2018年2月6日時点の暴落した仮想通貨市場の空気とこれから
ビットコインは60万円台に長く留まっています。
ほんの2か月前は200万円も超えていたというのがウソみたいです。
下がればすぐに力強く反発してきたビットコインがすっかりと様子を変えました。
そして、ビットコインと同じようにアルトコインも大きくその価格を下げました。
どのチャートも同じように右下がりで、ただレートが違うだけという状態です。
おもしろいような、超つまらないような状況になっています。
いつか大きく調整するだろうとは思っていましたが、とうとうその時がきたのでしょうか。
では昨日の夜から、私が感じていたビットコイン他仮想通貨の値動きをまとめてみました。
前日から下落の速度を速めていた感じ
昨日の夜からビットコインをはじめ、仮想通貨は結構な勢いで下落していました。
しかも、あまり反発もしない感じだったようです。
つまり、とてもコンスタントに売られていたような感じだったみたいです。
私は仮想通貨のチャートはごくたまに見ていたのですが、見るたびに下落している時も多かったです。
同じくらいのレートを保っていればまだよいほうだった感じでした。
日経平均が暴落!
朝からコンスタントに日経平均は下げていきました。
寝る前からニューヨークのほうで下げていたので、日経平均は下げることは下げるだろうと思っていました。
けれど、こんなに下げるとは思いませんでした。
私は個人的に前の晩から持っていた、ユーロ米ドルが朝方利確できました。
しかし、辛抱して今まで持っていたら、今ものすごい爆益になっています。
が、私は1日にわたるようなトレードは為替ではしません。
今後は、まったりトレードで稼いでいければいいと思っていて、研究中ではあります。
まだ、トレードスタイルができていませんので、真剣に研究中です。(笑)
で、9時に日本の株式市場がオープンしてからコンスタントに下げていきました。
一時は1600円以上も下げました。
1600円というのはすごいですね。
【速報 JUST IN 】日経平均株価 1600円超値下がり 全面安の展開続く #nhk_news https://t.co/QDcX3pF0iI
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月6日
なんだか、ビットコイン他、仮想通貨も日経平均と一緒に、仲良く下げていってしまった感じでした。
株価の変動率が高まると自動的に売買を発注する「アルゴリズム取引」が株安を加速させ、「売りが売りを呼ぶ」展開になったとみられています。#株価急落 #日経平均株価
▶日経平均一時1600円超安 増幅した自動取引の逆回転https://t.co/QM3S064jQa pic.twitter.com/ivNf1kniTF— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年2月6日
今は、アルゴリズム取引が中心だから、昔とは値動きが違うとは聞きます。
でも、株価の変動率が高まると自動的に売買を発注できてしまうアルゴリズムなんていうのがあると、相場は行き過ぎたりするのでしょう。
そして、アルゴリズムゆえに、人間的な気持ちが入らないので、極端な動きをするのでしょう。
変動率に反応して高速で取引をするのでしょうから、下げすぎたり上げすぎたりもするのでしょう。
それに、パニックに陥った人間トレーダーも乗ってしまうことになるので、余計に一大事になったりするのかもしれませんね。
ビットコインが60万円台にまで下落!
ビットコイン、60万円台というのは全く想像できなかった数字ではないのですが、こんなに急に下げちゃうの?と驚愕の日でした。
ここまで下げると、「ちょっと今日は買いたくないかな……、もう少し様子を見てからでもいいかな……」と思った人が多いのではないでしょうか。
ビットコインも急落 仮想通貨の時価総額1週間で半分に https://t.co/8vUXkH3SMe
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年2月6日
リスク資産は全面安の様相
▼ビットコインが急落 一時6580ドル前後 時価総額は前週の半分に https://t.co/ZUkevDyJUB— 日経QUICKニュース社(NQN) (@nqn_news) 2018年2月5日
あれだけ反発力が強かったビットコインでさえなかなか反発してこない
そろそろ一旦反発してもいいのに……、と思いながらチャートをチラチラと見ていた人も多かったのではないでしょうか。
私自身も、そろそろ少しは反発の様子を見せてくれてもいいのに……と思って時々見ていました。
しかし、あまりレート的には変化がありませんでした。
午後からは60万円台半ばの時が多かった気がします。
でも、今日最初に60万円台を見た時はちょっとびっくりしました。
歩いている時にスマホで見ました。
今歩きスマホ中なんだけど、ビットコイン一瞬60万円台だった!
