なぜそんなに繋がろうとするのか(前編) http://t.co/9mD9DWccTe @UsabilityJpさんから …確かに誰が見ているかわからない情報には無難さが必要なんですよね。 そして無難さ=おもしろくない という感じ
— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2015, 6月 22
こちらの記事、とても興味深かったです。2つ、印象に強く残ったポイントがありました。1つはタイトル通り「なぜそんなに繋がろうとするのか」ということです。それと、「誰が見ているかわからない情報には無難さんが必要」ということです。
ちなみに、私自身はSNS暦はTwitterを5年半前に始めました。Facebookもそれより若干後にはじめました。mixiもググタスもLinkedInもアカウントはあります。けれど、今はTwitterメインです。他はほとんど使っていません。
更に、私自身はwebライターをやっていたりします。ちょっと裏の世界も知っているかなあ…、という感じです。はじめてから5年半を経た現在、私にはSNSはツールとして、必要なものです。
しかし、SNSがずっと楽しくて仕方がなかったとは感じておりません。私の場合、5段階に変化しました。その5段階とは…
■第一段階目:コミニュケーションツールとして楽しいと思った
Twitterをはじめたばかりのころ、純粋に@返信をもらえると嬉しかったです。単純なリツイートも嬉しかったけれど、多段リツイートしてもらえたりすると、とっても嬉しかったです。
■第二段階目:仲の良い人はやめていく人が多い
不思議に、私がTwitterで親しくなる人は投稿が少ないとか、不定期なパターンが多いです。毎日、決まって投稿するようなタイプの人はいません。というか、一時はすごくはまっていたようなのに、情熱が去ったのだと感じるような人が多い(多かった)です。
そういう人の投稿をよくよく読んでみると、Twitterで面白いことばかり投稿しているように感じるのです。けれど、「あれ?何か違う」と感じる投稿がごくたまにあることに気がついていたりしました。表に出さない、かなり違う面があったのでしょうね。
そして、前兆を感じさせたり、あるいは感じさせなかったりしながら、やめていった人が既に数人います。また、アカウントはあるけれど、何ヶ月も投稿していない人もいます。
■第三段階目:Twitterの中心年齢層からかなり遠くなってきた
私の場合、Twitterをはじめた時でぎりぎりアラフォーでした。それから5年半くらい経ちました。年を取り、Twitterの中心年齢の38歳くらい?からはかなり外れてきました。で、しっくり感を感じない時が増えてきたというのがあります。
私が本当に話したいと思っていること、興味のあることはTLには全く流れてこないと感じるようになりました。検索して探せばいるのかもしれません。そして、そういう人をフォローすると、また違った世界も楽しめたのかもしれません。
が、段々、私自身のプライベートの変化で忙しくなりました。それで、何となく気がつくと、私自身、Twitterを含めSNSとは距離ができはじめました。離れようと思ったのではないのです。何となく自然と距離ができました。
[adsense]■第四段階目:そろそろ卒業しようかと思ったり
2年前くらいに、Twitterは卒業しようかと思うようになりました。あいまいな「ゆるい繋がり」を面倒に感じはじめました。また、私自身の立場がかなり変わりました。それまでのステージが自分に合わなくなりました。そのステージに上がれなくなりました。
それで、そろそろ卒業を考えたころ、webライターとして仕事をする機会が増えはじめました。
■第五段階目:営業用ツールとしては便利だとは実感しはじめた
私はwebライターをやりはじめてから、それまで使っていたアカウントの他に、このブログに貼り付けてある営業用の本名アカウントを作りました。検索してでも自分の興味のあること、ネタにしたいことを探し、どんどんツイートしたり、リツイートしたりしています。
すると、フォローしてくれたり、お気に入りに入れてくれたり、リツイートしてくれたり、新聞に載せてくれたりする方もポツポツいるのです。嬉しいですよね。自分を少しでも多くの不特定多数に発見してもらうにはTwitterはいいと実感し始めました。
けれど、不思議なのですが、私の場合、営業アカウントよりもフォロワー数が多いプライベートアカウントは不気味なくらい無反応です。おもしろいものですね。
人間って、反応してくれる人に好感持ちやすいですよね。(笑)受け入れられている気がします。(笑)
ということで、現在、私は第5段階目を体感しています。そして、第5段階目の中で、「誰が見ているかわからない情報には無難さが必要」だと、感じています。
いつも更新しながら、「これ、書いて大丈夫かな?」とか、「あの人、機嫌悪くしないかな?」とか、「最近できた義理の弟は妹とにたにた笑って読んでそうだ」とか思ったりしています。(笑)←この(笑)が大切なのですよね、文字で伝える場合。(笑)
しかし、書いてはいけないことを書いて公開して後悔しないように、1晩おいてから公開する時もあります。そうすると、無難でつまらない記事になります。が、誰かにいやな思いをさせるよりはましですから。
この「誰が見ているかわからない情報には無難さが必要」ということに関してはまた次の記事に書きたいと思います。2,300文字を越える長い文章を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。ではまた。