最近は仮想通貨のお話しやら、日経平均が2万4000円を超えたとか超えないとか、何となく景気がよいような話しが目に付くようになってきました。
更に、多くの都道府県で最低時給も上がったとかで、華やかな話題が目に付くようになった気がします。
しかし、ついこの前までは貧困に苦しむ層もいる話題も多かったはずです。
その層も潤うようになってきたのだろうかと思っていたところ、学校給食の内容が徐々に寂しくなってきているというニュースが流れてきました。
【食材値上がり 寂しくなる給食】ここ数年続く食材の値上がりを受け、横浜市などで小学校給食が徐々に寂しくなっている。給食から取れる栄養価は下降傾向にあるとして、給食費を値上げする動きも。 https://t.co/92MRdjUaY9
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年1月28日
食材は確かに値上がりしている感じがある
最近、ひしひしと食品が高いと感じます。
特に冬は葉野菜類がどうしても高くなってしまいますので、どうしてもトータルで高くなってしまいます。
葉野菜は高いから、イモなどの根菜類に変えることもありますが、葉野菜が食べたい時もあります。
しかし、今、キャベツを1個買おうと思ったら400円以上していますよね?
ちらっとネット検索をしたら、キャベツ1個が500円以上していた時もあったようですね?
私は見たことがありません。
高いので単価を下げようとしているのだと思いますが、キャベツまるまる1個で売られているのを最近見ていない気がします。
だから、私は500円以上になったキャベツを1回も見ていないのかもしれません。
あなたの所にはありますか?
1週間に1回くらいは買い物に行っていますので、キャベツに500円という数字がついていたら気が付くはずなのです。
でも、私は見ていません。
こんなにキャベツが高くては、子供たちの給食にキャベツの千切りなんて出せないですよね?
量は減り質は下げないと合わない学校給食
メロンは今までの大きさの半分?
今まで出ていたメロンの大きさの半分になってしまったというのは、悲しくなってしまいました。
成長期の子供にとって、メロンがどうしもなくてはいけないということではないですが、給食費でまかなえる果物には限りがあるでしょう。
ということを考えると、量を減らすか、あるいは質が一段下の物を出すということになってしまうのでしょうね。
たとえば……
あじの開きがちくわの磯部揚げ
はっきりいって、あじの開きよりもちくわの磯部揚げのほうが好きな子供は少なくないと思います。
私はちくわの磯部揚げのほうが好きです。
しかし、あじという魚を使った1品と、ちくわという加工品を使った1品ではやっぱり質は違いますよね。
子供にはやはりあじも食べさせたいところです。
食べさせたいけれど、予算的に無理なんでしょうね。
ちくわは1袋に4本入っているモノで、底値で80円くらいで買えると思いますが、まとめて買うともっと安いのでしょう。
それが、メインのおかずだとしたら、ちょっと悲しいですね。
そのうち限界がくるかも?
食材が高騰しているので、給食費を上げない限り、質の維持は限界があるのは目に見えてみます。
ヤフーの記事によりますと、神奈川県内の小学校の給食費は243円だそうです。
243円の中で果物までつくなら、すごいと思います。
243円で1食を食べさせてくれるなら、ありがたいですね。
250円で栄養のバランスまで考えられているのはすごすぎ
さらに、243円で栄養のバランスまで考えられている食事をさせてくれるなら、それだけで感謝ですよね。
私が買い物にいくと、243円ならば、ちょっとしたお惣菜1パックしか買えなかったりします。
ランチタイムあたりは、色々なお弁当が買えたりしますが、243円レベルでは見つけられないと思います。
ご飯の上に衣の厚そうな揚げ物が乗っていて、他にちょっとした食材が入っていて、それで320円くらいで買えればいい感じではないでしょうか?
札幌の、私が見かける範囲では200円台のお弁当はないと思います。
少なくても、果物まではついていないですね。
給食は子供たちのための最後のセーフティーネット
平成30年1月23日の献立です。 https://t.co/WPu1ZLsKpe
— 上田市丸子学校給食センター (@mkyushoku) 2018年1月23日
この写真のような給食は私の時代の給食とは全然違います。すごくおいしそうですね。
給食費は各学校によって違うのでしょうけれど、栄養のバランスがとれたちゃんとした1食です。
だから、しっかりとご飯を食べられない子供にとっては「唯一しっかりとご飯を食べれられるチャンス」という悲しい現実は聞いたことがあります。
そして、食べ方を見れば、その子がちゃんと食べていないというのはやっぱりわかってしまうということです。
かわいそうですが当然ですよね。
だから、教師や周囲の人などが、その子の状態に気が付きやすいということでしょう。
量が減ってしまうというのはかわいそうですね。
給食費を上げるのはクレームがつきそうですが、上げたほうがいいのではないでしょうか。
ひとりから10円多く徴収しただけでも全然違ってくるのではないでしょうか?
学校給食に仮想通貨で寄付制度を設ければ?
こういう時に、それこそ仮想通貨で寄付を受け付けたらよいのではないでしょうか?
寄付の金額は安定しないでしょうから、あてにはできないものでしょう。
けれど、長い目で見たら、少し底上げができる可能性もあるのではないでしょうか?
1食250円にも満たないくらいの予算で給食を作ってくれて、そして、それで助かっている子供もいると聞くと、なんだか切ない気持ちになってしまいます。
仮想通貨なら、こっそりと寄付したいという人いるかもしれないですよね。
こっそり、思い立ったその時に送れますからね。
以外と少しだったら寄付できるんだけど……という人はいると思うんですよ。
まとめ
食材の高騰で学校給食のメニューが寂しくなってしまっているというニュースを見て、感じたことをまとめてみました。
私は子供の学校給食は質は極限まで下げても、量は減らすべきではないと思います。
かさのある食材を出したほうがいいと思います。
だって、成長期はお腹が空きますもん!
お腹が膨らまないとかわいそうだと思います。
仮想通貨での寄付とか、こういう分野で利用できればいいのに……なんて思ってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。