愛犬ぱぴの49日を経て…50代前半女性の独身生活の変化と追憶

本日、2019年3月24日はぱぴの49日。

といっても、私は仏教に疎い人間。
49日がどんなものなのか、今、調べながらこれを書いています。



でも、写真の花を買って来て、お骨の前に飾ったり、ぱぴの好きだったおやつなどの食べ物をあちこちに並べてあげたりはしています。

人間の場合ですと、この49日に納骨をすることが多いようですね?
でも、ぱぴはまだ納骨しません。
もう少し暖かくなって、時間のある時に先住犬のトイプードルクリームのお骨と一緒に納骨しようと思います。

ではここでは49日を迎えた今日、不思議だと感じていることなどを書きます。

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星の柄のペットベッドなんかを買ったからぱぴが死んだのかもと思ったり

ぱぴの死の床になってしまったペットベッドの柄が星だったことに気が付いていた方、いましたか?



ぱぴが旅立つその日に、私はぱぴのために新しいペットベッドを買ってあげたのです。
前のペットベッドとデザインとか質感が似ていたので、これだったら使ってくれると思って買ってきたのです。



でも、生前のぱぴがこのベッドに眠っていた時間はほんの数時間となってしまいました。




前に使っていたベットベッドは緑色でした。
その時はぱぴサイズのペットベッドはその色しか売っていなかったから、それを選んだのです。


でも、今回はピンク色のかわいいペットベッドを購入できて、実はお部屋の中が一気に明るくなった感じがして結構喜んでいたのです。



喜んではいたのですが、実は私、このペットベッドの柄が星柄だったことに気が付いたのは、後で写真を見てからだったのです。



で、その星柄を見て驚愕!
「こんな星の柄のペットベッドを買ってしまったのが悪い!だから、買ってきた数時間後にぱぴを旅立たせることになってしまったのかもしれない。こんなの買わなければよかった!」なんて思ってしまったことも、実はありました。



なんかメッセージ的なものとして受け止めてしまいました。
「ぱぴはもうすぐ旅立つんだよ」というメッセージだったと取れなくもないですよね。




ちなみにですが、私は親しくない人達の中で、霊的なお話しをすることは嫌いです。

信じているとか信じていないとかそういうことは関係ありません。
不愉快に感じる人もいるかもしれないと思うからです。

不思議と幸せになった保護犬のYouTube動画が出てきたり

ぱぴが旅立ってから、すぐに私は喪失感でいっぱいになりました。

その喪失感は、看病でかなり手間暇がかかっていたのが急に楽になってしまったことからくるものでもあるでしょう。



最期の一週間くらいは、1日に数回、流動食をシリンジで食べさせてあげていました。


幸いなことに、ぱぴ自身がシリンジで食べることを嫌がりませんでした

かといって、喜んで食べていたわけではありませんが、シリンジでご飯を食べることにあっという間に慣れてくれました。



当時、私は外でほぼフルタイムワーカーとして働きながら、ぱぴの看病をしていました。

仕事をしていても、常にぱぴのことで頭がいっぱい。
常に、いっぱいいっぱいで生活していた、という感じでした。

そういう対象のぱぴを失ったのですから、喪失感に支配されても不思議ではありませんよね?



で、そんな中、YouTubeを見ていると、「あなたへのおすすめ」で出てくる動画が「殺処分が近づいていた犬を保護してあげて、その犬が幸せになっていくという動画だったりするのです。



ぱぴが旅立ったばかりの時、今だったらどさくさに紛れて、小型犬が1匹家に来たら、私が面倒を見てあげられるのに……なんて思っていた私にぴったりの動画だったので、驚きました。

保護犬のページなどを見ていたから、Google様が、私の趣向に合わせた動画をピックアップしてくれたのでしょうね!?

