ばついち50代女性は夫婦別姓に興味がなくても事実婚を選びそうな理由
夫婦別性の話題は、時々見聞きしていましたが、これまでの私には全く興味がないことでした。
夫婦別姓に消極的な日本は「失われた30年そのもの」 東京地裁で裁判始まる https://t.co/y26xxsDASQ
— ちーむ睦美@ほら吹きトレーダーズ (@team_mutsumi) 2018年7月18日
かつて12年半普通に専業主婦をしていた私、普通に恋愛をして婚姻届けを提出して、故元夫の苗字になった瞬間というのはものすごく嬉しかった記憶しかありません。
人生に1度くらいは苗字を変えてみたいと思っていましたし、私はパートナーの苗字を名乗れるようになるのが結婚の特権だと思っていました。
実際、33歳で初婚だった私は、変わった苗字からどこにでもある普通のありきたりな苗字になったことはとても新鮮な経験となりました。
なんといっても「沼佐」なんていう苗字はまともに読んでくれる人もいなければ、覚えてももらえません。
電話で名前を言っても、1回で聞きとってくれた人に会ったことは一度もありません。。
そんな私がどこにでもある平凡な苗字になって、苗字を1回で聞きとってもらえる快感をしばらく味わうことができました。
この快感はどこにでもある苗字で生まれ、その苗字のまま生涯を過ごす人にはわからないでしょう。(笑)
しかしながら、私、結局、また元の苗字に戻ってしまいましたけれど。
さて、そんな私、人生のラストステージをできるだけ一緒に楽しもうというパートナーができた場合、多分、私にはメリットのほうが少ないであろう夫婦別姓の事実婚になると思います。
その理由などを語りたいと思いますが、あなたはどう感じるでしょうか?
財産問題などに巻き込まれたくない
これはネットなどで知った情報なのですが、ある程度の年齢になって結婚をする場合、財産問題でお互いの家族ともめることがあるそうです。
私はそんなこと知りもしませんでしたが、言われてみたらそういうこともあるのだろうと思いました。
特に、長い間、シングルでいた人ならば、人生の終盤になってから自分の財産を夫婦となる人にシェアしなければならないのは不愉快と感じる人もいるのかもしれませんね。
それなら結婚なんてする資格ないのでは?とも思いますが、特に、たくさんの財産を持っている人であればそういう発想になるのかもしれません。
ちょっと私とは別世界の人のお話しで、理解できません。
そして、不愉快だと感じる人の中にはその人の家族もいるかもしれませんね。
遅い結婚によって家族に加わった人に財産が回ってしまう分、自分達がもらえるはずの財産が少なくなしまうと考える人もいるらしいとか……。
そういう記事を読んで、なんだかいやになりました。
そう見えるかどうかわかりませんが、私は金銭に関わることにはクリーンで損な人間だと思っています。
私の周囲は皆知っていることですが、私は離婚の時には故元夫側から一銭も金銭的に補助を求めずに離婚をしています。
ちなみに、その時私は45歳の専業主婦でしたし、なんの仕事も決まっていませんでした。
それでも、恋愛時代の楽しい時もありました。
得られたこともたくさんありました。
だから、いがみ合うのとかは嫌だと思っていました。
ちなみに、私に次のパートナーらしき人がいたわけでもありません。
男性の影があったということは全くありません。
その面もクリーンでした。
そういう私ですから、金銭的なことでうまくいかなくなったり、家族でいがみ合うくらいなら、夫婦別姓のままでいいです。
そういう考え方をする女性なものですから、ラクではない思いもしましたが、仕方がないと思っています。
気軽な関係でいられるから?
結論からいいますと、この気軽な関係というのは実に微妙で不安定な関係だと思います。
「事実婚」ということが法律的にどういうことなのかを当事者同士でしっかりと理解した上で、その後の関係をどうするかを都度話し合う必要があると思います。
そうでなければ、いつの間にか気持ちが少しずつすれ違い、うまくいかなくなる可能性が高いのではないでしょうか。
お互いに気持ちがあればあるほど、相手に淡い期待してしまう部分というのがあると思いませんか?
それ、きついんじゃね?
