「外国人力士の日」ニマイニマイ!の高見山と小錦の思い出
本日7月16日は「外国人力士の日」。大相撲の名古屋場所で、当時アイドルみたいな感じがあったハワイ出身の「高見山」さんが、初めて幕内優勝をしたのが1972年の7月16日だったそうです。
そして、それは外国人力士が初めて幕内で優勝をしたという記録になったということです。さらに、この幕内優勝が高見山さんにとってはこれが最初で最後の幕内優勝になったということです。
きょう7月16日は「#外国人力士の日」!1972年に関脇・高見山が幕内優勝を果たした日。今も大相撲界では外国人力士が大活躍! #相撲 pic.twitter.com/WR7bPmzBYP
— The Japan Foundation (@Japanfoundation) 2017年7月16日
高見山さんが現役で活躍していた時代を知っている私ですが、私がよく記憶しているる高見山さんは引退間際の時でした。そのせいか、記憶しているのは黒星がとても多くて、なんだかさびしそうにしていたイメージが残っています。
では、この高見山さんについて、少しまとめてみました。
高見山さんの現役時代は1964年3月場所から1984年5月場所まで
高見山さんは、私が産まれる前に初土俵を踏んでいたのですね。私の印象では、子供のころから、相撲番組がテレビでかかっていた時には必ず高見山さんを見かけたいたというイメージがあります。
が、高見山さんが日本人でないことを知ったのは、かなり大きくなってからだった気がします。高見山さん、日本人に見えましたもん。「このお相撲さん、ハワイ出身というけれど、だったら英語話せるんだろうか?」とか思ったことあります。
その高見山さんは1944年生まれということで、20歳で初土俵を踏み37歳で引退したということですね。私が産まれる3年も前から、私が17歳の時まで現役だったわけですね。
引退の年齢は遅いけれど、相撲を始めたのも遅いので、仕方がないのでしょうね。
引退の時の会見は何となく記憶があります。とても寂しい感じがしました。けれど、負けが続いていたのは知っていたので、なんとなく「お疲れ様でした」という感じで思っていました。
高見山さんの戦歴は?
- 高見山さんの生涯の戦歴は: 812勝842敗22休(122場所)
- 高見山さんの幕内時代の戦歴は :682勝750敗22休(97場所)
- 幕内優勝1回
この成績だけをみると苦戦していた感じが強いですね。
しかし、ある程度大きくなってから、スカウトされてハワイからたった1人で日本にやってきたわけです。
しかも、日本人でも厳しいらしい相撲界のルールに従って、言葉も満足に通じなかった中で外国人が生活をし、そこで結果を出さなければいけないのですから、相当な負担だったでしょう。
高見山さんがいたから、その後、たくさんの外国人が相撲の世界に入ってきたのでしょう。一時期、外国人がとても多かったですけれどね。
札幌巡業で「ニマイニマイ!」と愛嬌を振りまいていた小錦さんを間近で見た!
その昔、札幌巡業では「中島体育センター」という所で行われていました。その時代、私は3年くらいに渡り、何回か行ったことがあります。
実はかつて、私は去年亡くなった「千代の富士」さんのファンでした。
札幌巡業中、力士たちは外で結構自由に過ごしていた感じでしたから、サインなどもらおうと思えばもらえました。
その時、ぽつぽつ人が集まる力士がいて、それが「小錦」さんでした。それで、あちこちからカメラを向けられていた時に、「ニマイニマイ!」などと言って、周囲を楽しませてくれていました。
「ニマイニマイって何?」と不思議に思う方もいるかもしれませんが、これは「マルハチ羊毛パッド」のCMの時のセリフです。そのまねをしていたのですね。で、もっと写真撮っていいいよ、という意味もあったのでしょう。なんだかかわいいですね。(笑)
当時、小錦さんは人気がまだそんなになかった時だったはずです。私はカメラを持っていませんでしたので、写真は取れませんでした。
この小錦さんは高見山さんにスカウトされて、角界(相撲の世界のこと)に入門したということです。小錦さんは引退後、ダイエット番組で何回か見ましたが、とても苦労していたようですね。
高見山さんは今どうしているのでしょう……。
まとめ
【当日券のご案内】
今年の名古屋場所は指定席が全日程完売しているため、当日券は観戦当日に販売するイス自由席のみの販売となります。観戦当日以外のイス自由席を事前に購入することはできません。— 大相撲名古屋場所 (@SumoNagoya) 2017年7月7日
7月16日は外国人力士の日ということですが、現在、名古屋場所中ですね。だれが優勝するのでしょうか?強すぎる横綱白鵬さんかな?それとも大どんでん返しとかあるのでしょうか?
1972年は高見山さんが幕内優勝をした日ということで、高見山さんが現役の時代を知っている私は、懐かしくなり記事にしてみました。
今、高見山さんはどうしているのでしょうね?話題にはなりませんね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。