その時、ぱぴは私がそのうち新しい犬か猫を迎えたら、怒らないのだろうか……とちょっと疑問に思ってしまいました。

「あなたといられて幸せだった」という内容のお星さまになった犬のYouTubeが出てきたり

「私に人間の言葉が話せたら、私もあなたが大好きで、あなたに会えて本当に幸せだったと伝えたいのに……」というメッセージをほんわかとしたアニメ動画で使えてくるものでした。

涙が出ました。

「私があなたのそばからいなくなったことに悲しまないで」というメッセージもありました。



わかっていますよ。


ぱぴはあまりひどい状態になる前に、慢性腎不全の症状というよりは、肺水腫であっという間に旅立っていきました。



実はぱぴには少しだけ、ボケてきたような症状も出始めていました
同じところをくるくる回るような症状が出始めていたのです。



ボケて徘徊し始めたり、無駄吠えをしはじめたり、苦しくて鳴き始めたり、もっと病気が悪くなったりしたら、私は外で働くのは絶対に無理になるでしょう。



そして、外でしっかりと働けなくなると、今度はぱぴの治療費を支払うのが難しくなるでしょう。

その状態になったら、私は心身ともにかなり厳しい状態になるのは明らかでした。
かなりの困難な状況が待っている可能性があると思っていました。

それでも、その時はその時で、できることをやっていくしかないとは思っていました。



でも、ぱぴはその状態になる前に旅立っていきました。

仕事から帰ってきて、そのままぐったりとしている私のことをぱぴは寂しい思いで見ていたかもしれません。
あんなにぐったりとしていた私を見たことはぱぴはなかったでしょう。



ちなみに、私自身は孤独にめちゃめちゃ強く集団行動が大の苦手なので、勤め人生活も超苦手です。
ですから、外に働きに行くということは、消耗度もとても激しいのです。



しかし、安定した収入を得るためには、超大嫌いな仕事であっても、ライターでいるよりは1億300万倍以上よかったのです。



で、「ありがとうね。ぱぴはそろそろ逝く時が来たみたいだね」とぱぴ自身が感じていたような気がしないでもないです。

ぱぴのそういう想いを読み取れそうな写真が何枚かあったりします。

この写真です。
この写真がぱぴが真正面を向いている最後の写真となりました。
死の前日の2019年3月6日の写真です。



そして、今、パソコンの中の画像を見ていたら、ぱぴの写真が見つかりました。
2014年3月7日の写真です。
そう、ぱぴば旅立つちょうど5年前の11才のぱぴです。

毎日写真を撮っていたわけではないのですが、ちょうど、命日の3月7日の写真がありました。

そしてね、先住犬クリームの命日も7日なんですよ。

49日を目前に仕事帰りにご飯を食べに行けるお友達ができたり

今まで、私、外で働いていても、全然親しくなる人は現れませんでした。

その理由としては短期派遣の仕事を繰り返していた、ということもあったかもしれません。



また、元々、私とはかなり違うタイプの人が多いような職場が多かったからかもしれません。



とにかく、仕事帰りにどこかに一緒に行って、ご飯を食べたりするような方に出会うことはありませんでした。

それが、最近は仲良くしてくれる方も登場しました。

病気のぱぴが居た先月の7日までならば、仕事帰りに寄り道をするなんて全く考えられなかったことです。

でも、今でしたら、私の場合は地下鉄が通っている間までは、いつでも突然誘われても一緒に行けたりします。

私も以前ほど、せかせかとした感じには見えなくなったのかもしれませんね。



ということで、ぱぴが旅立ってから49日を迎える今、ご飯を一緒に食べに行ったりするすることもできてきました。

これからどうなるかはわからないですが、ペットがいなければ、こういうこともできるのでしょうね。




だけど、やっぱり犬とか猫とかとの生活も魅力的です。

でも、犬とか猫とかとの出会いも、友人とかとの出会いも縁ですからね。
これから、どんなことが待っているのでしょうね。
ちょっと予想ができないことも多いですね。

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あとがき

ぱぴがいない月を初めて迎え、そして49日を迎えてしまいました。

先月の7日まではぱぴはまだ、この部屋にいてくれたのが信じられない感じです。

緑色のペットベッドをすごく気に入ってくれて、いつもそこで寝ていました




あの時から、もっと時間が経った気がします。
もう3年くらいの時間がたったような気がしないでもないです。



今になって、ぱぴについてのことで色々思い出すことも、気が付くことも多いです。

ただひとつ言えるのは、小さなぱぴがいなくなってから、不思議なことが結構あります。



この経験から学ばなければならないことを、私はしっかり学んでいるのでしょうか?

いろいろな意味で、受け取らなければいけない物をきっちりと受け取っているのでしょうか?

最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。

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