寒くなってくると注意したいのが風邪。油断をしていると、体を乗っ取られてしまいます。敵は想像以上にしぶとくて侮れません!
風邪が酷くならないようにするには、少しでもはやく体調の異変に気付き、治してしまうことが大切です。
初期症状がはっきりと出る前に体調の異変に気がつけば、ごくごく軽いうちに治せます。治せますというよりも、発症を防ぐことができます。
なお、風邪ではなくインフルエンザの場合は、ウイルスに体内に入られてしまったら、あとは治るのを待つしかないようです。
インフルエンザが流行っている時、かなり急激に高熱が出たり、関節が痛くなったり、目立って体調が悪くなる場合はインフルエンザの可能性があるので病院に行きましょう。
時が経てば治りますが、体力のない人の場合は重症化してしまうかもしれないので、病院に行った方がよいでしょう。薬を処方してもらったほうが、きっと楽でしょう。
では、風邪の場合の初期症状が出る前の異変からお話しします。私の場合、いつもこの段階で気が付くので、風邪をひかないまま20年以上過ごしてこられたのだと思います。
そう、私、風邪という風邪は20年以上ひいていないです。そんな私が、風邪をなるべくひかないコツをまとめました。
風邪のごくごく軽い初期症状かもしれない状態
私の場合ですが、普段に比べると、このような症状が出ます。
- 冷たい物に触りたくない
- 冷たい物を飲みたくない
- 喉が渇く
- 気分が乗らない
- 何となくいつもより体の反応が鈍い気がする
- いつもよりは少し食欲が落ちている気がする
- いつもより眠い
- いつもよりイライラする
- いつもより音に敏感
- いつもより感受性が強い
・・・冷たい洗濯物に触るのもおっくうになったりする
・・・喉が乾くのに、冷たい水を飲みたくない
・・・水が飲みたくないからよけいに喉が渇く
・・・何をやるにも気分が乗らない
・・・動きたくないし、体が重い感じがして動きが鈍い
・・・食欲が落ちている気もするけれど、食べられる
・・・ウイルスと体が戦闘中なので、よけいな体力は使わないように体がそうしているのかも
・・・体調がイマイチなので普段より許容範囲が狭いかも
・・・テレビの音とかがうるさく感じたりするかも
・・・いろいろなことに感じやすくなる
洗濯物に触るのが、ものすごく嫌になるというのが、私の場合は定番だったりします。
っていうかさー、あんたって神経質なおばはん?
デリケートな女性と言ってくれたまえ♪
なるべく心身共にゆっくりと休むようにする
体調に異変を感じたら、なるべくエネルギーを消費しないようにしたいです。
体を締め付けない、脱いだり着たり服を着る
体によけいな負担をかけないようにするために、あまり窮屈な服装はしないほうが楽です。
特に、しなくてはならに事があってゆっくりと休むことができない場合も多いでしょう。こんなちょっとしたことでは仕事を休もうとも思わないでしょう。
そういう時はなるべく楽な服装をするように心がけると、自分がラクに過ごせます。
ちょっと休める時間ができたら、ラクな服装であれば、わずかな時間でも体を休めてあげられます。こんなちょっとしたことなのですが、体力を落とさないようにするには有効だと感じています。
急がないことは無理して今全部やろうとしない
几帳面な人だと、自分がノルマをこなさないと気が気でなかったりするかもしれません。
しかし、体調が悪くならないようにするには、体力を温存することがとても大切です。
症状がごくごく軽いうちに治せば、はやく復帰できるのに、無理をしたばかりに症状が重くなっていき、本格的な風邪ひきさんになってしまえば、自分が辛い思いをします。
さらに、やらなければならないことがたまり、気が気でなくなってしまうことだって、無きにしも非ず、になってしまいます。それでは辛すぎですね。
風邪を甘くみてはいけません。万病のもとともいわれる恐ろしい病気だということを忘れていはいけませんよ。
自分の体力を過信してはいけません。特別に鍛えたりしていない限り、別に、特に強い体質でもないかもしれません。
ただ、気を張っているから、病気をしないだけなのかもしれません。
明日でもいいことは明日にしましょう。あさってでもいいことはあさってにしましょう。
とにかく、急がないことは無理して全部やろうとしないのが得策です!
明日でもいいことは今日やるなってことだろ~が、はやく言えば。ひっぱるなよ、ここまで!
