誰にでもできる単純作業の繰り返しを延々と繰り返すという経験はない人のほうが多いかもしれません。
工場などのライン作業などを経験したことがある人でないとピンとこないかもしません。
が、世の中には、とても簡単な作業を何時間も繰り返す仕事というのがあります。
なんで機械化しないのかと疑問に思うかもしれませんが、その作業が短期的にしか必要でなかったり、機械には向いていない(かもしれない)作業だったりしてマシンを導入していない場合も結構あると思います。
それで、そういう単純作業は単発とか日雇い派遣で仕事をしたい人の仕事になりやすいようです。
私もそういう作業を短期で行ったことがあるのですが、人によって、延々と続く単純作業をこなす時の気持ちの持ち方がかなり違うことに気が付き、とても興味深かったです。
私など時計が気になるモノですから、「あと6時間だ」とかわりというほうです。
すると、「え~、それ言わないで~、辛くなる~」と言われましたから。
で、私は「あ、ごめん!そうなの?」と謝りながらも驚きました。
たとえば?
時計を見ないでひたすら頑張りたいタイプの人が結構多い
たくさんの作業を延々と長時間にわたって行わなければならない時、時計を気にすると辛いと感じる人がいるようです。
このタイプに属する方は私とは正反対のタイプで、ちょっと私は理解に苦しみます。
その、残り時間を気にすると辛いという発想はわからなくはないのですが、私は持たない感覚です。
いつの間にかあと30分になってた、という感じがいいんでしょうね!
それって、よっぽど楽しい仕事なんじゃね?普通、あと30分にはなってないよwww
自分の世界に入りきって作業をする
とにかく単純作業をやってると、時間の進みはものすごく遅く感じるもの。
「え?あれから5分しか経ってないの?」ということがしょっちゅうです。
だから、時計など見ると失望する、というのはわかります。
それで、いっそのこと自分の世界に入り込んでしまい、手だけはコンスタントに動かすという方法もあります。
そういう人が多いようです。
といっても、同じ作業を何度も何度も行っていれば、自分のした作業量で時間がだいたいわかるようになっていくのですけれどね。
私なども、工場でのライン作業を行うような時で、時計がどこにもない時には完全に自分の世界に入っていました。
作業をしながら、いろんなことを考えていました。
それが、後々、ブログのネタになったりすることもあり、それはそれで一つのおもしろい経験になったりします。
状況が許すならそばにいる人と話しながら作業をする
仕事中ですから、私語は禁止なのが一般的でしょう。
ただし、小声で隣の人と少しくらいなら話くらいできる環境もあるかもしれません。
工場などのライン作業とか、軽作業などは職場や仕事内容によって、かなり環境が違います。
ある程度話題の合う人と適度にはなしながら作業をするのが、最も苦痛を感じないで単純作業が続けやすいと感じます。
しかし、私語は禁止されることが多いし、新人のうちはなかなか自由に行動できないかもしれません。
時計と作業数をわりと頻繁に確認して自分を必死に励ましながら頑張る
全ての人がそうではないかもしれませんが、多くの人は単純作業ははやく行おうと思わないと、段々と遅くなっていく気がします。
慣れて手は速く動くようになっているのだけど、一生懸命に作業しようと思わないと、だんだんとだれてしまって作業が遅くなってしまうように思います。
少なくても私はそうです。
私の仕事の仕方は雑ですがはやいのです。
が、意識をしないと強烈に遅くなります。
そして、遅くなる分、作業はキレイになります。
ただし、工場でのサイン作業や軽作業は自分一人で行うわけではないので、自分だけペースを落とすことができないというのが一般的でしょう。
けれど、皆がそれなりにゆっくりになってしまっていたりして、かなり遅くなってしまうこともあるかもしれません。
そうなると、あとで慌てなくてはならなくなったりします。
単純作業の残業というのはちょっとしんどいですね。
ですから、私は、わりと頻繁に残り時間数と、残りの作業数などを知りたいほうです。
残り作業数がわずかずつであっても減っていくのを知るほうがウレシイです。
まだそんなに進んでいなかったと知ると失望は確かにするのですけれどね。
まだあれから3分しかたってないじゃ~ん……とか思って失望するやつねwww
どんな仕事にも向き不向きは多少なりともありますし、その作業とか仕事に対する意気込みも人によってかなり違うでしょう。
しかし、同じ作業をするにも、人によってかなり違ったことを感じながら、あるいは違った姿勢で取り組むものなのだと気が付いたのはなかなかおもしろかったです。
まとめ
ライン作業のアルバイトをしていた時、残り時間と残った作業量でだいたいその日の忙しさがわかったのですが、延々と単純作業を繰り返さなければならないというのは、結構つらいものがありました。
同じ姿勢をずっとキープするので、体が疲れてくるということもありました。
しかし、同じ作業をしている人同士で、時間を割と気にする人と時間のことは知りたくないという人の2種類がいて、なかなか興味深かったです。
私は頻繁に時計が気になるほうですけれどね。
心の中で「あと〇〇時間〇〇分か……」なんて繰り返していたりします。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。