シュトーレンが日本でも騒がれるようになったのは、7~8年前だったでしょうか。一時、すごく流行った気がしますが、今は安定したファンがいる感じですね。
これ、私も大好きです。そして、騒がれ始めたばかりの年、まだ、田舎ではほとんど市販されていなかった時期、レシピをググって、自分で作ってみました。
その写真がどこかにあるはずなのですが、すぐには出てこないようです。
これ、ドライフルーツの洋酒漬けから自分で作ると、すごくかわいくなっちゃうんです。簡単に作れますよ。ドライフルーツの洋酒漬けも、シュトーレンもそんなに難しくないです。
でも、シュトーレンその物のレシピはここではご紹介しませんけれど!ドライフルーツの洋酒漬けの作り方だけ、ぼそぼそとご紹介しましね~♪
ドライフルーツの洋酒漬けから作るなら11月中旬には準備開始!
ドライフルーツの洋酒漬けは売っていますが、高いですよね。それに、なんとなく風味もイマイチ……。平凡な感じ。
自分でラム酒を用意して漬けたほうが、香りが抜群によくなるんですよね。お酒がとっても大好きな私は、このラム酒付のドライフルーツが冷蔵庫に入っているだけで、幸せな気分になるんです。
そうそう、基本的にドライフルーツの洋酒漬けはただ、ドライフルーツをタッパーか、ジャムとかが入っていたような瓶に入れて、そのドライフルーツが隠れるくらいのラム酒を注いで1ヶ月くらい冷蔵庫で放置するだけです。
そう、結構長い時間漬けておきます。といっても、そんなに時間がない時とか、あまりアルコールがたっぷりと入っているようなドライフルーツは好きではないとか、子供向けに作りたいという人は、1週間程度でもOKです。更に、シュトーレンの生地に練り込む時に、ざるでアルコールを切るとよいですね。
この洋酒漬けのドライフルーツが、数日間に渡って少しずつ食べるシュトーレンの味を変えるんです。このドライフルーツから洋酒が生地にどんどんしみこんでいくのです。これがいわゆるシュトーレンの熟成による味の変化なのでしょう。
ちなみに、時間が経てば経つほどオイシイ、という人も多いですが、作ってから1週間目くらいが一番オイシイという人もいます。
私の場合も、何個か作ってみたのですが、3日目から7日目くらいまでが一番オイシイかな、と思います。
時間が経って熟成してくると、かなりしっとりとした見た目と食感になるんだよね~。
ただ、作り方にもよると思う。入れるドライフルーツの量によっても、またドライフルーツが含んでいるアルコールの量によってもかなり違うと思う。
リアル睦美はたっぷりラム酒を含んだドライフルーツを使うから、時間が経つと、ブランデーケーキとか、ラムケーキとかそんな感じに近くなるかも。www
でも、たくさん作っておくと、パウンドケーキにも使えるから便利だよね♪
マジパンは入れなくてもおいしいけれど
私は、実はシュトーレンにマジパンが入っていないほうが、どちらかというとおいしいと感じます。でも、本物には入っているので、入れて作ることが多かったです。
ちなみに、このマジパンとは、アーモンドプードルと粉砂糖と卵白、あるいは牛乳を混ぜた物なんです。ペースト状のものです。シュトーレンに入れる場合は棒状にして、生地の中に包み込みます。
ただし、このアーモンドプードルは手に入りにくい時もあるかもしれません。自分でマジパンから作るのであれば、はやめに買っておいた方がよいでしょう。
【C】マジパンペースト 200g
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または、↑ マジパンペーストを買うのもよいでしょう。このマジパンはシュトーレンの中に隠れてしまう、隠し味的な物です。
ただ、しつこいようですが、入れなくてもおいしく作れます。私自身はマジパンは入れないほうが、どちらかというと好きです。
というか、本音をいってしまうと、マジパンいらないと思っています。
溶かしバターもたっぷり塗りまくる
シュトーレンは焼き上げてオーブンから出したら、すぐにその熱いシュトーレンにたっぷりの溶かしバターをはけでまんべんなく塗ります。熱いので、バターを思っているよりも吸い込む感じなので、バターもたっぷりと用意しておいた方がよいです。
ここでバターをたっぷりと塗るから、コクが出ますし、おいしさを閉じ込めてくれます。
このバターをたっぷり塗った後に、粉砂糖をたっぷり振りかけるので、脂肪も糖もたっぷりと補給するという感じです。
しかし、シュトーレンというのは、毎日、ほんの数ミリに切ったものを食べるというのが、正しい食べ方ですね。1日にたくさんいただきません。
そんなに食べては太ってしまう可能性が高いです。
確かに。その1cmくらいのスライスでも、結構なカロリーになるんだよね。
リアル睦美、昔、しっかりと材料と量を測って計算したら、すごいカロリーだったっていってたよ。
ほんの1cmくらいのスライスでも、カントリーマウム2枚以上のカロリーがあったとか……。つまり100kcal以上ってこと?
