森くんがいた元SMAPをリアルタイムで見てなかったのですが、何度がテレビでVTRなどを見ています。テレビマニアの母のほうが、彼のことを知っていました。「ああ、抜けた子ね~」と言っていました。
また、何年か前、何かのテレビ番組で、森くんから元SMAPあてに手紙が来て、それが読まれた時の元SMAPの表情も覚えています。なんだか泣けました。
私は元SMAPのファンでははっきりいってありません。TOKIOのほうが好きです。
けれども、解散の時はそれなりにショックを受けていました。あれだけ長い期間活動してきていましたから、もっと上の世代の、それこそ私の70代後半の両親でも、解散の話しは注目していました。
あれから、もうすぐ1年になるのですね。
仲良しの仲間に明らかに他にもっと叶えたい夢がある場合
ある程度大人になったら、仲間が離れていくという経験は多くの人が一度はしているのではないでしょうか。
友人同士でも、恋人同士でも、夫婦にでもありうることです。相手と自分の将来のビジョンが少しも交わらないどころか、少しずつ離れていっていることに気が付いてしまうというのは悲しいですが、ありがちなことです。
今までのようにこれからもずっと一緒にいたいけれど、仲間には他にしたいことがあって、それを実現するには仲間と離れなければいけないというのは、なんとも切ないことでしょう。
かといって、自分の好きな人に自分のために夢を捨ててほしいとも思えなく葛藤をする。夢を持つ方は自分の為に、相手のプラン、夢にまで影響を与えることになるということに葛藤する……。お互いが大切だからこその葛藤ですね。
こういう時、けんか別れをしても、気持ちよくお別れしても、しばらくは心の中で燃えている炎の勢いを必死に弱めるような心理状態になったして……。なんとも言えない感じだと思いませんか?
森くんの脱退はこんな感じの脱退だったのでしょうかね……。理解して送り出したけれど、寂しかったでしょう。そして、心の中での葛藤はメンバーそれぞれ、全然違ったのではないかな……なんて思います。
理性で理解して送り出しても、感性のどこかで少し恨みつらみの気持ちが芽生えたりする瞬間もゼロではないでしょう。きっと…。多分…。
やだ~、もう!このモード、つっこめない。ワイ、ツッコミ担当なのに……
仲良しだったけれどなんとなく自然に距離ができていく場合
すごく仲良かったけれど、なんとなく自然に距離ができていくという関係もありますね。
距離ができ始めの時は、「これが大人の距離」みたいな感じに捉え、しばらくはそれが心地よく感じる時期もあったりするかもしれません。
この場合、2通りにわかれるのかもしれないですね。
- 少しずつ、しかし確実に距離が離れていく
- お互いに、あるいは誰かが関係のメンテナンスを働きかけながら、なんとか距離を保つ
これは、倦怠期のカップルや、結婚をして時間が経った夫婦のようなイメージです。
この関係は微妙かもしれません。頑張れば維持できる可能性も高いですが、維持しようという気持ちも少し薄れている場合もあるでしょう。
恋人同士や夫婦関係では、相手の気持ちがどこかに行ってしまう可能性も高い時期といえるでしょう。
関係によって、維持するかできないか、あるいはあえて維持しない選択をするか違ってくるでしょう。
- 「あなたのことは嫌いではないけれど、あなたでなくてもいいかもしれない」
- 「あなたは自分といるよりも、あの人といるほうが楽しそうな顔をしている」
- 「あなたのことは好きだけど、別の道を歩いたほうがお互いに幸せかもしれない」
このような、詩でも書けそうな状況、結構多いでしょうね。
ね~ね~ね~ね~、それってさ~、はっきり言って、あなたが一番じゃなくなったという意味でしょ?
それをめっちゃキレイに、遠回しに言っているだけでしょ?
デビルにはわかる。デビルなんでも知っています。www
そんな意地悪な言い方やめなさい。事実だとしても、オブラートに包みなさいよ。
このような関係で終わってしまう関係ならば、元々そこまでなのだから、無理にメンテナンスをしようとしなくてもいいというクールな考え方があなた向きですか?
それとも、お互いにメンテナンスをしようとしなければ、大抵の関係は悪化するのだから、限界までメンテナンスに努めるべき、という考え方があなた向きですか?
二者択一ならどちらを選びますか?これ、選べなくないですか?
私ならば、ある程度までメンテナンスに努め、それでもうまくいかないのなら、一旦分かれてみるという方法を選択しそうです。
自分の大切に思う人が、自分といる時に楽しそうな顔をしてくれないとか、無視されていると感じると、だんだんこちらのテンションも下がり、自信を無くしていきますしね……。
仲のよいと思っていた人に無視されていると感じるのは、かなり辛いはずです。そのままでいるのは、精神衛生上よくはないでしょう。その場合、そのままでいるのが一番よくないのではないでしょうか。
2/3くらいの力で引き留めてみたほうがいい場合
若いころは変に理解力があるふりをしたがりがち。理性がある人だと思われたいという気持ちがとても強い時期があるように感じます。
そして、自分にも夢がある人ほど、他の人が夢を持つということは理解できるはずです。それゆえ、その夢が自分から離れていくことであっても快く受け入れます。あるいは受け入れるふりをします。
自分の気持ちをさらけ出したりはしません。本当はそんな物分かりがいい人間でなくても、物分かりがいいふりをします。そのほうが、理知的に見えますから。納得いかなくても、なんとか自分の気持ちをコントロールします。
しかし、50歳くらいになって、私の場合は少し考え方が変わりました。
相手によっては、そして自分の状況によっては夢を持って自分のもとを離れようとしている人を引き留めてみてもいいのではないかと思ったりします。
こんなこと、最近になるまで思ったことなかったです。私が年をとったからかもしれません。
相手の年齢にもよりますし、相手の性格にもよりますが、引き留めてみてもいい関係もあるのかな……、なんて思います。
ただし、全力で、ではないですよ。2/3以下の力で引き留めてみてもいいんじゃないかな……と思ったりします。
それは自分のためでもあるのですが、相手のためにもなるかもしれないですから。引き留めてくれる声は、重いけれどもとても貴重だと感じます。
引き留められないというのは、それはそれで淋しいしね。
引き留めたって、行ってしまう人は行ってしまうだろうし。www
人生一度なので。
引き留めても行くというのであれば、今度は快く背中を押してあげましょうか。だって、好きならそうしますよね。好きというのはそういう気持ちでしょう。
まとめ
元SMAPの森くんと会ってうれしそうな顔をしている、やはり元SMAPの草彅くん、香取君、稲垣くんを見てなんだか感動しました。
まずは3人の笑顔にほっとしました。この3人、どうなるのかな……と案外みんな心配していた感じがします。
なんだかすごくうれしくなってしまいました。よかったよかったーと思ってしまいました。
うれしくなってしまったのですが、夢を叶えるための離別について、離婚を含め、たくさんの別れを経験してきた結果、私の視点で1記事書きたくなりました。
バリバリのSMAP大好き、という記事を期待していた方、ごめんなさいね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。