時代の流れ?「妊活」「卵活」はするならはやめに積極的に!
「産みたくても今は産めない」…卵活に希望を見いだす女性の現状:イザ! http://t.co/1RGTSqHd3E あと何個卵子が残っているか、正確にわかれば楽しいかもね。私であと何個残っているのかな?数個かな?なかったりして。生理はまだあるけれどね。そろそろ終わりでしょうね。
— 沼佐睦美 (@mutsumi_numasa) 2015, 6月 11
卵活という言葉、ネット上や女性週刊誌では時々見かけるようになりました。しかし、リアルではこの卵活という言葉を自分の耳で聞いたことは私は皆無です。卵活というのは卵子を冷凍保存することのようです。それはできる女性とできない女性がいるでしょう。ではこの卵活について、思ったことを2点お話しします。
■夫側が子供を望んでいない場合は卵活も難しい
人間には色々な事情があるものです。例えば、夫が普通の平凡な会社員で、貯金もそんなに多く持っている感じでもない場合を想定してみてください。夫の年齢は結婚時で既に45歳前後だとします。
そういう彼と流れで電撃結婚をし、すぐに子供ができなかった場合、あるいはすぐに作らなかった場合を連想してみてください。そのうち、夫が3年後くらいに子供を作るのをきっぱり諦めた場合、どうしますか?
妻のほうも既に30代半ばでいわゆる高齢出産と言われる年齢に指しかかったのに、夫のほうはもう子供を作るのを全く望まなくなった場合どうしますか?
それじゃあ、卵活をしたいと思ってもできないですよね? 夫が子供を欲しくないのに、卵活をするのは難しいですよね?するとしたら…
・夫には内緒でこっそり卵活する。そして、夫とはできるだけはやく離婚をする。その後、他の男性と結婚をしてすぐに子供ができなければ、その卵子を使う。
・やはりこっそり卵活をしておく。そして、将来は経済的に大変かもしれないけれど、夫を説得してなんとか妊活をする。自分の卵子が年老いたら、卵活しておいた卵子を使う。
この2つの方法でしょうか。どちらも、何となく現実的には難しそうな気がしませんか? どう思いますか?
[adsense]■年齢に伴なう妊娠力の低下について意識していない女性は多いかもしれない
私が若い頃、高齢出産とは30歳からを指しました。1993年にそれが35歳からに引き上げられたのです。私はその頃20代半ばでしたので、「ラッキー!」と思った記憶がはっきりとあります。
「高齢出産と言われるまで時間がたっぷりできた!」と喜びました。「だったら、もっともっと自分の好きなことをやってから結婚をしよう!」と、無邪気に思いました。
年をとったら妊娠しにくくなるなどとは全く思いもしませんでした。というか、そういう話しに全く興味ありませんでした。更に、私の周囲では30代で妊娠している女性は珍しくありませんでした。
極めつけが、私の母が33歳で妊娠しております。私を産んでから9年6ヵ月後に私の妹を産んでいます。その時よりももっと医学が発達しているだろうから、35歳以上でも普通に妊娠できるのだと疑ったことはほぼありませんでした。
しかし、実際には多くの女性が、年を取れば妊娠はしにくいというのは何となく知ってはいるはずです。たくさん友人がいる女性ならば、1人くらいは妊活をしている女性を見たことがあるでしょう。知っているけれど、意識していないのではないでしょうか?
さて、どのように思われましたか? 人生、そううまくいかないこともあるものです。私の場合は子供を持つ機会に恵まれぬまま、そろそろ閉経を迎えるでしょう。だから、3年前、閉経を迎える前に離婚を決断しました。
子供を作らぬまま閉経を迎えたら、元配偶者を心のどこかで恨みそうだと思いました。楽しい時もあったのだから、恨みたくないと思いました。だから、離婚を決断したのでした。さて、私にはあと何個卵子が残っているのでしょかね?
女性の皆さん、そして、愛する彼女がいる男性の皆さん、卵子は老化するそうです。それを忘れていはいけません。妊活も卵活もやろうと思うならはやめに、堂々と、取り組みましょう!