— ちーむ睦美 (@team_mutsumi) 2018年2月6日
このちーむ睦美のツイをする前にちらっとレートを見た時にいきなり68万円くらいだったのでびっくりしました。
でも、その数分後見た時には70万円台を回復していたので、さすがに60万円台になれば、買いがたっぷるり入るのだな、と思ってどこか安心したような気分でした。
しかし、その後、数時間にわたり何度もスマホから見た時には常に60万円台でした。
200万越えの時を知っているだけに、ちょっと驚きました。
驚きましたが、もっと下があるかもしれないとも思っていました。
もっと下はあるとは思っていましたが、こんなに一直線に下落するイメージは持っていませんでした。
去年までのあのビットコインの高騰ぶりを思い出すと、「信じられない買われなさ」を感じていました。
今買いたいと思っている人が少ないのと、仮想通貨のトレード参加者が減った可能性があることが原因なのかもしれません。
コインチェックさんの件で動けない人が多いだろう
コインチェックさんのネムハック事件で、にっちもさっちもいかない人の中もたくさんいるでしょう。
中には訴訟のために動き出している人もいるとか。
コインチェック集団訴訟へ。弁護団は「今回の事件において,被害者の損害回復が十分に果たされない場合,また,事件の全容が解明されない場合,日本における仮想通貨の未来はとても暗いものになる」として、2月中旬に第一次提訴を予定しています。https://t.co/6h0TPFOAxf
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) 2018年2月1日
今、仮想通貨トレードをしている人が減っていますね。
コインチェック流出、日韓で解明へ 北朝鮮関与浮上で https://t.co/DyeIfeQgpS
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年2月6日
仮想通貨のトレード参加者が減った理由のひとつの、コインチェックさんのネム盗難事件以降、拘束されている人も結構いるからでしょう。
私もこの中のひとりです。
しかも、ネムも持っていました。
ネムを持っていましたが、私のは盗まれていません。
盗まれていないんですが……
ネムもビットコインと一緒に大きくその価格を下げました。
ネムが盗まれた人は88円だったか89円で補償してもらえるという発表がありましたよね。
しかし、私はなくなっていないので補償してもらえません。
で、2018年2月6日現在、ネムがいくらかと言いますと、42円くらいです!
それだったら、私のネムもなくなってくれたほうが、私の損失が少なかったわけです。
さらに、ネムだけでなく、他の仮想通貨もみな暴落してます。
ということは、ただ暴落するのを見ているしかできない現物取引の人がとてもたくさんいるということになります。
そのような状態ですと、なかなか動けないでしょう。
資金がたっぷりとあり、他の口座に資金を入れてあったり、ハードウエアウォレットで管理していた人であれば、他の取引所で取引が可能でしょう。
しかし、コインチェックさんをメインに利用している人の中には、他の取引所にお金を新たに入れてまでトレードをしようと思わない人もいるでしょう。
なんか、精神的にちょっと疲れてしまった人もいるかもしれませんね。
または確定申告で結構な税金を支払わなければならない時期ですので、トレード用の入金をしたくない人もいるでしょう。
様子見の人も多いだろう
実際は様子見の人が一番多いのではないかと思います。
コインチェックさんを利用している人の中にも、他の取引所に入金をしてもいいけれど、慌てなくてもいいかと思っている人も多いはずです。
基本的に、私のこのグループに属します。
ハードウェアウォレットを持っていませんから、コインチェックさんのネム盗難事件のような事件に巻き込まれたくないということがあります。
そんなにリスクを背負ってまで、慌てて仮想通貨の取引を再開しなくてもいいかな……なんて思っています。
ただ、やめようと思っているわけではありません。同じような状況の人も多いのではないでしょうか。
様子を見て、ハードウォレットを用意してから入金しようと思っています。
仮想通貨のトレーダーさんの中には為替のトレーダーも多いはずです。
今までの仮想通貨ほど、為替では儲けられないかもしれませんが、それでもトレードということはできます。
私も、為替のトレードをしながら、常に仮想通貨のチャートもチェックしていると思います。
実際に、同じように様子見をしている人が多いのではないかと思います。
仮想通貨はとりあえずしばらくやらないつもりの人も多いだろう
仮想通貨の取引から一旦引退した人もいるでしょう。
その引退したグループは大きく2つに分けることができるでしょう。
- 仮想通貨トレードでもう結構儲けた人
- 仮想通貨を始めたばかりでいきなり暴落に巻き込まれた人
仮想通貨である程度儲けて、それこそ「億り人」になった人の中には、もう少し安定して稼げる投資のほうに投資の舞台を変えた人もいるでしょう。
仮想通貨で儲けた人は株の相場のほうに移動する人も多いと聞いたことがあります。
そして、もうひとつのグループは、結構人数はいると思います。
2017年の冬くらいから仮想通貨取り引きをはじめ、リップルで盛り上がった後に、2018年を迎えて今度はいきなり暴落を体験してしまったというグループで、中には既に仮想通貨トレードをやめた人もいるでしょう。
ただし、やめた人の中から一定数は相場に戻ってくると思います。
だって、相場は刺激的で、お金も得られることもあって、やっぱり離れがたい魅力もありますからね。
仮想通貨相場ではないかもしれませんが、どこかの相場で、今度こそ相場を楽しめる人になっていくかもしれません。
この、しばらくやらないつもりの人の中には戻ってくる人も何割かはいるでしょう。
ただ、こういう投資は好きな人は好きですが、好きでない人もいますから、そういう人はトレードをしないと忘れてしまうでしょう。
それはそれで、自然の流れといえましょう。
仮想通貨の実力が試される時?
このブログを更新しながら、3回くらいビットコイン他、仮想通貨のレートをチェックしてました。
ビットコインはやはりまだ60万円台です。
なんだか、ビットコインの60万円台という数字がすごく見慣れました。
ビットコインをはじめ、人気と実力があるアルトコインの2018年の行方はどうなるのでしょうか。
2018年だけでなく、将来的にどうなっていくのか、だれにもわからないことですね。
使い勝手のよい仮想通貨が残り、あとは投機の材料になっていくのかもしれませんね。
あくまでも、思いつくことを適当に書いてみただけですけれどね。
2018年2月6日時点の仮想通貨市場の空気のまとめ
今日はビットコインをはじめ仮想通貨が暴落しました。
今日の所は60万円台で何とか留まりましたが、今後どうなるかはわかりません。
とにかく、60万円台で長く停滞しています。
そのうち、適正価格にはなっていくのでしょうけれど、それがどのくらいになるのかは全然想像がつかないところですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。