自分の家の犬や猫が慢性腎不全だと診断されたということは、その日から最期までずっと治療が続くということ。
慢性腎不全という病気は、犬の場合ですと、腎臓が既に1/4くらいしか使えなくなっていて、はじめて目に見える症状が出てくる病気。
ぱぴの場合もそうでした。
既に1/4ちょっとくらいしか使える腎臓の部分が残っていないとのことでした。
そして、その状態でステージ2でした。
ちなみにステージ4が最も進んだ状態で、この状態になってしまうと、もうそんなに長く生きられないのかもしれません。
で、前回、前々回治療に行った時には、まだステージ2を維持できているのではないかということ。
ぱぴは比較的、腎不全用のドッグフードを食べてくれる子です。
これが元気でいてくれている原因になっていると思います。
ネットで色々検索してみたのですが、この腎臓病用のフードをしっかりと食べてくれる子は、やっぱり長生きしている子がやっぱり多いみたいです。
しかし、問題があるのです。
獣医さんおススメの腎臓病用のフードはこればベスト3か?
ぱぴの慢性腎不全用のドッグフードが届きました。
結局、一番最初に食べさせたこのフードが一番好きみたいです。
でも、今腎不全用フードを3種類用意してローテーションであげています。
ちなみに、今回は配達先を近所のローソンにしました。
宛名がニックネームで届くのですね!
驚きました pic.twitter.com/KmP1HpxLZv— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年8月8日
獣医さんがおススメのドッグフードは何種類かあると思います。
スマートフォンからこのページにアクセスしてくださってAMPページをご覧の方の場合、このTwitterに貼ってある写真をご覧になれないと思いますので、写真を貼りますね。
ロイヤルカナン腎臓サポートセレクションです。
その他にも、獣医さんおススメではないけれども、犬の腎不全フードは結構あります。
どうしても、獣医さんおススメのフードでは食べてくれなくて、自分で手作りをすることが難しいという場合は、そういうドッグフードも利用してよいと思います。
ただし、成分的にちゃんとしたものなのかは、自分でしっかりと調べる必要があります。
中には腎不全用のフードとしては適さないと思われるようなフードも腎不全用として紹介されていたりすることもあるようです。
そのようなブログ記事をどこかでみたことはあります。
ですから、獣医さんおススメではない、つまり、どこの動物病院でも取り扱っていないような腎不全用のフードというのは要注意です。
そのようなことを考えますと、食べてくれるのであれば、やはり獣医さんおススメのフードを食べさせたいというか、それを食べさせたほうが飼い主としても安心できるという部分はあるでしょう。
ぱぴの腎不全用ドッグフードです。
どれも喜んで食べません。
まずそうに食べます…… pic.twitter.com/RDPImgS9nN— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年8月8日
ぱぴの場合は、なんとか食べてくれる時が多いので、なるべく食べさせるようにします。
でも、そのままでは必要最低限程度にしか食べないので、色々工夫はしていますけれどね。
ちなみにぱぴの食べているフードはどれも獣医さんがおススメしてくれているもので、以下の3種類です。
- ロイヤルカナン腎臓サポートセレクション
- ヒルズPRESCRIPTION DIET 腎臓ケア k/d
- NOSAN Dr.’s Care 犬用キドニーケア
ロイヤルカナンの腎臓サポートにはセレクション書いてあるのと書いていないのがあります。
書いてあるもののほうが嗜好性が高く作られていると獣医さんが言っていました。
ちなみに、ぱぴはどちらも試供品の小さなサイズの物は食べました。
ドッグフードは超まずそうに食べますが、
ちょっとお肉をあげたり、ケーキをあげたりすると
1週間くらいご飯を食べさせなかったわんこのような食べ方をします。
慢性腎不全用のフードは超まずくて食べないワンコも多いと獣医さんも言っていた。
切ないねえ……— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年8月8日
