今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な資格試験が延期とか中止になっているようですね。
私自身には現在関係のないお話しですが、資格試験のために一生懸命勉強していたネット上の知人もいます。
彼ら、彼女らはにとってはかなり大きな打撃となっているようです。
当然ですよね。
だって、その日に合わせて計画的に勉強してきたのに、それが延期とか中止になってしまうなんて残念すぎます。
そういう人、たくさんいるはずです。
でも、資格試験も試験会場に行かなくても自宅で受験できるシステムを開発している企業もあるようです。
以下のニュースを参照したのですが、CBT(computer based test)を導入しているテストが増えているのを知っていたので、大変興味深く読みました。
新型コロナと共存していくことを前提に、柔軟で新しい発想の取り組みが進むことが期待されます https://t.co/KszrzM793f
— NHKニュース (@nhk_news) November 8, 2020
このニュースによると、AIでカンニングを防ぐシステムを開発したとのことです。
コンピューターで試験が受けられることは、現在では珍しいことでもないですね。
更にその上で、カンニングなどの不正行為はしていないということが証明できる環境を誰もが簡単に作ることができ、自宅でもメジャーな試験が受けられるようになるのだとしたら、かなり素晴らしいと思います。
といっても、現実問題としては、それぞれのお宅のネット環境や、持っているパソコンの能力などによって、平等にはなりにくいでしょう。
IT素人には全くわかりませんが、いろいろ難しいことはあるのかもしれません。
しかし、在宅での受験が実現し、広く浸透したら、多くの人にメリットがあると思います。
そのメリットと理由を3つにまとめてみました。
試験会場まで遠い地方の人達も受験できるようになることで公平さが増す
オンラインで試験ができると、メリットがたくさんあると思います。
その一番のメリットは、やはりも試験会場まで行かなくてもいいということです。
特に、
- 田舎に住んでいる人達
- あまり裕福ではない子供達
- >ひとりで試験を受けに行くには幼なすぎる子供達
- 体力に問題があるあらゆる年代の人達
- 障害のある人達
、
などにとっては、試験会場に行くことそのものが難しいです。
実際に、マイナーな試験であればあるほど、大都会でしか試験が行われていなかったりしますね。
また、大都会のほうが試験の回数が多かったりします。
それは受験する人数が多いので当然です。
しかし、住んでいる場所によって、受験できる機会が大きく差が出てしまう試験というのは、公平とは言い難いですよね。
平等な教育の機会が与えられているとはちょっと思えません。
お金持ちの子供は親と一緒に旅行をかねて試験を受けに行けるのに、恵まれない子供は試験を受けることも諦めなければいけないというのは悲しいです。
そう考えますと、オンラインで試験を受けることができるのはすごく魅力的だと思います。
もちろん不正行為などが起きないようにするのは素人考えではかなり難しい気もしますが、この分野はAIが担当するようですね。
私自身は札幌生まれ札幌育ち。
本州から遠く離れた、熊がいる大きな島の中の、一番の都会ですね?
札幌市だって熊くらい出ますからね!
キタキツネだって、その辺で見かけますよ!
