9月26日は東芝のJW-10が発表されたワープロ記念日!
今の30代くらいまでの方はワープロ、またはワードプロセッサーという物を知らないのかもしれませんね。1978年(昭和53年)に東芝が日本で初めてワープロというものを売り出したのだそうです。
これを見て、1967年生まれの私でも驚きました。1978年といいますと、私が11歳の時です。小学校の5年生か6年生でしたね。その時、そういう物は見たことも聞いたこともありませんでした。
それもそのはずなのです。だって、初代ワープロといいますとですね……
JW-10は重さが220kg!
220kgといいますと、軽量級のお相撲さん2人分ぐらいでしょうか?とても人間一人では持ち上げられるような物ではなかったということですね。
しかし、こんなに重い物ですと、一般の古い木造住宅の2階などには置けなそうですね。
もちろん、一般人が持つような物ではなかったでしょう。
なんといっても、とっても高価な物でしたから!
JW-10の価格は630万円!
JW-10の価格は630万円だったそうですが、桁間違っているのではないかと思ってしまいますね。
初期の物だから、ものすごく高かっただろうということは想像ができますが、それでも630万円という数字には驚きますね。
かなりグレードの高い車でも1台余裕で買えてしまいます。
これを導入しようと真剣に考えた企業もそんなに多くなかったのでは?ただし、当時はまだバブルの頃でしたから、今とは少し感覚が違うのかもしれません。
しかし、どんどんサイズは小さくなり、価格が落ちて行きました。10年くらいたつと、会社に1台くらい置くようになってきました。
私が高校生くらいの時には、ワープロを持っている先生もいました。大学などの先生にも使っている方が多くなりました。
私が小学生、中学生、高校生の時には「活版印刷機」が使われていた時代でしたからね。
職員室に行くと、先生たちが、蝋みたいな紙に、先のとがったキリみたいな物で、文字を掘ってお便りを作っていたのを思い出します。
あの印刷されたばかりのインクのニオイが好きだという人は少なくなかったですね。
しかし、先生方も大変だったでしょうね。
ちなみに、私たちが新卒で働き始めた頃にはまだまだワープロもパソコンもできる人はほとんどいませんでした。が、数年働いていると、会社にワープロが導入されたという人も多かったです。
そして、そろそろワープロを買う人も周囲にも出てきました。そういう物が好きな人は好きですからね。
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1990年くらいに購入した時は10万円くらいだったか……
私の実家では、父が自営業だったということもあり、まだ一般人はワープロを触ったことがないというくらいの時期に、ワープロを購入しました。
その関係もあり、私もはやくからワープロを触る機会がありました。ラッキーでした。
この値段はもう覚えておりません。というか、私が購入したわけではないので、覚えていないどころか、実はよく知りません。確か10万円くらいだったようなことを言っていましたが、誰ももう正確には覚えていないこととなっています。
少なくとも、5万円6万円などという金額の物ではありませんでした。
それで、ワープロ、いえいえい、ワードプロセッサーというものは、文書を作るくらいしかしない(多分できない)物でしたから、今考えると高価なものです。
それでも、自分の家で手書きではない文書を大量に作成できるワープロは画期的でした。
特に自営業ですと、使い道はたくさんありました。封筒に貼るお得意様の名前を印刷したシールを作ったり、ちょっとした定型文の文書を作ったりという作業など、すごくたくさんありました。
今ですと、3万円くらいで購入できてしまうノートパソコンでさえ、あのワープロの機能の何十倍も上なわけですけれど……。
懐かしい、遠いお話しです。
パソコンだって、最初は高かったのですけれどね。
まとめ
ワープロ記念日ということで、とても懐かしく思い出しました。そして、このワープロについて調べながら、私にとってのワープロを語ってみました。
30年くらい前にワープロを習いに行った私、どの種類の検定だったかは忘れましたが、あっという間に1級まで合格しました。もちろん、当時はタッチタイピングで速く打てたということです。
現在は、もう、そんなに速く打てませんけれどね。しかし、その時から、文字を打つためにキーボードを触るようになったわけです。長いですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。