期待すべきじゃないと自分に言い聞かせていても、心の深い部分では期待の芽が芽生えているとかあるのかもしれないよね。知らんケド……
夫婦別姓でスタートしても、本当はいつかは同じ籍に入りたいとどちらかが思っているかもしれませんし、だんだんと思い始めるかもしれません。
人の気持ちは変化しがち。
ですから、相手、そして自分が依然と全く同じ気持ちであるかを頻繁に確かめるようにしないと、人生のラストステージが灰色になってしまう気がします。
籍さえ入れなければいつでも簡単に別れられるからという気軽な気持ちでスタートをして、後で面倒なことにならないようにしないといけません。
気軽な関係は、実は危ない関係であると思っておいてよいのではないでしょうか。
いかがですか?
親戚や友人つき合いなどの範囲と内容を大きく変えたくないから
これはひとつ前の「気軽な関係でいられるから」という内容に近いですが、目線が違います。
こちらはもっとプライベートな内容になります。
まず、籍を入れないままでパートナー同時が一緒にやっていく場合、周囲の人にも全くお互いのパートナーを紹介しない場合もあるでしょう。
紹介しなくても、よく会ったりするすごく仲のいい人には気づかれるものなのですけれどね。
私も、周囲の人で事実婚になっている知人に気が付いたことはあるのです。
が、私には紹介してもらえなかったということもあり、そのことについてこちらからは触れませんでした。
ただ、そのうちダメになってしまったようですけれど。
ダメになりそうだったから紹介してもらえなかったのか、そもそも紹介しようと思っていなかったのかはわかりません。
まあ、ダメになりそうなら教えないよね。それか、あまり祝福してくらえないような相手の場合もわざわざ紹介したくないよねwww
まあ、それぞれ事情がありまして……とかいうやつねw
紹介していないパートナーならば、公の場に同席しなくてはいけないという面倒くささが生じにくいでしょう。
いいか悪いかはべつとして、紹介されていなければ、お盆やお正月などに相手の家族とのお付き合いをする必要もないでしょう。
だから、シニア婚、特に再婚とか再再婚とかいう初めての結婚などではない場合、2人が一緒にいるということだけを楽しむ関係にすることもあるかもしれません。
お互いに前のパートナーとの子供がいたり片方にいたりする場合、面倒を避けたいということもあるでしょう。
実は私などはこの考え方を持っています。
私はばついちであっても子供はいません。
よって、孫を含めた子孫はできる可能性はありません。
しかし、パートナーに前の奥さんとの子供が数人いる場合、孫も増えるでしょう。
そうなると、ちょっとつき合いが面倒になってしまうこともゼロではないでしょう。
ですから、私自身、周囲にできるだけパートナーを紹介しない事実婚のような関係を望む可能性もゼロではありません。
ただし、心の底からそのようにするのが好きなわけではありません。
そうしかしたくないとか思っているわけでもありません。
でも、年をとって、ただパートナーと過ごす時間を楽しみたいだけなのだから、そのためのあまりの面倒は避けたいなどという理由があってそうするというパターンです。
そして、その理由の更に裏の理由として、1回結婚に失敗している忍耐力のない私のことだから、根本的に結婚には向いていないのかもしれないと感じているということもあります。
私自身がこれから誰かと仲良くやっていく自信を持っていないということにも繋がります。
年を取ってから苦労したくないと思っているのが本音でもあります。
あとがき
仕事をしている人などでは夫婦別姓が都合がよい人もいるでしょう。
逆に夫婦別姓などには全く興味がない人もいるでしょう。
大好きな人の苗字になれることに喜びを感じる女性がいなくなるとは考えられません。
私自身はものすごくうれしかったですから。
現在であっても、私は両者の間の二者択一であれば後者のほうです。
つまり根本的には夫婦別姓には興味を持っていません。
しかし、50歳以上の女性としては、今後再婚をする場合、夫婦別姓のような形を選ぶ可能性がとても高いです。
というか夫婦別姓でスタートするでしょう。
その後、適当な時間が過ぎ、普通に入籍して同じ苗字を名乗れる状況になるなら、私はそうします。
そうすることによって、私にはメリットのほうが多くなると考えられるからです。
しかしながら、こういう相手が存在することはケースバイケースで対処していくことになるのでしょうね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。