私はとてもていねいで親切な女なのでございますの。あなたと一緒にしてもらってはとっても困るのでございます。おほほほほほ
下心見え見えとか言われそうwww
いやなことはできるだけ考えないようにする
何かいやなこと、頭を悩ますことがあるかもしれませんが、体調が悪い時にはそれは考えないようにしましょう。
そんなこと言われても、体調が悪いからと体を休めてしまうと、かえって時間ができてイヤなことを考えてしまうという人は、おもしろいテレビやビデオを見たりしましょう。
音楽が好きな人は好きな音楽を聴いたりしましょう。
アロマテラピーの精油の香りでリラックスするのもよし、フットバスで足から体を温めるのもよし、眠れるなら眠るのもよし、です。
いやなことを考えると、神経が消耗してしまうんですよね……。神経がすごく疲れてしまいます。それでエネルギーを消費してしまって、体力を落としてしまう可能性があります。
そうなると、風邪に負けてしまう条件ができてしまいます。風邪に負けたくなければ、いやなことはちょっと放置しましょう。
カロリーではなく、栄養のあるものを食べる
何となく風邪気味かもしれない、体調がいつもよりも悪い気がすると感じたらすぐに食べ物にも気をつけましょう。
風邪のウイルスに負けないようにと、脂ののったステーキばかりを食べるとか、野菜を食べたほうがいいからと、天ぷらばかりを食べるなどという食べ方は、若い時でしたら問題ないでしょう。
しかし、カロリーはあっても栄養のバランスが取れていないような食事は体にはやさしくありません。
カロリーのある物をドカンと食べて、風邪のウイルスなんて吹き飛ばしてやろうという考え方はステキなのですが、敵は思っているよりも強いかもしれませんので、用心しておかなければいけません。
ビタミンCの多い物を食べるようにする
風邪のひき始めにはビタミンCを多く摂るようにしたらいいと聞きますね。好きなフルーツや、温野菜などを多めに食べるようにしたらよいでしょう。
ただし、少し寒気がして冷たいフルーツが食べたくないという場合もあります。フルーツは食べる前に冷蔵庫から出しておくとよいでしょう。
消化の良い物を食べるようにする
胃腸の弱い人は、体調の悪い時には消化に時間のかかる物を食べると、胃腸の調子を崩してしまいやすいです。
胃がもたれたり、便の調子が悪くなったりして、大変な思いをすることになるかもしれません。
特に、胃腸が弱くなくても、なるべく消化の良い物を食べるようにしたほうがよいと思いますよ。
雑穀よりは普通の白いご飯、油の多い牛や豚よりは良質たんぱく質をたっぷり摂取できる鶏の胸肉、食物繊維が固く多い生野菜よりは繊維まで柔らかくなっている温野菜など、工夫できる範囲で工夫したらよいでしょう。
内臓にも優しくしてあげたいですからね。特にシニアになってくると、やはり内臓もシニアになっていますから、無理はさせないようにしましょう。
風邪のウイルスに負けないようにするには、よけいにエネルギーを消費してしまうようなことはしないほうがよいですよ!
カロリーの制限をしない
体内ではウイルスに侵入されないように一生懸命に戦っているかもしれません。栄養が不足すると体力が落ちてしまい、ウイルスとの戦闘に負けてしまいやすくなります。
スリムな体をキープしたいのはわかりますが、風邪に負けたくないのでならば、この時はしっかりと食べるようにしたほうがよいです。
カロリーの低い物をたくさん食べるよりも、カロリーが高めの物を量を控えめに食べるほうが、風邪のウイルスと戦闘中の体には優しいように思います。
この時くらいは、大好きなお菓子なんかも食べちゃいませんか?風邪のウイルスと必死に戦っている体のために食べてあげる、という言い訳もOKです。私が認めちゃいます♪♪♪
一緒にいる風邪のウイルス持ちにご用心
自分はあまり風邪のウイルスと接触することがなくても、家族などは毎日風邪のウイルスだらけの所に出かけている人が多いでしょう。
そういう場合、その家族が鼻を噛んだティッシュは別に袋に入れて、自分で処分するようにしてもらうとよいと思います。そのティッシュは危険です!
絶対に、空気中にそのティッシュが出ているようなことにはならないようにしてもらいましょう。
私は元夫が風邪をひいている時、鼻かみ袋(笑)を常備させていましたよ。
「私が風邪をひいてダウンしたら、おいしいご飯がたべられなくなるよ~!それがいやだったら、保菌者は菌の管理をばっちりしてね」と言っておきました。
それはいいんじゃね?当然だよね。保菌者だもんwww
漢方薬などはやめに飲んでおく
薬を絶対に飲まないと意地を張っている人がいるかもしれませんが、総合感冒薬などは初期のうちに飲まないと効果は感じなかったりします。
逆にいいますと、総合感冒薬は初期のうちに飲むと効果が感じられたりしますね。
でも、なるべく薬を飲みたくない、飲まないで治したいという人もいますね。そういう考え方で飲まないというのも選択肢です。否定はしません。
私は体を温める効果のある漢方薬を飲みます。体がぽかぽかして、冬ならば、とても心地よいのです。
ごくごく初期のうちに総合感冒薬を1回飲んで、しっかりと睡眠をとれば、もう次の日には全く症状がなくなっている場合もあります。
まとめ
風邪をもう20年以上ひいた記憶がない私が、今まで気をつけてきたことをまとめてみました。
ただし、私ももう年齢的にも体力が落ちてきているでしょう。油断は禁物だと思っています。
では、風邪に負けないように過ごしていきましょう。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。