隣の家から突然「わんわん!!」と吠えられた50代女性の嫉妬心から語る
いつもとは反対側の隣の家の前を通ったら、「ワンワン!」と吠えられてしまいました。
吠えられたのはこれで2回目です。
びっくりです!
いつから犬を飼い始めたのでしょうか。
普段は全く鳴き声とか、気配は感じません。
というか、反対側の隣の家の前は滅多に通らないので、私が気が付くまでに時間がかかったのかもしれません。
といっても、別に問題はありません。
ペット可ですから。
このマンションの私のお部屋でもぱぴも堂々と暮らしていました。
他にも犬を飼っているお家がもう1軒あります。
でも、ぱぴを失ったばかりの私はお隣に犬がいることに気が付いて、色々な意味で動揺してしまいました。
50歳を超えたシングルの場合、ペットはもう飼えないと自分にあれだけ言い聞かせていたのに、その気持ちが揺らいでいる自分を感じます。
それで、今思っていることを書いてみます。
50代でペットを飼う場合老後の自由を制限される可能性をどうするか
50代と言えば、一般的なご家庭では子供の教育が終わり、夫婦2人だけの生活がスタートすることになるパターンも多いでしょう。
淋しくなるし、経済的にも時間的にも少し余裕ができる(と思われる)から、ということで、ペットを飼いたいという人も多いのではないでしょうか。
そして、人間もどんどん長生きをするようになっているから、ということで、ノリで飼ってしまうご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、そう簡単に飼うべきではないポイントがあります。
旅行に行けなくなるかも
定年をして、毎日出勤しなくてよくなったら、旅行に行きたいと思っている方々は少なくないでしょう。
夫婦で年に最低1回は海外旅行に行きたいなんて思っている方々もいるでしょう。
たくさん歩けるうち、何でも食べられるうちに、行ける所に行っておきたいと、誰もが一度は思うのではないでしょうか。
そして、その時期がようやく来たのに、ペットが重い病気になっていれば、旅行に行くのは難しくなるでしょう。
人間が50歳を過ぎてから飼い始めたペットは、定年を迎える頃には10才を超えているでしょう。
そうすると、少しずつ病気をしやすくなります。
病気になったペットがいると、旅行がしにくくなります。
特に、ペットがぼけてしまったとか、夜泣きをするようになった、というような場合、長期の旅行をするのは難しくなるでしょう。
定年後は夫婦で一緒に旅行をしたいと思っていた場合、ペットを飼ってしまったことを後悔してしまうようなこともあるかもしれません。
そうなると、飼っている家庭も、そしてペットも不幸になってしまいます。
私のように、絶対に自分のペットの最期は看取りたいという人間の場合は、旅行に行かなくなるでしょう。
ちなみに、現在のところ、私はシングルアゲインですので問題はないです。
が、もしも、私にパートナーがいて、その方が私と一緒に旅行に行くことを望んでいる場合、その方をがっかりさせることになるでしょう。
それでも、私は言葉をしゃべることができない、死期間際のペットに留守番をさせて、自分が旅行に行くことはないです。
頻繁に病院に連れて行かないといけなくなるかもしれない
死の直前まであまり病気をしないペットならば、動物病院に頻繁に通わなくてもよいでしょう。
しかし、残念ながら、人間と同じように、若い時から持病のあるペットもいます。
また、10歳前後くらいのシニアになってから、慢性の病気にかかるペットもいるでしょう。
そうなると、病院通いがはじまります。
- 通院の時間がかかる
- 病院での待ち時間もけっこうある
- 治療費がかかる
- ケアの時間がかかる
このような負担が増えます。
そして、忘れてはならないことは、人間のほうも体力が落ちてきます。
だから、負担を感じやすくなってしまう、ということは否めないでしょう。
人間も病院に通いながら、ペットも病院に連れて行く、という時期も結構あるかもしれません。
そうなると、自由な時間というのはなくなります。
