今日は結婚関連の記事がいくつか視界に飛び込んできました。このブログでは50代を含めたシニアの結婚関連の記事はわりと人気です。
今は50代以降の方が参加できる婚活パーティーとやらもあるくらいです。数的には少なくても、アラフィフくらいからでも結婚をしたいと思っている人が間違いなくいるということです。
結婚をしたいとはっきりと思っているのではなく、興味がある人は間違いなくいるという表現のほうが的確かもしれませんね。
ただ、考え方、状況というのは、年齢が高ければ高いほど人により差があります。
ここではどうしても、私の狭い視点で書いていくことになります。が、結婚・妊娠・出産という一般的な女性が手に入れる3点セットが揃わなかった女性の幸せとはどういうものなのか、その代表的なひとりとして考えてみました。
結婚したカップルの3組に1組は離婚をする時代
今は日本でも3組に1組は離婚する時代だといいますね。割合でいうと、3軒並んだ家のどれか1軒の家が離婚をするということですから、結構多いと思いませんか?
私の周囲でも40歳を過ぎたあたりで離婚をしたという話しはよく聞きます。ばついちなんて全然珍しくないです。
だったら、難しく考えないで、結婚先にありきというのもありかもしれませんけれど、いかがですか?
だから、あんたはばついちなんだよって?そうかもしれませんね。
でも、結婚なんてしてみなければわからないですよ。ダメもとでしてみたら、結構楽しいということもあるかもしれませんよ!?
結婚という話しが出ないままシニア時代に突入する人もいる
50歳を私はシニア時代の突入の年齢だと思っています。そして、何故か、一度も結婚をしないままこの50歳を過ぎた友人も結構います。
で、何故なのかは本当のところはわかりません。親しい人であれば、なんとなく言葉にしないことも想像はできますが、想像は想像に過ぎません。
結婚という話しを全然聞きませんでした。
結婚というものに特に何のこだわりがなかった……ということもあるのかもしれませんね。
たとえば……、
- 子供はほしいけれど、旦那は全然要らない
- 子供も特に興味はない
- 好きな人が良いタイミングで現れなかった
- 自分で婚活宣言をしてまで探したくはない
- 自分ひとりで食べていくにはゆとりはなくても、困りはしない
- 女性としての旬はとっくに過ぎてしまったという思いがある
- 自分ひとりのくらしがそれなりに快適。「ソロ充」というやつ
- 結婚してすぐ介護要員にされる恐怖がある
- 突然50歳くらいの男性が前に現れても、ただの初老の男性にしか思えない
このような要素があったのかもしれません。
子供を産まないと決める、あるいは決まると意識が変わるかも
「結婚・妊娠・出産」って最後の宗教みたい<生涯未婚時代を生きるわたしたちのコツ>永田夏来/pha – 幻冬舎plus (53 users) https://t.co/gQCbExIuMe 15件のコメント https://t.co/aZhp19IIBo
— はてなブックマーク::Hotentry (@hatebu) 2017年10月3日
昔々、女性の幸せは結婚をして子供を産むこと、そして、その子供を一人前に育て上げること、などと言われていました。
私の時代辺りが、過渡期かもしれないですね。
私が子供の頃は、まだ生涯仕事を持って働いていこうという人はいませんでした。
しかし、だんだんと時代は変化してきました。
男女雇用機会均等法が施工されたのは、私が20歳の時でした。
そして、結婚はクリスマスケーキにならないように、という感じでしたね。クリスマスケーキはイブを過ぎると大安売りでしたっけ?
4年制大学を卒業してしまうと、その大安売りのタイムリミットまでたった2年しか時間がなかったわけです。
私は間に合いませんでした。(笑)私の場合は、ちょっと特殊な人生を送ることにしました。
でも、普通に働いて、普通に生活をしていても、やはり結婚という方向に進まなかった人も結構いました。
当時「結婚しないかもしれない症候群」なんていう本が流行りました。けれど、この本の著者は結婚したようですけれど。
は?wwwまあ、先のことなんてわかんないしね。結婚しない「かもしれない」だしね。www
私は独身主義者では全くありませんでした。料理とか大好きで、いつもおいしい物がたくさんダイニングテーブルに並んでいる家庭を作りたいと思っていました。そんな時代もありました。
しかし、結婚をしていない友人たちはだんだんと将来の家庭を持って云々……という夢を語らなくなっていました。
それが30代後半でしょうか。不思議でした。
女性にとって、自分はもう子供を産まないというイメージができてしまうとと、世界ガラッと変わるのかもしれません。
私は、元夫とでは自分が母親になれないと実感した時、世界がガラッと変わり、独身に戻りたくなりました。
他にも要素があったのですが、彼は2年ほど前に亡くなっています。それを書くと死者への冒とくになりますので書きません。
普通にあたり前の人生を送れた人ほど人の人生に口を出す
私は親しい人であっても、その人が触れられたくないと感じていることは触れない主義です。なんでも包み隠さず話すから親友だと思っていません。
聞かなくても信じる、信頼するという形が、親友のあるべき姿だと思っています。
隠すつもりもないけれど、今話したくない時だってあります。
明らかに、あなたにはこの件については話したくないと思っている場合もあります。
いいたくない事のひとつやふたつはあります。誰にも話したくないこともあるのです。
- 「なんで結婚しないの?」
- 「一度も結婚しないと、人間的に偏りのある人だと思われるよ」
- 「子供は?結婚して何年経った?」
- 「孫の顔を見せてあげるのが親孝行だよ」
よけいなお世話です。
そんな言葉を聞いて嫌な思いをした女性もいると思います。
あんたになんてそんなこと言われたくないし、そんなこと言うだけあんたって私と親しかったっけ?って感じだよね。人のプライバシーに軽々しく首突っ込むなよって感じだよね。
聞かれたって答えないよ、あんたになんてって感じだよね。
うん
でも、あまり悪く思わないことも大切ですけれどね。自分の気持ちを小さくしてしまいますから。
その人は、その面では、あるいはその時までは順調に人生が進んできたから、そうではなかった人の気持ちはわからない。わかっている自分のほうがスゴイし、人にやさしくできると思えば、乗り越えられるのではないでしょうか。
人がどういおうといいのです。人は人。
これからはひとりでシニア生活を送る人は増えるのでは?
