バブル世代は今アラフィフからちょっと上くらいまででしょう。
そして、そろそろ定年を見据えている人もいるでしょう。贅沢をしなければ、夫婦2人ならば、やっていけるかな?なんて思っている人もいるのではないでしょうか。
逆に、このままでは厳しいからできる限り仕事をしていかないと……と思っている人もいるはずです。
そんな中、ちょっとシビアな記事を見つけてしまいました。
人手不足でも進むバブル世代のリストラ
☞賃金が高く、新しい価値を生まない…「結局私たちはお荷物ということね」https://t.co/D1baWi4V9Q
— BusinessInsiderJapan (@BIJapan) 2018年4月9日
人手不足でもバブル世代はリストラの対象になってしまうのですかね……。
それについて、ばっちりバブル世代の私は考えることがありました。
バブル世代はまだ子育ては終わっていない人が多いはず
バブル世代というのは1965年から1970年生まれを言うのだそうです。
要するに、バブルの時に就職が内定した年代ですね。
今日から年齢不詳になることに決めた私、1967年生まれ。つまり、バブル世代のど真ん中ということです。
そうだ。
40歳過ぎたら女性は年齢不詳にしたほうがいいらしい。
そうか、わし51歳から年齢不詳になろう— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2018年4月8日
私くらいの年齢で男性の場合、まだ子供を学校に通わせている年齢ではないでしょうか。
あと数年、子供の学費にお金がかかるという人が多いのではないでしょうか。
ここでリストラの対象になってしまうのは、正直なところしんどいという人もいるはずです。
とはいえ、会社がリストラをする方針であれば、何も言えませんが。
私の知り合いでは、女性ではもう正社員でずっと働いているという人はいません。
また、男性で同世代の会社員の友人もいません。
でも、子供にはまだお金がかかっている人が多いと思います。
それでも、リストラなど全く想定していない人の場合、もしもリストラの対象になったら、ちょっと厳しいでしょう。
ちょっと厳しいですが、まだ頑張れるはずですから頑張るしかありませんよね。
いつの時代も定年が近くなると早期退職の話しは聞こえていた感じ
リストラというか……、リストラなのでしょうけれど、早期退職のお話しはかなり前から聞えてはきていました。
早期退職をすると、退職金がオトクになるとかなんとか?
そういう方は結構いますね。
います、というか、いましたけれど、そういうお話しをこちらから聞くわけにはいきませんよね。
実はかなり聞きたいですけれどね。
よほど景気のよい時でなければ、そして、景気の良い会社でなければ、あるいはシニアの力が生きるような職場でなければ、高い月給取りのシニアはお荷物にはなるんでしょうね。
ものすごく仕事ができる人であれば、話しは別なのでしょうけれど。
シニアを切り捨てるのが長い目でよいことなのかはわからない
高給取りなわりに、そんなに役に立っているとは思えない社員をリストラするのは仕方がないでしょう。
その下の若い年代の人達にチャンスが来るでしょう。
しかし、自分たちもそのうち同じ運命をたどる可能性もゼロではない、ということは忘れないでおいたほうがよいでしょう。
就職氷河期に入社した人はバブル世代の人たちよりもかなり優秀なのは否定しません。
というか、とてもしっかりしていると思います。
お話しをしていても、全然違いますから。
しかし、どんなに優秀でも、会社の経営状態が悪くなれば、リストラの対象になります。
そういうことを感じてしまうと、残った社員の中にも、なんとなくテンション下がる人もいるかもしれませんね。
「うちの会社では、年を取ればよっぽどの人でない限りいらなくなるんだな……」と気が付けば、優秀な人ほどいつでも辞められる準備を着々と整えるでしょう。
だって、不安になりますから。
そして、優秀な人ほどさっさと辞めるという現象も要注意です。
当然です。優秀なのですから。収入を得る方法は他にも見つかるでしょう。優秀なのですから。
あとがき
Bussiness Insiderの記事を読んだバブル世代のひとりとして、「ああ、お荷物になる世代になってしまったか……」と思って、少々切なくなりました。
11歳年上の元夫が、50歳を過ぎたあたりから、定年退職の日を夢見るようになったことを思い出し、募るものがあって記事にしたくなりました。
私たちも上の世代のことを何とやらと言っていた気がします。
そして、自分たちもその世代に到達したのだな……と思うと、言葉を失う感じです。
さて、いざという時のために、バブル世代も、その他の世代も副業を始めておきましょう。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。