50代になると女性はそろそろ子供の手が離れる時期だと思います。
30歳で子供を産んでもその子ももう20歳前後になりますから、そろそろ親元を離れたり、既に離れていたりしているでしょう。
男性もはやければ、やはりそろそろ子どものために一生懸命に働かなくてもいい、という状況の人もいるのではないでしょうか。
そのような時期ですから、状況が許す人は仕事について考えてみるのもよいのではないでしょうか。
実は、私もこの6月から2か月間だけ外で働いております。
それで感じたことをまとめてみました。
職場で色々な人に会えてそれなりに刺激になる
今仕事をさせていただいている所で、色々な人に出会えました。
まず、知っている人も多いでしょうけれど、私はシングル(ばついち)でライター。
1日誰とも会わない、誰とも会話をしないという日がかなりあります。
気が付くと、1週間くらい人間と対面していないような時も結構あります。
そんな状態でしたから、色々な人を見るのがなんだかとても刺激的でした。
老若男女が同じ時給で働いているわけですから、人によってはプライドが傷つくかもしれませんが、私は気になりません。
2か月間という期限が決まっているから気にならないのかもしれません。
中には自分の子供と同じような年齢の子と同じ時給で働いている人もいるでしょう。
大学生から60歳以上の人まで働いていますからね。
私の場合、これまで自分が一緒に仕事をすることがなかったタイプの人達が、それぞれ自分語りをするのを聞くのがとても楽しく感じます。
何よりも、「人間と言葉を話せた!」ということが、私にはうれしかったりします。
「あなた何やっている人?」とちょっと遠慮がちに聞かれるのも、それはそれでちょっとうれしかったりします。
ひとりで生活をしていると話しかけられるということは100%ないので、突然話しかけられる、なんていうこともかなり刺激的です。
日常生活からの逃げ場を作れる
同じ日に採用された仲間で同じ年くらいの女性がいたのですが、その女性のお話しを聞くのも楽しかったです。
実はその女性はたった1か月の契約なので昨日が最終日だったのですが、同期採用ということで、一番お話しすることが多かったです。
で、その女性曰く「義母さんと同居するようになったばかりだから、外に働きに出るとお母さんと2人きりで一緒にいる時間が少なくなって気が楽」と言っていました。
「ああ、それそれ、時々聞く話題だし、ネットでもよく見る話題だな……」と思って、私はとても興味深く彼女のお話しを聞かせてもらいました。
でも、同じ年くらいの女性なのに、既に義母さまと同居しているなんてすごいと尊敬してしまいました。
同じ年くらいだから、義母さまの年齢も私の母とそんなに違わないので、状況もわかります。
心の中で、その年ならば同居生活はかなり続くのではないかと思って、気の毒になったり、自分は恵まれていると思ったりしていました。
でも、彼女の逃げ場ができてホッとしているという気持ちはよくわかります。
私も彼女の立場ならば、義母さまが元気なうちは慣れるまでは家にいる時間を少なくすると思います。
そのほうが、うまくいきやすいと思いますから。
団体行動をする自分の姿を再認識できる
私は現在のライター業とかの在宅勤務をする前は専業主婦でした。
さらにその前は自宅から直接教室に通う時間給の契約子供英会話講師でした。
つまり、私の場合、多くの人が仕事に来ている空間に通って団体行動をとった時期は数十年も前なのです。
ですから、今回のお仕事で自分の新たな面に気が付いてしまいました。
なんと私は着替えたり、トイレに入ってから出るまでの時間が他の女性達よりも時間がかかる人間だったことに気が付きました。
「ええ~~~~っ?私って人よりもこんなにトロかったっけ?」と愕然としてしまいました。
団体行動をとったことが全然ない私はマイペースで色々なことをしてきたけれど、そのペースがいつの間にか一般的な速度よりも遅くなってしまっていたことに気が付いて、かなりショックでした。
私自身、こんなにも自分が他の人よりも行動がトロかったというのは全く気が付いていませんでしたからね。
ショックでした。
私はトロい人間だったのですね。
でも、そういうことに気が付いたこともまたよい経験になったと思います。
そ~か、睦美はんはトロイのかwww
今の自分の新しい才能に気が付くかもしれない
今は結構年配の女性でもパートで働くようになりました。
最近、買い物にいくと、かなりご年配の女性がたくさん働いているのを見かけます。
どのような理由で働いているのかはわかりません。
働かなくてはならない理由があるから働いている……というパターンが多いのかもしれません。
これからの庶民はそういう人が多くなるんじゃないの?
しかし、ただ時間ができたから老後のためにもう少しお金を貯めたいという人も、働くのが性に合っているという人もいるでしょう。
特に、年金をもらえる時期がだんだんと後に延ばされていくので、どうにかしておいたほうがいいという人は少なくないでしょう。
その中に、私も含まれます。
そのように考えますと、たっぷりと老後資金を持っている人や、健康に問題がある人以外は仕事をしてみるのもよいと思います。
自分の新たな才能に気が付くかもしれません。
特に長い間、働いてこなかった私たち世代、つまり50代前後くらいの女性の中には、まだまだ若い人と変わらないくらい体が動く人もいるでしょう。
または、年をとって周囲にとても気を使えるようになっている人や、辛抱強くなっている人もいるでしょう。
ですから、若い時にはできなかった仕事も、今ならできるようになっているということもあるかもしれません。
そのようなことに気が付くだけでも、これからを生きていく選択肢が増えるのではないでしょうか。
人生、先には何があるかわかりませんからね。
私は元夫が死んでしまっているので、すごくそう思います。
普通に生活していても、ドラマのような信じられないようなことが起きたりするのが人生みたい……と思うことが増えます。
久しぶりに外で働きながら感じているあとがき
私の今回のお仕事は2か月だけですが、既にたくさんの気づきがありました。
50代前後は仕事を始める、あるいは再開するのに、とても良い時期ではないかと感じています。
どんどん体力は衰え始めるとは思いますが、仕事をすることで発見があったり、日常生活を変えることができます。
それぞれ状況は違いますが、元気なうち、そして少しでも若いうちに新たな一歩を踏み出したほうがいいと私は感じています。
現在、私、2か月契約のお仕事の中のちょうど中間地点です。
そして、今後も外で働きながら、ブログ更新、つまりアフィリエイト活動をしていこうと思っています。
今まではライター業が本業でしたが、今度はライター業は副業にしようと思っています。
そして、投資に回す資金を大きくしたいと思っています。
現在小資金のわりに税金を気にしての投資ですので、あまり楽しくないのですよね。
うまくいけばいいのですけれどね。
ぱぴはぼっちでお留守番なので淋しいけどね……
8月は睦美はん、おうちにいるって言っていたし、なるべく家にいてくれると思うから、ぱぴちゃんはもうちょっと待ってなね!いっつも睦美はん、飛んで帰ってきているはずだから!