女性にとって年齢って何?結婚って必要?子供はほしいけれど
女性にとって年齢ってなんだろう?なんでそんなに意識しないといけないんだろう?なんで周囲から何か言われないとならないんだろう?
そのような思いに時々とらわれて、またいつもの答えのない森の中で迷子になってしまっていた……、という経験に襲われたことのある女性は決して少なくないでしょう。今、まさにそれで悩んでいる女性もいるはずです。
このSK-II(エスケーツー)の動画になんだか心が動いたので、女性にとっての年齢について、かなりぶれることもある50歳の私が考えてみました。
「幸せ=結婚ではない」
「今の選択が正解か
どうかはわからない」年齢を重ねることに
不安を感じる必要ってあるの?あなたも彼女たちと一緒に
考えてみてください↓ pic.twitter.com/zgkzRdLxqY— SK-II(エスケーツー) (@SKII_Japan) 2017年6月14日
「幸せ=結婚ではない」が「結婚で得られる幸せもある」
まず、太古の昔「女性の幸せは結婚して子供を産むこと」なんて言われていた時代があったようです。それは大きくとらえると、今でも間違ってもいないでしょう。その理由はといいますと……
多少の波はあっても平凡な幸せのかたちといえる
結婚したい時期に自分の大好きな人と順調に結婚ができて、そして、ほしい時にほしい数だけの子供を作ることができて、その後、お金に困ることなく夫婦円満、家族仲良く過ごせれば、その女性の人生はかなり幸せといってよいのではないでしょうか?
さらに、子供も親孝行で、あんまりお金をかけなくてもちゃんと勉強をしてくれ、順調に就職、結婚をしてくれるのを見届けられたら、女性として大成功で、最高に幸せな人生だと言えるのではないでしょうか。
ただし、本人が自分の人生は自分が本当にやりたいことが何もできなかった不幸な人生だと思ってしまえば、そうなってしまうのかもしれませんけれど……。
サラリーマンの奥様になれば「第3号被保険者」になれる
サラリーマンの奥様であれば、結婚をしているだけで「第3号被保険者」になれてしまうのは結婚で得られる幸せのひとつでしょうね。私は結婚をしている間ずっと専業主婦でしたので、この第3号被保険者でした。要するに働かなくても、そしてお金を納めなくても、国民年金を払っていることになるという、ステキなメリットがありました。これも結婚して得られる幸せでしょうね。
「ニートから専業主婦へ」という言葉が一時期流行っていたような流行っていなかったような……。
私は現在、専業主婦時代よりもはるかに忙しく、プレッシャーも多い生活をしていますが、自分で働いたお金から国民年金を払わなければいけません。払わなければ、老後大変になるだけです。専業主婦時代と大きな違いだと思ってしまうことも多いです。
ただし、そうすんなりといかないパターンも結構あります。誰も悪くないけれど、いわゆる標準の生き方ができない女性がいます。
あるいは自ら夢を実現するために、望んで標準パターンから外れる女性もいます。このような女性は「幸せ=結婚ではない」という女性の典型でしょう。このようなタイプも多くはないですが、いますよね?
今の選択が正解かどうかがわからない
今まさに選択に迷っている女性とは……
- 実現したい夢がたくさんある女性
- その実現したい夢を実現するには相当な時間がかかりそうな女性
- 今現在の状況を変えたいと思っている女性
このような女性たちが多いでしょう。そして、迷いの種は、今していることをやり続けていると、いわゆる「出産適齢期」が過ぎてしまうこと。
ただし、女性の体質にも個性があり、今は40歳前後でも自然妊娠をする女性も多いです。反面、もっと若くに結婚しても、なかなかできなくて何年も不妊治療に通う女性もいます。こればかりはなんともいえない事でしょう。確率の問題というか、運ともいえるのかもしれません。
夢を諦めるのは勇気が必要。そして、その夢を諦めるほど、今の自分にとって結婚が魅力的ではないということも普通にあるでしょう。特に、好きな人がいなければ、慌てて婚活をしてまで結婚にエネルギーを向けたくないという考え方も不思議ではありません。
とはいっても、ある程度の年齢になったら、急に婚活をする女性が多いのも事実のようです。そして、その後、あっという間に結婚をして子供もできてしまったという女性もいます。
だって、あまり年齢が上がると、婚活の集いに参加する資格すらも消失してしまったりするんですもんね。選択できる年齢のうちに婚活をしてしまおうという変わり身がはやさは、そのまま生き方上手に繋がりますよね。
そういう変わり身の早い女性は、今の選択が正解かどうかというよりも、普通の路線をあまり外れたくない女性なのかもしれませんね。普通に子供はほしい、だから、ある程度の条件の男性となら結婚しちゃおうと割り切れるのかもしれませんね。
今の選択が正解かどうか?