そう、ちょっとお肉を混ぜてあげたり、お肉を茹でた汁をかけてあげたりしたら、かなり食いつきがよくなります。
でも、人間のものでも食べさせないと、
ぱぴの体重がどんどん減るんだよね。
スゴイ食べるんだけど。
この前の測定で2.85kgしかなかったです。
触ると骨の上に毛が生えているという感じ……— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年8月8日
もともと太っている子であれば少し気が楽なのですが、ぱぴはもともと太っていませんから。
そして、ぱぴの今の2.85kgというのは限界の体重のようです。
これ以上痩せると、ちょっと危ないかもしれないという体重になってしまいます。
ぱぴがこの病気になったばかりの時には3.2kgありました。
その日からドッグフードをなるべくたくさん食べてくれるようにいろいろ工夫したりしてきました。
ケーキとか、カステラとか、バウムクーヘンとか、シュークリームとか高カロリーのものは結構よく食べさせてきました。
というか、毎日のように食べさせてきましたし、今も食べさせています。
それなのに、毎回、検査に行くたびに、コンスタントに痩せてしまっています。
ぱぴはゴミ荒らしを頻繁にするようになった
慢性腎不全用のフードで、たんぱく質を限界まで制限していて、そしてリンも制限しているから、とにかくおいしくはないらしいです。
私もネットで検索しましたが、獣医さんおススメのドッグフードは全然食べてくれないというワンコちゃんも結構見かけました。
ただし、逆にすごく喜んで食べる子もいるようですけれど。
腎不全用のフードはたんぱく質とリンは制限していますが、その代わり油を多めに配合して、犬が喜ぶようにしていると獣医さんが言っていました。
それはよくわかります。
だって、腎不全用のドライフードは、触れば手にたっぷりと脂が付いてしまうものもあります。
そして、その、触れが手にたっぷりと脂が付いてしまうドッグフードが、ぱぴが今までで一番リピートしている、ロイヤルカナンの腎臓サポートセレクションです。
結局、これが一番好きみたいです。
好きだけど、他の物も食べたいとか思ったりするのでしょうね。
時々、ゴミ荒らしをしています。
私が寝ている時などに、がさがさがさがさとゴミ荒らしをするようになりました。
以前はそんなこと、したことなかったんですけれどね。
以前は犬用のおやつもあげていたので、当然と言えば当然ですけれどね。
なるべく腎臓病フードを食べさせる工夫をしている
ぱぴはステージ2を1年くらい維持しているとはいえ、少しだけ悪化している数値でした。
獣医さんは食べ物の影響を受けていると思うけれど……とも言ってはくれました。
しかし、食べ物はいつもそんなに大きく変えていないので、やはりちょっとだけ悪化しているのかな……なんて思ったりしています。
だから、やっぱりなるべく腎不全用のフードを食べさせたいと思っています。
私がちょっとだけ工夫して、それで食べてくれるのであれば、それを続けていきたいと思ったりしています。
私自身は、以前は強制給餌とか嫌だな……と思っていましたんです。
でも、私がちょっと工夫をしてあげただけで、まだ口を開けて食べてくれるのであれば、口に入れてあげたいと思うようになりました。
だって、死期が近い場合、動物は食べなくなりますから。
私は先住犬クリームが「もういらないよ。もう食べられない」という目で私を一瞬見て、顔をそむけた瞬間を忘れることができません。
そう、本当に死期が近い場合、食べなくなるのが一般的。
だから、食べられるうちは口に入れてあげたい、と私は思い始めたのです。
私はそういうふうに、ぱぴのこと、最期まで面倒みたいのです。
ミルサーでドッグフードを砕いてみた
ミルサーではコーヒー豆もひけます。
私はフレッシュフルーツジュースをひとり分だけ作るのに、よくこのミルサーを使います。
小さいので邪魔にならないので、ひとり暮らしには最適です。
このミルサー、ぱぴに役立ててあげられる時がくるかも……と思っていたのですが、とうとうきました。
これでドッグフードを粉砕してしまいます。
結構大きな音がするから、集合住宅だと深夜にミルサーを使って、ドッグフードを粉砕するのはなしかもね!
