今日は愛犬ぱぴの慢性腎不全の標準治療である皮下点滴を受けさせに行ってきました。
前の治療の時に皮下点滴の料金分以上を獣医さんの所に預けてあったので、ぱぴとお散歩がてら獣医さんの所に行きました。
ぱぴを病院に連れて行って、
慢性腎不全の治療としては標準の皮下点滴を受けさせてきた。
ぱぴをお風呂に入れてなくて、
ちょっとくちゃかったと思うのです。
ごめんね~www— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年10月22日
あり余るほどお金があるのなら数万円まとめて預かってもらいたいところです。
で、私が暇な時に、今日のようにふらっとお散歩がてら皮下点滴に連れて行けると、私には都合がいいです。
そして、ぱぴの治療に通いながら、同じ病気を抱えているワンチャンの情報を自分でネット検索をして目に付いたものから、時間の許す限り読んだりすることもあります。
で、読みながら、あるいは動画を見ながら、治ることのない慢性腎不全を患ってから1年半がんばっているぱぴの飼い主としての私の本音を語りたいと思います。
つまり、この記事は慢性腎不全を患っているわんちゃんのご家族や、他の病気であっても、治る見込みがないわんちゃんのご家族向けの記事です。
その強制給餌はペットも喜んでいるのがわかる場合
今は動画をアップしている人が本当にたくさんいます。
そんな私だって、「ぱぴちゃんねる」を作っていますからね。
ごくごく普通の人がネットで色々な発言が出来るようになりましたので、コミュ障の人でも、他の人からの情報を簡単に得られる時代になりました。
で、ペットの強制給餌の仕方を動画や画像でアップしている人も結構います。
私自身も愛犬ぱぴに「ネフガード」というサプリメントをシリンジで飲ませている動画をアップしています。
でも、こういう情報は10年前くらいにはまだほとんど見かけません出した。
10年前と言いますと、まだまだスマホは一般の人の間には普及していませんでしたから、当然と言えば当然です。
愛犬クリームを旅立たせた時、強制給餌の方法の情報などはほとんど見かけなかったと思います。
で、今はたくさんある強制給餌の動画を見ていると、この強制給餌は強制ではなくて、犬が口に食べ物を入れてもらうのを待っているのが明らかにわかる映像もあります。
ただ、様々な事情で自分でご飯が食べられないだけで、食欲はすごくあって、誰が見ても強制給餌を待っているのがわかる子もいます。
そして、そういう子の口にシリンジとかスポイトとかスポーンで食事を入れてあげるのは、私は大賛成です。
この段階ならば、私もできる限り口に食べ物を運んであげたいと思います。
手間も時間も、そしてお金もかかりますが、出来る範囲で最大限のことをしてあげたいと思います。
そして、それでいいのではないかと思います。
人によってできる範囲は違います。
それは仕方のないことです。
そして、愛犬はそれはわかってくれるのではないかと思います。
だって、犬は比べられませんもんね。
犬自分の飼い主が自分にいくらまでならお金をかけられるか、そしてその金額は他の同病を患っているわんちゃんに比べて多いか少ないか、なんていうことはわかりませんから。
強制給餌を愛犬は喜んでいなそうな場合
動画を見ていて、ちょっと複雑な気分になったりもしました。
そういう気分になってしまう動画もありました。
それは、飼い主さんも気が付いていたとは思うのですが、もう、末期が近いだろうと予測できるような犬の状態でした。
気はついていたけれど、愛犬が少しでも飲み込む力があるのならば、流動食をシリンジでゆっくりと流し込んであげたいと思う気持ちは想像ができます。
ちょっとでも飲み込んでくれたら、ひょっとしたら元気になるかもしれないと思ったりもするのでしょう。
しかし、その犬の状態を動画で見ている私には、どう見てもこの子はまさに枯れようとしているのではないかとしか思えませんでした。
自分の子ではないから冷静に見られるということも、もちろんあるでしょう。
だって、その子の目はもう何かをしっかりと見ようとしている目ではなく、意識が混とんとしている子の目でしたから……。
目はもう何も追っていませんでした。
だけど、ゆっくりと呼吸はしているようで、シリンジで水を与えた時も、少しだけ喉のあたりを動かしていたように見えました。
だから、まだ、もう少しがんばれるのかもしれないとも思えました。
が、その動画のコメント欄を見たら、その動画の後に旅立ってしまったということでした。
お疲れ様でした。
こういう場合は、飼い主の判断に委ねられますね。
獣医さんに聞けば何らかのアドバイスはあるかもしれませんが、こういう最期の段階になると、最終的に決めるのは飼い主さんになりますね。
その時があまり辛い状況にならないことを願うばかりです。
中には最期までしっかりと食べて、で、旅立つ前に全部吐いて旅立つという子もいるらしいですけれどね。
強制給餌を嫌がる場合
強制給餌を嫌がるのなら、無理やり口から何かを含ませるのはそのままの状態では無理だと思ってよいのではないでしょうか。
嫌がる場合は、既に無理に口に含ませても、もう体が食べ物を受け入れられる状態ではないのかもしれません。
つまり、死期がそう遠くないのかもしれません。
体は枯れる準備を始めたのかもしれません。
この時点で獣医さんに相談するしかないでしょう。
数日間点滴を受けさせたら回復する可能性もあるのかもしれません。
飼い主さんとしてはベストだと思う方法を決断せねばならない時に差し掛かっているのかもしれません。
その子の年齢と病気の状態、そして飼い主の犬に使える持ち時間と懐具合を照らし合わせて、どうしていくかを決める時期なのではないでしょうか。
自力でご飯を食べず、強制給餌を嫌がるのであれば、先はそれほど期待できない状況になっていそうです。
一緒にいられる愛おしい時間を大切にしなければならない時期が来ていると思ってもよさそうですね。
あとがき
今日は私の仕事がお休みでした。
ですから、今日1日、愛犬ぱぴを病院に連れて行って皮下点滴を受けさせて帰り、それからの時間はずっとぱぴを気にしながら過ごしていました。
ぱぴ、
ペットベッド
気に入ってくれたみたいでウレシイ♪ pic.twitter.com/HXIOeBP3cD— ちーむ睦美 (@team_mutsumi) 2018年10月16日
ぱぴは衰えてきているのは明らかですが、まだ元気には見えます。
まだ食欲もとてもあります。
自力でしっかりと食べます。
しかし、慢性腎不全は食べても食べても痩せるようです。
まさにぱぴはその状態です。
かなり高カロリーな食べ物を食べさせても、どんどんコンスタントに痩せてきています。
(下のリンクのYouTube動画は10月14日に撮ったものです)
テンション高いぱぴと秋の休日の朝のお散歩 https://t.co/TY6VIrRwsu @YouTubeさんから
今朝はなぜかぱぴがとても元気だったので、ゆっくりゆっくり散歩に行ってきました— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年10月14日
でも、すごく食べたがります。
だから、食べられるだけ食べさせてあげたいと思っています。
もう治らない慢性腎不全を患っているということがわかってから、2018年11月で1年半。
そして、ぱぴは16才になります。
今のところ強制給餌は必要がないけれど、必要だと感じだ時には口に入れてあげます。
ぱぴの表情を見ながら、臨機応変にケアしてあげたいと思います。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。