今朝、わりとはやくに例の事件を知ってしまいました。
私自身は特に彼のファンではなかったのですが、ブログを少し読んでみたことはありました。
多分、彼のおもしろいハンドルネーム(?)が気になって読んでみた、という感じだったと思います。
そして、やはりそのおもしろいハンドルネームが記憶に残っていました。
「Hagexさんの姿、ネットで見ていた」 殺人事件の容疑者が供述 https://t.co/tNn621tJy0
— ちーむ睦美@適当トレーダーズ (@team_mutsumi) 2018年6月26日
しかし、このニュースは朝からかなり気分が悪くなってしまう記事でしたので、あまり読みませんでした。
読めばどんどん不安になりそうだったから、読みたくありませんでした。
なぜそんなに不安になるかといいますと、やはり私もネットで報酬を得ている人間だからです。
私も本名で情報なりを発信しているので不安になってしまう
今はSNSなどを全く利用していない人はいないと思いますが、日本人の場合、多くの人が本名は使っていません。
本名を使っている人は、そうすることで信頼を得られるんなど、何かメリットがある人でしょう。
つまり目的はビジネスのため、という人が多いでしょう。
私自身もTwitterの本名垢は当初ビジネス目的で作成しました。
今はもう、ビジネス目的で本名垢はいらないと思っているので、そのうちニックネームとかハンドルネームとかそういうものに変えようかとも思っていたりします。
が、なぜかそれもあまり気が進みません。
でも、私に家族がいれば、絶対に本名垢で発信していないと思います。
いえ、「絶対に」ではないかもしれません。
家族が私が名前を出して仕事をするのが好きであればそうすると思います。
が、それですと、かなり仕事がしにくいと思います。
クリーンな内容のことしか発信できない感じがして、つまらない仕事しかできなそうです。
とにかく、今、シングルの私はかなり少ないですが、本名で発信している記事もあります。
他にいくつもライターネームがありますので、それを利用して書いています。
無記名の記事も書いていますが、最近は、あまりライター業はしていません。
名前を出して多くの人の目に触れる可能性のある記事を書くというのは、やはりちょっと不安になる時があります。
さらに、顔出しまですると、全然有名でなくても、やや不快な思いをするチャンスは増えると思います。
それがいやですね。
アンチや特別な感情を持つ人ができそうで怖い
発信者にとってはアンチができることは、むしろ望ましいことなのかもしれません。
アンチであっても、とにかく覚えてもらえる、注目してもらえるということです。
誰からも注目してもらえないよりはよいでしょう。
しかし、人目に付きやすいということは、それなりにあまりうれしくない何らかのリスクはあると考えるべきです。
私のように本名で活動している場合、ちょっとこわいと思っています。
ですから、最近は最近の私の写真は表に出さないようにしています。
やっぱりネット上に自分の素性を晒して情報を発信するという不安な気持ちは、なんとなくではありますが、常につきまとってはいます。
ただし、信頼をしてもらいやすいことも間違いのないことだとは思います。
私自身、本名を晒して、さらに顔まで晒して記事を書いている人というのは、やはりものすごく信頼します。
それだけリスクを背負って情報を発信しているとわかるからです。
昔はネットはマイナーな世界の雰囲気だったけれど
私がネットをしはじめた1,995年くらいの時は、すごくネットをする人というのは、色々な意味でちょっと要注意人物だったかもしれません。
そんな感じがあった気がします。
しかし、今はみんなスマホを持っています。
公共の乗り物に乗れば、皆、スマホを見ています。老若男女問わず、皆、自分のスマホを見て、それぞれの世界を楽しんでします。
そして、多くの人がSNSなどで多少なりとも情報を発信してます。
全然大したことのない一言の場合もあるでしょう。
さらに、その大したことのない、どうでもいいような一言であっても、誰でも見ることができます。
言い方をかえれば、誰に見られているかわからないということです。
もうネットはマイナーな世界ではありません。
人によっては、ネットこそがメインの世界になっているかもしれません。
ネットから報酬を得ている私にとってもネットの世界は、ひとつの大きな世界です。
メインの世界にはなっていませんが、普通の人がいるもう一つの世界となっています。
ネットがダークな世界とはいいませんが、自分とはかなり違う人、自分よりもはるかにネットに関する技術や知識が上の人が、良からぬ思いを抱いて近づいてくるということもあるということは覚えておかないといけませんね。
後味が悪さを感じながらのあとがき
ネットを利用して生活をしている私には、この事件は気持ちの悪い、後味の悪い事件でした。
ネットだけでのお付き合いの難しさを感じている人は多いはずです。
便利なネットのよさは時々凶器になってしまうようですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。