離婚をするカップルが現時点で3組に1組。そして、これからは結婚しないで生涯を過ごす人も増えてくると言われているようです。
ただし、これについてはよくわかりません。結婚率なんて、突然増えることもあるのではないでしょうか。
シングルマザーがもっと働きやすく、高い収入をもらえるようになれば、子供は増えるかも……。結婚は別にしなくてもいいのではないでしょうか。(笑)
結婚・妊娠・出産がセットになってなくてもいいのでは?
自分の子供はほしいけれど、旦那は要らないという女性は結構いるのですから。ただし、経済力があれば、ですけれどね。
でも、とにかく、これからしばらくはぼっちの中年、そして熟年が増えていくのではないでしょうか。
経済的に問題がなくて、そして、体が健康であれば、「ソロ充」になれる人も多いと思います。
ただし、それが、その人が心の底から描いていた幸せな生活なのかはわかりませんけれど。
自分がどんな生き方をしたら幸せを最も感じるかということは、わかっているようでわかっていなかったりするんですよね。
シニアは「結婚の概念」を変えてみては?
これから結婚・妊娠・出産を普通に行っていける人は別です。私は50歳になってから思うのですが、結婚というものの概念を変えるのもありでしょう。
つまり、このブログで常に一番人気の「ばついちアラフィフ女が考える「共生婚」のメリット5つとデメリット4つ! | フロム50 」のような共生婚でもいいのかもしれませんね。
50歳にもなれば、入籍なども必要ないかもしれません。もちろん、他の状況が邪魔をしないなら、入籍もアリですよ!入籍しているほうが有利なことも多いですから。
でも、そんな重たい物でなくてもよい気がします。
相手に養ってもらうことも、養ってあげることもしない、本当に折半するような生活もありなんじゃないでしょうか。
それでも、相手が本当に困っている時は助けてあげるくらい好きな人であることは大切でしょうけれど。
男女として好きでなくても、人として好きであれば十分かな、なんて思いますね。
ひとりで中年以降を過ごす人が増える時代、そういうカップルもあっていいのかな……なんて思います。
だって、50歳も過ぎた男女がいきなり一目惚れをして、激しく恋に堕ちてっていうのは私の場合はちょっとないと思います。
まず、一目惚れがないと思います。だって、50歳を過ぎれば女性もいわゆる見た目の旬は過ぎていることは肯定しますが……。男性もね……同じですよ。はい、同じです。
一目惚れはないけれど、なんとなく話したりしているうちに、気持ちが繋がっていくというのは、あるのかもしれません。いえ、大いにあるでしょう。
シニアになって、楽しく、そしてできるだけ知らない人に迷惑をかけない生き方をするには、そういう変化球もありかも?
これからシニアになっていく、私よりもちょっと若い人も考え方を変えたら少し楽しくなれるかもしれませんよ。
あとがき
最近、You Tubeなどで、婚活についての動画を目にしたことがありました。色々考えさせられました。
40歳で婚活で苦しんでいる女性もいて、結婚というのはこんなに難しいものだったかな……なんて思って見ていました。
コンピューターに様々な条件をいれて検索をかけると、マッチングする人がひとりもいないというシーンがありました。
ああ、それじゃあいないだろうな……とすぐ私は思いましたが、でも、なんだかかわいそうになりました。
その女性は子供が欲しいから結婚がしたいという考えでした。
女性には子供を産めるタイムリミットがありますからね。それが、女性を苦しめるのですね。
でも、これから、そういう女性が増える可能性が高いです。別にいいじゃないですか。結婚・妊娠・出産に興味のない女性もいます。
色々いますから、形にはまろうとしなくてもよいと思います。
まだまだ書きたいのですが、とりあえず、また別のアプローチから書きますね。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。