それでも、ペットが寿命を迎えることは「この子が自分にとっては最後の子だから、後悔しないようにお世話をしたい」と思って無理をしてしまう方も多いでしょう。
そんな時のために、社交的な方であれば、近所などに協力してくれる人を探しておくとよいですね。
私の実家でも父が58歳くらいの時に最後の一匹となったヨーキーをペットショップから突然買って来ていました。
そのヨーキーは今から3年前くらいに16才になったばかりの時に旅立ちました。
その時父は74歳、母は72歳くらいでした。
そして、このヨーキーの最期の時、父は大病中で手術前の入院をしていました。
ですから、父はこのヨーキーの最期には会えませんでした。
ちなみに、今、父は77歳ですが、とても元気にしています。
まだ車の運転もしています。
そろそろやめてもらいたい気はしますけれどね。
で、父にはちょっと離れた所に住んでいる私を含め、家族がいます。
更に、実家の場合、近所にも犬一匹くらい面倒を見てくれるつき合いがあります。
ですから、犬を留守番させて、旅行にも頻繁に行っていました。
犬がいても問題はなかったのです。
このように、ペットを飼いたい場合、自分の周囲に協力者を見つけておくべきだと思います。
飼い主が先に旅立った場合のことを考えてあげられるか
52歳のシングルアゲインの私が、これからペットを飼おうとした場合、色々問題があります。
10才にならないくらいの保護犬や保護猫を譲っていただきたいと思っても、ひとり住まいとか、同棲中だと譲ってもらえなかったりする場合が少なくないのです。
その理由は理解できます。
ひとり住まいの場合、飼い主さんに何かがあったら、ペットちゃんも道連れになってしまいます。
じゃあ、同棲はどうかというと、この関係はやはり不安定で、信用はされにくいですね。
だけど、ひとり住まいでも、しっかりとペットを面倒見ることができる人も、たくさんいるはずですけれどね。
私だって、離婚後、ひとりでぱぴとの暮らしをぱぴの最期まで楽しみました。
もっともっと続いてほしかったです。
だから、もっと続けられるように、色々考えていました。
だから、私としては、私の思いが中断された形になっています。
それで、「今だったら、他の恵まれないわんちゃんがいたら、ここで面倒見てあげるよ」とこのブログでも書いた記憶があります。
そう思っていましたし、まだそう思っています。
ぱぴが弱ってきていたのは気が付いていたけれど、まだもう少し生きられると思っていたからね……
肺水腫で命を落とすことになるとは想像してなかったしね……
だけど、今から生まれたばかりの年齢のペットを迎え入れるのは難しいと思っています。
だって、犬も猫も長ければ20年生きる時代ですからね。
52歳の私が20年経つと72歳ということで、健康寿命に到達する感じです。
ペットの老化と共に自分の老化と戦わなければなりません。
ペットとの暮らしを考えると、ひとり暮らしは圧倒的に不利ですね。
でも、今はネットがあり、色々な人と繋がりやすくなっています。
ですから、ぼっちの50代でも、幸せにペットとの生活をスタートして全うする方法はあると思いますけれどね。
きっとペットと暮らしたいと思っていて、その資格が十分にある人はたくさんいると思います。
まとめ
「ワンワン!」と隣の家の前を通った時に吠えられて、隣に犬がいることを知ってしまいました。
2回聞いていますので、多分、飼い始めたのでしょうね。
それ以来、隣には犬が暮らしているのだろうということを想像すると、なんだかとてもうらやましく思ったと同時に、やや嫉妬心を持ってしまった自分に気が付いてしまいました。
犬とか猫とかがいる暮らしが恋しい私の思いが刺激され、この記事を書くこととしました。
ペットを飼い始めるのは簡単です。
しかし、50代になってからペットを飼い始めると、老後が大きく変化してしまいます。
私の場合ですと、ペットを飼うのが幸せなのか、ノマド生活をするのが幸せなのか、それは今、はっきりいってわからないです。
ただ、年は確実に取っていくというのも事実です。
さて、10年後、私はどこでどうやって暮らしているのでしょう。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。