札幌に50年くらい住んでいて、キタキツネを札幌市内で見たことない人ってあまりいないんじゃね?www
で、若かりし頃、TOEFLという英語の試験のスコアをはやく目標に上げたくて日本で何回か受験をしていた時、札幌では試験がなかったけれど、東京では試験がある回もありました。
自分がお金持ちだったら、飛行機に乗って一泊でも日帰りでもして東京まで受験しに行くのに……と思ったことがありました。
遠い昔のお話しです。
他の人と同じ環境で試験を受けるのが難しい人達にも受験するチャンスが増える
今年はコロナ禍でリモートワークをしている人が増え、通勤時間を節約できるようになったおかげで、何か技術を身に着けようとオンラインで勉強している人も多いとか。
また、不透明な将来に向けて、少しでも有利になるように資格試験の勉強を始めた人も多いようです。
そういうこともあり、70歳まで働かなくてはいけない時代がこの先来るならば、資格試験を受ける人の平均年齢も上がっていくのではないでしょうか。
もちろん、新しい資格を生かして、新しい仕事にチャレンジしていく行動的なシニアも増えていくでしょう。
しかし、その資格で新しい仕事を得ることが目的ではない人もいるでしょう。
資格があるだけで信頼されやすくなることは間違いないでしょうから、資格を取るだけでいいシニアもいるでしょう。
さらに、年齢に関係なく、体に障害があったり、慢性の病気を抱えていて、一般の人と全く同じ環境で試験を受けるのが難しい人もいるでしょう。
そういう人達の中にも、インターネットを介しての受験が可能な人は多いでしょう。
ならばインターネットを介しての受験は多くの人にメリットがあるということになりますね。
また、70歳まで働かなくてはならないのならば、働けるチャンス、要素を少しでも増やしておかないとしんどくなると思いませんか。
だったら、その役に立つかもしれない資格試験を受けるチャンスは全ての人にとって、少しでも多いほういいはずですね。
だから、様々なハンデがあって、他の人と同じ環境で試験を受けるのが難しい人にも受験するチャンスが増えることは、大きなメリットがあると思います。
更に、体の調子が悪くても、どうしても働かないといけない状況を想像してみてください。
少しでも自分が幸せだと感じるライフワークをしながら人生の最終ステージを飾っていければ理想的です。
最終ステージくらいライスワークではなく、ライフワークで飾りたいと思いませんか。
私は最近、つくづくそう思っています。
これは私自身が現在はライスワークをしているから、こういう発想になるのかもしれませんけれどね。
その辺は察していただければ、と思います。
資格ゲッターをしているうちに自分の意外性に出会えるかもしれないこと
資格ゲッターという言葉がはやった時代があった気がします。
私自身、面白そうだと思ったことがありました。
しかし、実際には資格ゲッターを長く続けている人はあまりいない気がします。
本当のことはわかりません。
が、ぱっと思い出してみても、現在の私の周囲には資格ゲッターさんはいないように思います。
というか、正確には、すごく合格率の低い資格にすごく時間をかけている人はいます。
色々勉強しているうちに、こだわりができたようです。
その試験に合格するために、結構な時間を注ぎ込んでいます。
あるお勉強アプリに、そういう友達いるよねw
よく睦美はんなんて構ってくれているよねw
けれど、今後はまた資格ゲッターも出てくるのかもしれません。
オンラインで色々な試験が受験できるようになれば、資格ゲッターさんは増えても不思議ではありません。
そして、資格ゲッターをしているうちに、自分が本当に好きなことに出会えれば、それはとてもラッキーだと思います。
案外、自分の好きなこと、興味を持てること、根本的に向いていることを自分自身が知らなかった、なんていうこともあるかもしれません。
また長く生きているうちに、趣向が変わることもあるのかもしれません。
そういうことも、いろいろな試験を積極的に受けているうちに気づければ幸せと言えるでしょう。
色々な資格の勉強をしているうちに、自分の意外性に気づけたら、その後の人生がびっくりするほど楽しくなるかもしれません。
そういうのもいいですね。
あとがき
資格試験がオンラインで受けられるようになったら、メリットがとても多いと思います。
少なくとも、試験を受ける人は増えるだろうと思います。
実際にCBT(computer based test)を導入しているテストが増えてきているようです。
それで、今後はすぐには自宅受験とまではいかなくても、近くで受験ができるようになるとか、回数がもっと多くなるとかで、多くの人に試験を受けるチャンスが広がると思います。
簡単に、そしてあまり人に見られないで受験できるならば受験したいと思う人も一定数いると思います。
だって、体力は落ちても、100歳まで生きる人が増えるのだとしたら、まだまだ結構な時間が残されていると思いますから。
その時間を楽しんでいくステップのひとつに資格試験取得を目指すのもよし、命ある限り稼ぎ続けるための手段として資格試験取得を目指すのもよし。
オンライン受験が進み、更に自宅受験も可能になったら、私としてもかなり世界が変わる気がします。
少なくとも、私自身は自宅受験が叶うならば、そして試験料を支払える財力が残っている限り、ボケチェックとしての意味も含めて試験を時々は受けると思います。
そして、「〇〇の試験に今回も合格し、力を維持している私が語ります!」とか、90歳くらいになってもブログとかようつべ、あるいはそれに代わるメディアで、偉そうに語って稼いでいこうとする自分を思い浮かべると、含み笑いが止まらなくなります。
はい、ごめんなさいね。
ごめんなさいね、なんて言いながらニタニタ笑っているBBA、ここにありwww
まあ、睦美はんにも夢を見る自由くらいは与えてやってねwww
【参照】
・ビジネス特集 コロナの時代の資格試験 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
・CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト