実は私、子供頃は餡が大嫌いでした。絶対に食べなかったのです。
中学生くらいになって、お腹がすごく空いている時に我慢出来なくて、家にあったあんパンを食べて以来、食べられるようになりました。
和菓子そのものが子供の頃はほとんど好きではありませんでした。
というか、ストレートに言いますと、嫌いでした。
饅頭、大福、最中なども苦手でした。
その中でも羊羹が最も苦手でした。
私に実家では両親ともに羊かんが好きなので、よく冷蔵庫には入っていましたけれど、触れることも、匂いをかぐこともありませんでした。
でも、ある時、六花亭というお菓子やさんでおもしろい物を見かけたのです。
「あ、糸切り羊かん、買ってみようかな!懐かしい」と思った
それは、糸切り羊かん!これ、見たことない人いますかね?
あまりあちこちでは見かけないと思うのですが……。
上の写真のように、筒の中に羊かんが入っていて、それを好きなだけ自分で押し出して、筒のどこかにつけられている糸を使って自分で切って食べるのです。
こちらのほうに寄稿した記事を残していただいているので、よかったら読んでみてくださいね!
これ知ってる?「糸切り羊羹」こし餡、小倉餡、抹茶の3種類 http://t.co/1BTpT10HKs 寄稿しました。ありがとうございました。
— 沼佐睦美 (@Mutsumi_Numasa) 2014, 6月 18
少し食べたいという人にはかなりウレシイ仕様
私のように、あまりたくさんは羊かんを食べたくないという人にウレシイ仕様となっています。
というか、ただ単純に、糸で切って食べるのがすごく楽しいのです。
すごく薄く切って食べるのが、私は好きです。
ファーストフード的な羊かんという感じでしょうか?
私の子供の時、羊かんというのは贅沢なお菓子のような気がしていました。
というか、私自身は羊かんは嫌いでしたが、母がお客様が来る時だけ買って用意をしていたことを思い出します。
私の子供時代、家があまり裕福ではなかったからかもれませんね。
私にとっては羊かんが高級菓子のイメージがありました。
でも、今見ると安いですよね?
羊かんよりも高いお菓子が色々出てきたからでしょうかね?
そのせいもあったのか、子供のころからごくたまに家にあった糸切り羊かんはとてもフシギなものでした。
それは「五勝手屋羊羹」というもので、函館みやげとされているようです。
昔から全然変わらない筒です。そういうモノを見ると、なんだかほっとしたりしますね。
実は私の母が函館出身なのです。
ですから、子供のころは函館に年に1回行っていました。
そして、五勝手羊羹が昔から北海道にある糸切り羊羹だと思います。
糸切り羊かんはプレゼントにもよさそう!
お菓子をプレゼントする間柄の場合、だいたい、食べ物の好みを知っていると思います。
もし知らなければ、さりげなく羊かんが嫌いではないかどうか聞いたほうがよいでしょう。
ちなみに、私のこれまでの人生の中では、羊かんが好きではない人は割といました。
あまり年齢には関係がなかったです。
若くても羊かんが好きな人は好きだし、シニアでも嫌いな人は嫌いという感じです。
ですから、羊かんが嫌いではないとわかってからプレゼントをしたらいいと思います。
気軽に自分で好きなだけ切って食べられるので、汚れ物が出ないのが最高にいいと思います。
1本を家族で食べるのもよいのではないでしょうか。
六花亭の糸切り羊かんの「白樺羊羹」は上品な味
この六花亭の糸切り羊かんは白樺羊羹といいます。筒が白樺のイメージで、美しいですよね。
3本1セットだったのですが、それぞれ味が違います。
粒あん、ねりあん、抹茶だったと思ったのですが、このセットは季節によって変わるのかもしれません。
2018年3月末にこの白樺羊かんを見てみたら、セットの内容が変わっていました。
今はこし餡、小倉餡、栗となっています。栗は私は食べたことがない気がします。
私としては、抹茶の味の白樺羊羹が最もおいしく感じたのですが。
抹茶味は甘さが少々マイルドなので、羊かんが大好きではない人、あまり甘いものが好きではない人には食べやすいかと思います。
睦美はん、子供のころあんこが好きでなかったし、基本的に大好きではないから、あまり餡の味が濃くないほうが好きなのかもね!
まとめ
糸切り羊かんは、わざわざ羊かんを切りにキッチンに立たなくても、自分で好きなだけ切って食べられるのがいいですね。
今は北海道新幹線が通ったおかげで函館方面、とても人気のようです。
もしも五勝手羊羹を見つけたら是非食べてみてくださいね。
白樺羊羹もシーズンによっていろいろな味が出るようです。見た目もおしゃれなので、是非見つけたら食べてみてください。
私のおススメは抹茶です。
糸切り羊羹は糸で羊かんを切る感じが、なかなかおもしろいです。時々、まがったり段ができるのもいとをかし、ですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
【参考】
六花亭さん