




しかし、やっぱりぱぴは濡れタオルというのが好きではないのです。

変な犬です……。

ひんやりシートやプレートなどを用意してあげる

私はひんやしりーとをぱぴのために買ったことがあります。

水で濡らすと、冷たい状態が長い時間続くもので、同じタイプの犬用の服もあります。

この水で濡らすタイプのモノですが、まずシートタイプのモノは確かに冷たさが長持ちするのですが、置く場所を水浸しにしてしまうのが難点です。

そして、なんとぱぴが好まないのです。

使ってくれませんでした。



ちなみに、そのシートを私の枕の上に乗せて寝てみたのですが、とても気持ちよかったです。

他に、濡らして着せる服もぱぴに着せてみたのですが、基本的に喜んでくれませんでした。

でも、まだ暑い時間帯に散歩に出かける時には着せました。

今はぱぴが痩せてしまってサイズが合わなくなったことと、ぱぴのお散歩の時間を工夫してあげることはできるので、多分もう新しい物は購入しないと思います。

アイスノンや保冷剤をバンダナで巻いて首の周りに巻いてあげる

ケーキを買った時などについてきた小さな保冷剤が、小さなぱぴの体には使いやすいです。

それをバンダナでくるんで、首の周囲に巻いてあげます。

ぱぴのように小さくて力のない老犬の場合は、あまり大きな保冷剤や重たい保冷剤ですとバランスを崩して、ちゃんと歩けないのです。

ですから、小さい保冷剤が使いやすいです。

ただし、保冷剤を食いちぎったりする可能性のある子には絶対に使わないようにしましょう。


上記の藤井動物病院のツイートにありましたが、エチレングリコール入りの保冷材は使わないようにしてあげてください。

ペットボトルに水を入れて凍らせておく

ペットボトル,フロム50

ペットボトルに水を入れて凍らせておくと、結構使い道があるのです。

まず、冷えた氷がたくさんあれば、それだけで溶けるまでの間はその周囲はかなり涼しくなります。

そこに扇風機やサーキュレーターを向ければ、氷が解けるまでのわずかな間、少しは涼しい思いができます。


またそのペットボトルをタオルで巻いて置いておけば、ワンチャンや猫ちゃんがそれに寄り添って寝てくれるかもしれません。

私も、夏の間だけは500mlくらいのペットボトルを数本、常に冷凍庫に入れて冷やしています。




このペットボトルは人間にも使えますからね。

500mlのペットボトルならば、頭や脇を冷やすのにもちょうどよい大きさです。

タオルに包んで置いておけば、ペットたちがくっついて寝ているかもしれません。

水を入れて冷凍庫に入れておくだけの、とても便利なお助けグッズです。

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まとめ

2018年8月4日現在、札幌を含め、北海道で30度以上になる日はあと何日あるでしょうか。

もう10日はない気がします。

私としては、30度を超える日はあと5日くらいか……と思っています。

といっても、30度近い日はまだ10日以上あると思います。




で、2018年の夏、私は出稼ぎに出ており、仕事は変われど、12月の末まで外で働くことが決まっています。

ただし、冬は暖房がありますので安心です。


しかし、本音中の本音として、少しずつ悪化していく慢性腎不全を抱えながら生きている15歳9か月のぱぴを家に残して働きに行かなければならないことがふびんであり、とても悔しく思っています。


50歳を超えた私にとって、ぱぴと過ごす時間こそが最高に幸せで、暖かく、そして意味のある時間です。


ぱぴには2018年を元気に越してもらいたい。

2019年を迎えてもらいたい。


そして、そのころまでには私はまた在宅ワーカーに戻り、ぱぴの残り時間を一緒に過ごしたいです。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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