「ほん怖」を見て矢作直樹医師の「人は死なない」思い出していた
昨日「ほん怖」を見ていた時、私はずっと「矢作直樹先生」のことが頭に浮かんでいました。
このお医者さんのことを知っていることは多いと思いますが、東大救命医です。
You Tubeでもお名前で検索したら、たくさんの動画が見られます。
では矢作先生のお話しと絡めながら、私自身のこういう世界に関する経験とか思いなどを書いていきますね。
人は死なないのはなぜ?
矢作先生は臨床医で、人の死のシーンに常に立ち会っている方ですね。
矢作先生は「人は死んだらどこに行くんですか?」と山本シンヤ監督が効いたら「ここでしょうね」と答えたのです。
肉体は滅んでも魂はずっと続く、だから肉体は滅んでも、そういった意味では人は死なないとおっしゃっていました。
魂の話しなどはするのがとても難しい
多分、年齢が上がれば上がるほど、魂とか霊とかのお話しをするのが難しくなります。
矢作先生は東大病院の中で「無視する医師」と、「よく言ったという態度で暖かく見守ってくれる医師」の2とおりの医師がいると言っていました。
お医者様の世界ですから、私のような凡人にはわかりかねる世界ですが、それはそうだろうという気がします。
でも、長く生きていると、逆に霊とかそういうものを否定する人が少なくなる気がしますが、いかがですか?
生きている間に、不思議な経験を1回くらいはするのではないでしょうか?特に、親しい人の死に立ち会う前後とか、不思議な経験をする人が増える気がします。
もちろん、それには精神的なものが大きく左右するということもあるでしょう。
しかし、絶対にそれだけだと言い切るのも難しいのではないでしょうか?
私自身の不思議な現象
私も変な人に思われたくないので、この年になると滅多言いませんが、何回か不思議な現象は体験しています。
そのうちのひとつなのですが、もう25年以上前です。祖母がそろそろ危ないと言われていた時です。家にいたのは父と私と妹。
母は祖母の看病に病院に行っていましたが、そろそろ帰って来る時間だったと思います。
私にはなんか「キー、キー」とか「ピー、ピー」とかいう音が聞こえていました。気になる音なので、父に「キーキーなっていてなんかうるさいよ、何のアラーム?」とか聞いたのです。
しかし、父は何も聞こえないと言います。私にははっきりと何回も聞こえていたのに。
その直後、電話が鳴りました。私が取りました。母からでした。祖母が危篤なので、すぐにみんな来るようにということでした。
それで、身内はそれぞれ駆けつけました。
祖母の病室に着いた時に私の目に留まったのが祖母の補聴器でした。
母に「あれ、ばーちゃんの補聴器外したの?」と聞いたら「うん、苦しみだして頭をすごく動かすから、補聴器がキーキーなるから外した。それから、あんたがたに電話したんだよね」と言ったのです。
「え?」と思いました。
補聴器がピーピーとかなるのは「ハウリング」という現象だそうです。
私だけにはっきりと聞こえていたハウリング、時間的にぴったり合う……と思ったことを思い出します。
ちなみに、私は耳鳴りがしやすい体質ではありません。
だけど、補聴器をずっと外したままだった祖母の最期が近付いている時、周囲の呼びかけが聞こえていなかったのではないでしょうか?
そんなことを今気がつきました。あの時、補聴器をまた耳に戻したりはしなかったはずです。
多分、ほぼ聞こえていなかったということになるんですよね。
そんなこと、今の今まで全く気がつきませんでした。聞こえていなかったんですね?多分、聞こえていなかったんでしょうね?あそこにいた人、誰も気がついていなかったと思います。
私は人が死ぬ瞬間を見たのはこれまでの人生では祖母だけです。死んだ瞬間はわかりませんでした。
テレビで見るように、ガクッと首を落としたりはしなかったですね。
でも、補聴器つけてあげたかった気がします……。
顔が緩むという現象
矢作先生は人が亡くなる時、苦しんでいる中、突然ハッとするような顔の表情を緩める瞬間があるんだそうです。これを「お迎え現象」とおっしゃっていました。
この現象、私自身はやはり上記の祖母が旅立つ時に見ています。
それまでずっと苦しそうに黒い液をおう吐していた祖父が、ふっと目を開けて静かに穏やかに周囲を見た時があったのです。
その時の話しをその場にいた人たちで回想しながらすると、皆「自分のほうを見ていた」と言います。もちろん、私も、祖母は私を見ていたと思いました。
そして、その時が目を開けた最後の時だったと記憶をしています。また苦しそうに黒い液をおう吐しながら旅立っていきました。おう吐しながらですから苦しかったはずです。
その一瞬だけ、穏やかな時だったのです。あれがいわゆるお迎え現象だったのかもしれないと思いました。
今日、たままた故九重親方の千代の富士さんの特集をテレビでやったそうですが、千代の富士さん、「すい臓がん」で亡くなったということでしたね。
がんの中ではヘビー級のがんらしいですが、祖母もすい臓がんでした。
ごく初期で見つかったすい臓がんで、手術もできて手術後は「取り切れたと思う。あとは放射線などでフォローしたらいいと思う」などと言われていたようです。
が、数年もしないうちに旅立っていきました。本人の意思で放射線とかに行かなかったので、よけいに死期をはやめたかもしれませんね。よくわかりませんが。
まとめ
今年はこの「ほん怖」くらいしか、私は怖い番組を見られなかったです。今はそういう番組やらなくなりましたからね。
でも、このような番組はそれはそれで命の不思議を教えてくれる番組のような気がします。
あなたは死後の世界というのはどうように感じていますか?
私はずっと矢作直樹先生の不思議な話しが頭に浮かんでいた状態で、「ほんとにあった怖い話」を見ていました。
そして、このこともブログに書いてみたいと思っていました。これも、供養になるかな……と思いましてね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。