キレイなトイプーを見ると切なくなる慢性腎不全持ち愛犬ぱぴの飼い主の気持ち
今日のアイキャッチは(トップの写真)は2014年3月のぱぴです。
ぱぴの目の周りも、目の色もとてもきれいで、すごく若いと感じます。
そして、表情も若いんですよね。
You Tubeを見ている時も、動物病院の待合室で待っている時も、トイプードルというのは未だたくさん見かけます。
一時、すごくトイプーの値段が高騰したここともありましたが、最近は落ち着いてきたと感じていました。
そのせいでしょうか。
動物病院では、まだ多分飼いはめたばかりだろうと思われる小さな小さなトイプーを見かけることが多いです。
それを見るといろいろなことがフラッシュバックします。
たとえば……
トイプーの2頭飼いだった時の思い出
ぱぴを迎えたのは、先住犬クリームが既に7歳になってからでした。
クリームがそれ以上年をとると、シニア犬とパピーという、年齢差がありすぎる犬達の世話が大変になると思いました。
ですから、ぱぴを迎えるたのはぎりぎり良い時期だったと思います。
2匹いると、トリミング代も2匹分、予防接種も2匹分、犬同伴の旅行の料金も2匹分、そしてフードも1.7匹分かかりました。
1.7匹分という半端な数字は、先住権クリームはトイプーのはずなのに、体重が7.5kg前後ありました。
体高がぱぴの2倍くらいあり、骨格そのものがとても大きかったのです。
トイプードルというよりは、ミニチュアプードルくらいな感じだったでしょうか。
そのクリームと、トイプードルとしても中間から小さめのぱぴとでは食べる量が全然違いました。
だから、1.7倍くらいと計算しました。
今思い出せば、結構お金がかかりましたね。
ぱぴが若いころは美しいトイプーだった思い出
なんだよ、この過去形な小見出しは!ぱぴは今だって美しいんだから!
お父さんがショードックのチャンピオンだったせいか、そして、一緒に生まれた兄弟犬もショードックを目指すようなことを言っていたせいか、まあまあ、見た目のよい血は引いているのでしょう。
そんな中でぱぴはさっさと売りに出されましたけれどね。
いつかどこかで、同じことを書いた気がします。
プロは子犬の時からドックショーで活躍できる子とそうでない子を選別して、選別後は扱い方も全然変えるというような話しをブリーダーさん経由から聞いたことはあります。
そのブリーダーさんもトイプーのブリーディングをやっていました。
だから、ぱぴはプロの目から見て、選別からさっさと落ちた子なんでしょう。
ちなみに、私はそういうことはどうでもよいのですけれどね。
先住犬クリームは賞を取ったとかいうチャンピオン系は5代さかのぼってもいない血統でした。
だから、あんなに大きいトイプーだったのでしょうか。
どうみてもトイプーではなかったトイプーでした。
でも、クリームはものすごく頭がよく、性格のやさしい子でした。
ぱぴは頭は悪くないのですが、性格にはちょっと癖がある子です。
ぱぴのほうが飼い主に似ているかもしれません。
癖があります。
でも、ぱぴは若い時から、ショードックがよくやるポーズの取り方をよくやっていました。
そのポーズとは、後ろ足がどちらか一方が少し後ろに下がっている感じの立ち方みたいなやつです。
後ろ足を伸ばした感じに立っているカッコいい感じの立ち方がありますよね?あれです。
あの立ち方をなぜかぱぴは子供のころからとても頻繁にするのですが、すごく格好良かったです。
ぱぴでもショードックになれたんじゃないの?なんて思ってしまいました。
ぱぴもキレイにトリミングしてもらいたいけれど
(これは2013年12月のぱぴです)
動画に出ているトイプーは大抵きれいにトリミングをしてもらっていますよね。
そして、動物病院にくるトイプーも、やはりきれいにトリミングをしてもらっている子はじっくりと見てしまいます。
ふわふわでついつい、そちらのほうを見てしまいます。
しかし、ぱぴには、もうトリミングは体の負担になりすぎるでしょう。
今、一緒にいても、ぱぴの寝ている時間がものすごい長いです。
というか、起きている時間がとても短くなりました。
ただでさえ老犬は睡眠時間が長く、そして深くなるのですが、それプラス慢性腎不全で多少なりともだるいのものあるのかもしれませんね。
とにかく寝ている時間が長いです。
この体力ではトリミングは相当な負担になるだろうと思います。
それに、家のトリミングサロンではワクチンを打っていなくてもトリミングをしてくれます。
だから、混合ワクチンを打っていないぱぴ、そして今後受ける予定もないぱぴの場合、万が一、危ないウイルスなどをもらってきてしまったら危なくなってしまうでしょう。
