この記事を最初に書いてからほぼ丸4年経ちます。
今日の夕方、買い物に行ってきましたが、べこ餅ありました。
というか、べこ餅は年から年中売られています。
ただ、やはり端午の節句直前になると、売られている量が多いですね。
更に、色違いのべこ餅とか、柏餅などとのセットになっているモノもたくさん並んでいました。
そして、この記事はJapaaanさんに寄稿した後に書いた記事でした。
端午の節句には絶対「べこ餅」ですよね!しっかり食べましたか? http://t.co/4NQScYRy1z …. 書きました。美味しかったです。べこ餅も柏餅も♪
— 沼佐 睦美 (@Mutsumi_Numasa) 2014, 5月 7
でも、札幌生まれ札幌育ちの私、正直に言わせてもらいますね。
ある程度おとなになるまでべこ餅を知らなかった
実は…何故か、男子が全然生まれなかった家の家系では、端午の節句はしない行事でした。
桃の節句は盛大にやりましたが、端午の節句は話題にも上りませんでした。
ですから、私、べこ餅は子供の頃は食べませんでした。
というよりも、あまり見た記憶もないです。
多分、母がべこ餅が好きではないのだと思います。
はっきり聞いたわけではないですが、母は上新粉を使った和菓子は食べるのですが、あんこが入っていない物は食べない気がします。
実家では今でも母が一番食べ物の好き嫌いが激しく、母の嫌いな食べ物は、私たちが子供のころには食べることがなかったのです。
多分、そのせいでしょう。
祖父母が時々食べていたかな…と記憶にはありますが、実家ではべこ餅があるのは見たことがなかった気がします。
私自身、子供のころ和菓子はキライで食べられなかった
実は私は子供のころはほとんどの和菓子が嫌いでした。
特にあんこが大キライで、口に入れるのもいやでした。
ですから、私が子供の頃、目の中に饅頭があろうが、羊かんがあろうが、どら焼きがあろうが、全く興味がありませんでした。
といっても、標準のべこ餅にはあんこは入っていないのですけれどね。
最近ではあんこが入っているべこ餅は見たことがあります。
でも、入っていないの大半です。
あんこも入っていない、とても素朴な和菓子なのです。
ベこ餅そのものはほんのり甘いです。
それでも、私も成人前くらいには和菓子を食べるようになりました。
最近では、洋菓子よりは好きではないですが、自分で和菓子を買って食べることもあります。
季節感を感じるのが好きですからね。
100回に1回くらいは洋菓子よりも和菓子を選ぶこともあります。
子供のころはあんこが大嫌いだったことを考えると、大きな進歩です。
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むつみはんが子供の頃、あんこが苦手だったお話しはここにもありますよん♪www
かなり素朴な味
このべこ餅は大抵2色でできていて、白い部分は上新粉に上白糖、黒い部分は上新粉に黒糖が入っているようです。
この材料だけ聞くとかなり甘そうに感じると思いますが、実際にはそんなに甘くはありません。
かなり素朴な味です。
そして、日持ちします。
ただ、厚さが1cmくらいなものですので、わりと食べられちゃいます。
子供のころから知っている福屋餅菓子舗さんに足を運んで買った
札幌ではべこ餅は年から年中、そこら辺のスーパーで買えます。
しかし、この写真のべこ餅は近所では有名な餅屋さんから買ってきたものです。
この餅菓子屋さんは福屋餅菓子舗さんというのですが、私が子供だった頃から、母と饅頭やら団子やらを買いに寄っていました。
よく、くし団子を買った記憶があります。
醤油味、つまりみたらし団子ですね。
みたらしがない時にはあんこを買っていました。
あんこは私は大嫌いでしたから食べませんでした。
子供の頃の私を覚えている人はいるのでしょうか?もう、いないでしょうね。
そのお店は長く繁盛しています。今でも、いつもお客さんが入っています。
で、このべこ餅を買った時も私はひとり暮らしでしたし、そんなに和菓子をたくさんたべるほどには好きではないので、とりあえず2つ購入しました。
その他に、このかわいいクッキーも値段がついて置いてあったので、かわいいなと思ってちょっとよけてみていたら、「あ、これもね」という感じで、あっという間に袋に入ってしまいました。
「えっ?」と思ってしまいました。
別に購入してよかったんですけれど、私が買ってしまっていいのかな……と思いまして。
子供がいるママでもないだだのおばちゃんなのに、こんなかわいいクッキーを買ってしまっていいのかな?と思ったのですよ。
たくさんあるわけでなく、残りあと2枚とか3枚でしたからね。
でも、なんだかすごくさっさと袋の中に入れられてしまったので、そのままお会計しました。
この同じ餅菓子屋さんに子供のころからよく行っていたのですが、多分、そのころからこのべこ餅というものはあったはずなのですけれどね。
福屋餅菓子舗さん、小さなお店なのですが、その時も混んでいました。
で、他のお客さまはべこ餅以外の餅菓子もたくさん買っていました。
私もまた行ってみましょう。
最近は柏餅とべこ餅のセットとかも売られている
オリジナルの記事を書き直している今日は2018年5月4日です。
ですから、今日はスーパーにたくさんのべこ餅がならんでいました。
そして、べこ餅と何かがセットになってパック詰めされているモノも多かったです。
べこ餅だけですと、とても地味ですからね。
色も地味だしねw
葉っぱの形はかわいいけれどね♪
葉っぱの形でないのもあるけれどねwww
それそれ!www
それにべこ餅は本当に年から年中あるので、どうしてもこの日に食べなくてはいけないということもないのです。
桜餅ですと、いつもあるわけではないので、ある時には1個は食べておきたいと思うのですけれどね。
この桜餅こそ、子供の頃は葉の匂いが強烈に嫌いだったのと、あんこも嫌いだったのと、さらに、道明寺粉の餅が嫌いだったので、本当に嫌いな食べ物でした。
それが不思議ですけれど、今はほとんどの和菓子をいただきます。
自分でお金を出して買う頻度は100回に1回か、ひょっとしたら2回あるかもしれませんが、そういう時は本当に食べたいと思って買います。
あんなに子供の頃大嫌いだったあんこが、いつのまにか嫌いではなくなっていました。
ただし、大好きでもないですけれど。
たまに、美味しい緑茶といただきたいと思う時はあります。
季節を感じながらのあとがき
今年もGW中のこどもの日が来て、GWが開けたら母の日が来て、というふうに普通に時間が過ぎています。
そして、普通に過ぎていってくれることに感謝します。
桜が咲いている時期に端午の節句がある北海道ではイメージは桜餅なのですが、べこ餅食べるようです。
私はべこ餅と小さな柏餅を食べたいです。
いつまでこのように地味だけれど、平和な時間が続くだろうか……などと思いながらも、今日に感謝して。
来年はどこでどのような端午の節句を過ごしているかな……とも思ったりします。
楽しみですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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