ちょっと多めに粉砕しておいたらいいね。ぱぴって夜行性だから、夜、ご飯食べたがるからね~
細かいパウダー状になります。
このパウダー状にすると、色々な食べさせ方をさせてあげられそうです。
そして、量ももう少しだけ食べてくれるのではないかと思います。
色々な物のゆで汁でペースト状にしてみた
そして、鶏モモ肉を少しだけレンチンして茹でて、そのゆで汁をパウダー状のフードにかけて、鶏モモ肉も小さく切って入れてあげ、よく混ぜました。
よく混ぜないと、お肉だけ選んで食べてしまいますからね。
小さいわんこはとっても器用に、自分の好きな物を選んで食べますからね。
大きい犬ですと、口が大きいのでそんな器用なことはなかなかできないようですけれど。
ちなみに、最近はこのペースト状のフードを食べさせることが多いです。
そんなに作るのは面倒ではないですからね。
ただ、お肉を切らしていればあげられませんが、お肉ではなく、魚の時もあります。
今後は獣医さんおススメの腎不全用フード以外の腎不全用フードも混ぜたりするかもしれません。
歯のない老犬や、歯がぐらぐらしているような老犬にはとても食べやすいでしょうし、これならば、シリンジに入れれば強制給餌もできますからね。
ただし、その場合は、小さく切った鶏肉もミルサーで砕いてしまったほうがよいでしょうね。
そのほうが、少ない肉がまんべんなくドッグフードに混じってくれますからね。
もしも、腎不全の犬や猫を抱えていて、療法食のフードを食べなくて困っている飼い主さんがいたら、何らかのヒントになればウレシイです。
盆踊りを見てぱぴの病気の行く末を考えていた一年前の悲しい気分を思い出し……
2018年ももうお盆です。
今日はお天気が良かったら
近所の小学校のグランドのやぐらの周囲を
子供たちが盆踊りできたはずなのに……。
札幌の天気、今は降っていないけれど、降ったりやんだりなんだよね— ちーむ睦美@夏休み中 (@team_mutsumi) 2018年8月14日
去年もぱぴをつれてそのやぐらを見て楽しんでいたのだけど、
「来年もこうやってぱぴと一緒にこのやぐらを見ることができるかな……」って思っていたよ。
「来年一緒に見れたら奇跡かな?」って思っていたよ。
そのやぐらだけは今朝見たよ— ちーむ睦美@夏休み中 (@team_mutsumi) 2018年8月14日
そう、「来年は一緒にこうやって見られるかな。もう最後かもしれない」と思ったことを思い出しました。
あ、盆踊りの音が聞こえる!
ぱぴたん、行ってこよう!— ちーむ睦美@夏休み中 (@team_mutsumi) 2018年8月14日
雨が降っているように見えるけれど、盆踊りの音が聞こえてくるのが不思議なので行ってみたのです。
雨の中、傘をさしながら盆踊りをしていたよ。
せっかくやぐらを組んだのに使えないのは残念だから、
少し雨は降っていたけれど、雨天決行してんだね— ちーむ睦美@夏休み中 (@team_mutsumi) 2018年8月14日
そうなんです。
雨の中、傘をさしながら盆踊りをしているなんていう光景は、生まれてはじめて見ました。
残念でしたね……。
でも、小ぶりな時間帯があってよかったですね。
子供にとっては楽しみにしていた行事でしょうしね。
特に景品が!ですよね。
私もせっかくの仕事が休みの日。
なのに、かなり重症な風邪に見舞われ、それでも盆踊りを観に行ってきたりしてきました。
その理由は一年前に「もうこうやって、慢性腎不全になってしまったぱぴと一緒に盆踊りとか花火とかを見に出かけることはないのかも……」と思っていただけに、どうしても行きたかったのです。
来年はどうかなあ……。
ぱぴ、来年も一緒に見ようよ、盆踊り。
ただし、ここには住んでいないかもしれませんけれどね。
私に、最低1年という時間をちょうだい!
最後までお読みいただきどうもありがとうございます。