そう考えると、トリミングをしてくれるといっても、頼まないほうがよいでしょう。
トリマーさんが家に来てくれて、家でトリミングをしてくれればいいのですけれどね。
でも、トリミングをして、キレイになってショードックの立ち方を無意識にしていたぱぴは格好よかったっけ~なんて思い出しています。
残念ながら、もう、毛艶もなくなりました。
毛艶は6歳7歳くらいまでがピークだったかもしれませんね。
そういうことを思い出すと、ちょっと悲しく、そして、淋しくなってしまう今日この頃です。
トイプードルを飼うなら、トリミングテクニックを身に着けておいたほうが、最期までキレイなわんこにしてあげられるのかもしれませんね……。
老犬や病犬の場合トリミングを断られることもあるらしいという話し
私がトイプードルのトリミング方法を知っておいたほうがいいと思っているのは、実は老犬になるとトリミングを断られることもあると聞いたことがあったからです。
ネット情報でも、ある程度の年齢になったらトリミングを断られることもあるというネット情報を見かけました。
それも、わかるような気もします。
が、飼い主とトリマーの関係がばっちりならば、最後までトリミングをしてもらえるということもあるのではないでしょうか。
ちなみに、私がもしもトリマーさんならば、それまで担当したことのない病犬や老犬のトリミングはちょっと恐怖があって引き受けたくない、と思ってしまいます。
やはり自分が、トリミングをしている時に、ワンちゃんが急変したらいやだからです。
責任重大すぎます。
だから、飼い主さんとトリマーさんの信頼関係がばっちりで、そして、出張サービスがあれば一番いいのでしょうね。
キレイじゃなくなっても自分のところの愛犬はかわいい
(この写真は2013年1月の写真ですから、もう5年半以上前の写真です。わんこも5歳違うとかなり違いますね)
病気になってから、ぱぴの甘ったれ度が増し、病院に連れて行っても、私からはなれると「きゅ~ん」と鳴くのです。
そういうぱぴを見ていると、もう、ぱぴだけを預けてトリミングも頼みたいという気持ちには全くなりません。
今のぱぴにトリミングのために1時間以上立った姿勢はかわいそう
慢性腎不全のぱぴに少しで負担をかけないようにするには、できる範囲で自分でトリミングをするのが一番いいかなと思います。
爪きりは毎月、獣医さんの所で500円でやってもらっています。
爪きりは私はかつて上手だったのですが、今は老眼が進んで、爪きりを上手にしてあげられないのです。
で、500円でキレイに切ってもらえるならば、切ってもらったほうがいいので、これは獣医さんのところでお願いしています。
爪が伸びると危ないですからね。
あとは私がトリミングをしてあげているのですが、やはりあまり長い時間立たせているとかわいそうなので、休み休みバリカンをかけたり、ブラッシングをしたり、邪魔な毛を切ってあげたりしています。
1回で全部終わらせようとしないで、数日時間をかけてキレイにしてあげている感じです。
ちょこちょこちょこちょこお手入れしてあげて、ぱぴの負担にならないようにしています。
だって、本当に眠っている時間が長いんですもん。
ぱぴの睡眠時間が1日20時間以上だと思うからトリミングは無理
お散歩の時間もいれて、1日に2時間起きているか起きていないか、という感じではないでしょうか。
カットが中途半端な時などは、外に連れて歩くとなんだか汚さが目立ってしまうので、服を着させています。
もっとかわいくて、着やすい服を買ってね~♪
ぱぴ、服を着るのはいやがりませんので、最近はいつも着せています。
だって、ぱぴだってキレイじゃない姿を誰にも見られたくないもんねーだっ!
キレイだったら、もっとかわいいんだけれどね
それをいうなよwww
あとがき
最近、元気でキレイな若いトイプードルを見かける機会が結構ありました。
それを見て、先住犬のクリームと、今慢性腎不全を患いながらも元気に生きているぱぴのパピーだった時のことなどを思い出していました。
パピーの時代はあっという間に終わります。
ほんの数か月で成犬と変わらないくらいの大きさになってしまいます。
大切な思い出となる時間ですね。
でも、私は一緒に暮らしてきて、お互いによく知った間柄という感じになっている老犬が好きです。
ぱぴとの時間がまだ続いてくれればいいと思っています。
手間はかかりますが、暖かく、柔らかな時間です。
とても愛おしく思っています。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。