私は子供のころからずっと犬か猫がいた生活をしてきたので、家の中に何か毛むくじゃらな生き物がいるのがあたり前だという感覚の持ち主です。
現在も、私は14歳と7か月のトイプードルぱぴと一緒に暮らしています。
ただし、悲しいことですが、この子は最近、慢性腎不全であることが確定してしまい、先が少し見えてしまった部分があります。
それで、0歳の犬や猫を飼い始めることができる年齢はどのくらいか考えてみました。
夫婦ふたりそろっていて元気であっても60歳が飼い始める限界
今現在、20才くらいまで生きる犬や猫ががぽつぽつ出てきましたね。
私が時々見るブログでも、わりと最近、20歳で旅立ったトイプードルのオスがいました。
「え~、20才?」と、驚きましたが、最近では時々いるようです。
そう考えますと、一般人が犬や猫を飼い始めるのは60歳くらいまでが無理がない年齢のような気がしますがいかかでしょうか?
たとえ経済的には問題がなくても、人間は80歳、犬や猫は20才となると、どちらも病気が多いでしょう。
よって、病院に行かなければならないことそのものが、かなり負担になるのではないでしょうか。
病院というのは人気のある所ほど混んでいます。待ち時間もかなり苦痛になります。
特に、体調が悪いのに待たされるというのは、かなりしんどいでしょう。
さらに、混んでいて座れなかったりしたら、かなりしんどい思いをするでしょう。
病院が、完全予約制で、ほとんど待たされないという場合でも、頻繁に通院するということそのものが体力的にしんどくなってくるなるはずです。
それに、考えたくないことですが、80歳というと、人間も100%生きていられるとはかぎりませんよね……。
そのように考えますと、自分、あるいは自分達夫婦の力だけで飼おうとするなら、飼い始める年齢は60歳が限界ではないでしょうか。
ひとり暮らしであれば50歳くらいで限界か?
いいのか悪いのかは別として、これからはひとり暮らしの方も増えるでしょう。
結婚率が下がっていて、離婚率は上がっているということですから、当然そうなるでしょう。
そして、ひとりでいる方ほど、犬や猫などと一緒に暮らしたいと思います。
しかし、どんなにお金があったとしても、ひとり暮らしの場合、どうなるかわかりません。家の中で、突然死する可能性だってあるわけです。ゼロではありません。
考えたくないことですが、考えておかなければなりません。
年齢が上がるにしたがって、突然死の可能性が増えていくでしょう。
発見が遅れれば、ペットも道連れにしてしまうことになるでしょう。
かわいそうですよね。
ちなみに、毎日、会社などに出かける方ですと、何かがあった時、誰かが気がついてくれるでしょう。
けれど、ひとりで仕事をしていて人との接触がない場合、あるいは特に人との接触が必要ない場合、何かあってもなかなか気がついてもらえないこともあるわけです。
そういう方の場合、安心してペットを飼い始められる年齢は50歳くらいでまでなのではないでしょうか。
私などはこのグループに入りますが、常に愛犬には新鮮な水をたっぷりと用意し、ドライフードも常に多めに入れておいてあげています。
急に私に何かがあった時にも、愛犬は少しでも長く生き延びられるように、と思っています。
ただし、ある程度の年齢の犬や猫を譲り受けることがあった場合は考えます。
縁があれば、恵まれない、かわいそうな子がいたら、面倒を見てあげてもいいかな、なんて思ったりすることはあります。
私は犬も猫も同じくらい好きです。
でも、年を取ってから飼うなら、猫のほうがお散歩をさせなくていいので楽だと思います。
面倒を見てくれる方がいる場合はお金を残せば問題ないかも
定年退職をしてからペットを飼いたいという方もいるかと思います。
が、犬や猫を飼いはじめるのに適している年齢からは外れてしまっていますよね。
ただし、自分の子供、あるいは気心を知った信頼できる方などが、自分達に何かあった場合に残された犬や猫をしっかりと面倒を見てくれるというのであれば、話しは別でしょう。
更に、しっかりとお金を残しておいてあげないといけません。
犬や猫にしっかりと厚い保険をかけてあるのであれば別ですが、動物の治療費というのも結構必要です。
私自身、自分の手で2匹犬を飼い育ててきましたが、シニア犬になってからはそれなりにお金がかかると実感しています。
そのペットの状態にもよりますが、しっかりとした治療を受けさせたいのでされば、毎月1万円くらいの治療費は最低でも考えておいても決して多すぎることはないと思います。
病院で待ち中 pic.twitter.com/fGOgvzMbKF
— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2017年6月1日
実際に良い治療を受けさせようと思うと、1日当たり数百円の薬代がかかるような病気もあります。
私自身が現在経験中ですが、トイプードルの「慢性腎不全」の飲み薬が1日100円かかっています。この慢性腎不全は治る病気ではないということです。
つまり、この薬でようやく病気の進行をおくらせているとか、病気の症状が出ないようにしてくれているのでしょう。
その他に、血液検査を受けさせたりしなければなりません。
6ヶ月の姪っ子と
ぱぴのオムツくらべ pic.twitter.com/GMTaY2a0EU— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2017年6月2日
また、犬や猫のオムツや介護用品が必要になることもあるでしょう。
うちの愛犬は慢性腎不全で尿が増え、お漏らしをするようになってきたので、オムツをしています。
このように、それなりのお金を用意しておかなければ、自分の子供、あるいは気心の知った方であっても負担になってしまうでしょう。
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まとめ
犬や猫は20年近く生きる子もいます。
ですから、0才の犬や猫を飼い始められる年齢は夫婦ふたりがそろっている場合で60歳、ひとり暮らしであれば50歳くらいが妥当なのではないかと感じます。
自分達亡き後面倒を見てくれる方がいればいつからでも飼い始めてよいですが、充分にお金を残してあげなければ、ペットを託された方も、ペットもあまり幸せではないかもしれません。
厳しい現実ですが、かわいいわんちゃん、にゃんこちゃんにかわいそうな思いをさせないようにするには、このような感じになってしまうのかな……と思いました。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!