なんと、国税庁が2020年の確定申告を4月16日に延長することが決まりました。
といっても、今年に限って、かつてないほどはやく確定申告を終えてしまっていました私にははっきり言って関係のないことです。
個人事業主として開業してから5回目の青色申告を終えました。
ここ2年くらいは、ダブルワーク、場合にとってはトリプルワークになってしまう私の場合、時間のある時に確定申告をしておかないと、後で大変な思いをします。
去年の今頃は、あとほんの数日しか寿命の残っていない愛犬ぱぴが側にいたことを時々思い出しながらも、急いで処理してしまいました。
しかし、もしも、まだ確定申告が終わっていない状態であれば、ひとつだけラッキーだったかな、と思うことがあります。
これは私のようにマイナンバーカードを持っていない人で、青色申告でしっかりと65万円の控除を受けたいと思っている人には大切なことなので、書いておこうと思いました。
マイナンバーカードを持っていないとe-taxはすんなり使えない
それも、今回初めてe-taxという方法で青色申告をしました。
これがちょっと面倒でした。
マイナンバーカードを持っている人であれば問題ないんです。
問題はマイナンバーカードを持っていない人です。
そう、私、マイナンバーカードを持っていないので、今回問題がありました。
というのも、e-taxで確定申告をする場合、マイナンバーカードがあったほうが便利だからです。
そして、このマイナンバーカードとかいう代物、申請してから受け取れるようになるまで1か月くらい時間がかかるようなこともあるとどこかに書かれていました。
それなら確定申告の期間までに間に合わないと思った私は、マイナンバーカードがない人向けのe-taxでの申告方法を選ぶしかなかったのです。
マイナンバーカードの必要性は今のところは感じていなかったというわけだそうで……
マイナンバーカードがなければ税務署にID・パスワード方式の届け出をしないといけない
このマイナンバーカードを持っていない場合、最寄りの税務署に出向いて、ID・パスワード方式の届け出完了通知をもらってくる、という方法です。
そう、確定申告が始ってからはいつも混んでいるらしい最寄りの税務署に出向かなければいけないのです。
ちなみに、私が行った時もものすごく混んでいました。
が、ID・パスワード方式の届け出完了通知をもらってくるという人は多くなかったようで、私はすんなりと終わることができました。
で、出向いて、ID・パスワード方式の届け出完了通知をもらってからすぐに、そのまま税務署で確定申告を終わらせることができる人の場合は、その日1日でなんとかなるのかもしれません。
しかし、私の場合は、稼ぎ先が複数あるので、青色申告もちょっと複雑になります。
ですから、家で、じーっくりと取り組まないといけないのです。
確定申告用アプリからe-taxに読み込むファイルを作る際もマイナンバーカードが必要
ちなみに、私の場合、個人事業主として開業してからは、ずっと弥生の青色会計を使っています。
去年まではこの弥生のオンライン青色会計で確定申告の書類を作って、セブンイレブンのネットプリントでプリントして、郵便で送っていたんです。
ところが、2020年からは青色申告の特権である65万円の控除のためにはe-taxの利用が必須になりました。
そして、弥生の青色申告を利用して今まで通りに確定申告の手続きを進めて、そして、この弥生会計からe-tax用のファイルをダウンロードして、そして、そのファイルをe-taxに読み込ませれば確定申告はできるんです。
しかし、その弥生会計からe-tax用のファイルをダウンロードする際にもマイナンバーカードが必要なんです。
そのようなわけで、マイナンバーカードなしの私は、弥生会計で書類を作ってPDFで保存をして、それを見ながら、自分でキーボードでぽちぽちとe-taxに入力して申請しました。
面倒でした。
マイナンバーカードを作ってから確定申告をしたらいいだけなんだが……
マイナンバーカードはそのうち作ろうと思っていました。
しかし、様々な事情で伸ばし伸ばししているうちに、こんな不便な想いをすることになってしまったわけです。
マイナンバーカードが申請してから長くても1週間くらい待てば確実に入手できるものであれば問題ないのです。
でも、どこかにマイナンバーカードは申請してから1か月くらい時間がかかることもあると書かれてありました。
私、自分のマイナンバーカードは作っていないのですが、父と母の分は私が私のスマホから写真を撮って申請してあげました。
その時、確かに忘れたころに両親が通知来たから取りに行くと言っていたあいまいな記憶があります。
つまり、確定申告ができる期間が例年ですと1か月ほどしかありません。
よって、申告が始ってからマイナンバーカードを申請しても間に合わない可能性もあると感じました。
だから、私は税務署に出向いてID・パスワード方式の届け出完了通知をもらってきたわけです。
が、この確定申告の期限が4月16日に延長されるともっと前にわかっていたら、マイナンバーカードをすぐに申し込んだと思います。
ちょっと残念でした。
来年の確定申告のために、今度髪型を変えてから写真を撮って、マイナンバーカードを申請しましょう。
そこがポイントだよね。
いい写真が撮れるまで、マイナンバーカード作る気ないんだよ、このおばはんwww
フォトショしたらいいじゃね?
あのおばはん、フォトショなんて持ってないよwww
そんな写真にこだわっているから、マイナンバーカード作れないんだよ……。
すごいあほっぽいのねw
2020年青色申告を終えて思うこと
確定申告も、小さくても稼ぎ先が複数ある青色申告の場合、手続きも複雑になってしまいます。
そして、働き方の影響で生活のリズムも変わりやすいです。
でやらなければいけないことはなるべくはやくやっておかないと、後でしんどい思いをすることになります。
ですから、今回はとてもはやく確定申告を終えてしまいました。
今回、e-tax初体験でした。
マイナンバーカードを持っていれば、なんの悩みもなくすんなりとできたことです。
が、私はマイナンバーカードを持っていなかったので、面倒な思いをすることになってしまいました。
このようなわけで、青色申告を自分でしないといけない方で、まだマイナンバーカードを持っていない人はさっさとマイナンバーカード申請しましょう。
1か月くらい待たされても大丈夫なくらいに余裕を持って申請すると安心です。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。