こわ~~~っ!
だから、少しずつ食べるんだよね。リアル睦美って、低カロリーになるようには作らない人だから。そのかわり、ちびちび食べるんだよね。
リアル睦美、すごく薄くスライスしてラップに包んで冷凍していたよね。
そうそう、冷凍しておいて、半解凍程度の時に食べるのもおいしかったりするんだよね♪
ワイはレンチンして、ちょっとクリームチーズなんて乗せて食べるのが好きだ♪
粉砂糖は多めに用意しておくべき
シュトーレンは最後にたっぷりの粉砂糖をかけて、真っ白く仕上げます。できれば低カロリーに仕上げたいから砂糖はあまりかけたくない、という人もいるかもしれませんが、粉砂糖はたっぷりとかけないと、インスタ映えしません。
シュトーレンは白いからこそ、「イエスキリストのおくるみ」みたいな感じになるのですし。それに、基本的にはこのたっぷりの砂糖で保存性を高めるとか。
しかし、この粉砂糖、だんだんと溶けてしまうんです。ですから1週間とか10日とかかけて食べる場合、最後のほうになったら、砂糖は既に溶けてしまって、なくなっていると思います。それがまた、シュトーレンの味を熟成させるわけです。
でも、シュトーレンは、醗酵させて、フルーツを混ぜて、マジパンも挟んで成型て焼き上げたら、思っていたよりも大きなものができるかもしれません。
粉砂糖は高い物ではないので、多めに用意をしておいた方がよいです。足りないと、なんだかかなり情けない仕上がりになってしまいます。
シュトーレンの市販品はさっぱりとしているように感じる
市販品のシュトーレンは賞味期限がどのくらいあるかを確認すると、その作り方が本格的なのか、日本人向けにかなりアレンジされた物なのかわかりそうですね。
クリスマスケーキに比べたらシュトーレンはかなり地味なのに、お値段はそんなに安くなかったりしますよね?
ですから、ケーキのほうを優先してしまう人が多いかもしれませんね。
私もシングルに戻ってからは作らなくなりました。でも、機会があったら作って、皆さんにお配りしたいかな……なんて思ったりしています。
まあ、年を取るので、あまりああいう感じのしっかりカロリーのあるスイーツ系は、昔のようには食べたくなくなるのかもしれませんけれどね。
しばらくは、市販品を買ってきて楽しみましょうか。それとも、やっぱりクリスマスケーキ?
シュトーレンのまとめ
シュトーレンは何個か買ってみたことはあるのですが、自分で作ったものを越えた物はなかったです。
あれを焼くと、家の中がスパイシーな香りにしばらく包まれます。これが、海外のクリスマスの香りなのかな……なんて思ったりしながら、その時間の流れを楽しんでした時期もありました。
これからも、形は変わっても、その時その時でそういうステキな時間を楽しんでいけたら幸せですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。