すぐにはわからないこともあります。もっとずっと後にならないとわからないこともあります。しかし、ほんの数年後には自分の選択が正解ではなかったかもしれないと思うこともあるかもしれません。「後悔先に立たず」ということですね。後悔先に立たないのなら、仕方がないですよね。思ったことをやってみるしかないのでは?
年齢を重ねるごとに不安を感じる必要はあるの?
年齢って何なんでしょうか?昨日、私が読んでいるメルマガには”ケンタッキー・フライドチキンの創業者カーネル・サンダースが創業したのは彼が65歳の時だった”ということが書いてありました。
要するに「年齢なんて関係ない!」という内容でした。それはそれで、とても素敵です。私、反対意見なんて持っていません。ただ、この「年齢なんて関係ない!」というメルマガが、今日この記事を書いてみようというきっかけになりました。
女性の場合、子供を産むことに関してだけは年齢は関係ありますよね。年齢というか、体の若さは関係があるでしょう。「どうしても子供はほしい。これだけは譲れない!」と思っているのであれば、やはりある程度若いうちに子供を産める環境を整えたほうがよいでしょうね。そして、それは多くの女性にとってはいわゆる「結婚」になるでしょう。
でも、本当に、今の選択の答えなどすぐには出ないことが多いでしょう。だから、選択したら、それを信じて突き進む方がよいのではないでしょうか?後悔は先に立たないのですから。
迷いながらも、自分の夢を追うことを決断するのも、方向転換をして、まずは子供を産むことを考えるのも、どちらも間違えではないでしょう。
正直な私の意見ですが、私の年齢、つまり50歳になると、「母親にはなれなかった」という後悔が立つこともあります。一度結婚もしていながら、子供を持つという普通の幸せを得られなかったのは残念でもありますね。
しかし、これも、私の選択なのです。私が決めました。私にも大きな夢があったのです。そして、それは実現しています。だから、文句は言いません。私みたいなのはマイノリティー。少数派ですけれどね。
まとめ
年齢ってなんだろう……。女性の生き方が多様化しています。それでも、やはり結婚して子供を産み育てる人がまだ多数派でしょう。今後、減ってくるかもしれませんけれど、今はまだ「幸せ=結婚ではない」けれども「結婚で得られる幸せもある」というのは事実でしょう。
女性の場合の年齢……、それは子供を産むためのタイムリミットが大きく関係しているでしょう。もう少し、女性の年齢が高くても妊娠がしやすくて、安全に産めるのであれば、もう少し選択の人生の選択の幅を広げることができる女性もいるのでしょうね!
しかし、子供がどうしても欲しいなら、産める環境を真っ先に確保するのがよいのです。もちろん、ひとりでもしっかりと子供も育てていける女性は別ですよ!後悔先に立たずということで、後になって後悔することになっても、また別の幸せを探せばよいのではないでしょうか。
どうにせよ、選ばなかったほうの道を選んだらどうなっていたか、なんていうことはわからないのですから。
それに、結婚出産が一番の幸せにならないタイプの女性もやっぱりいるんですよね。そういう方は、世間一般の常識などあまり気にしないんでしょうけれど、それはそれで素晴らしいと思います。
何度もいいますが、人生一度で後悔先に立たずなので、ちょっと外したかな~ということもあるでしょう。それはそれです。
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。