「平成30年北海道胆振東部地震」を札幌で愛犬ぱぴと経験!その一連の騒動

平成30年北海道胆振東部地震は9月6日午前3時を少し過ぎた時に「いきなりガタン」と大きく叩かれて落ちたような感じではじまりました。

その地域によって揺れ方、人によって感じ方は違うでしょうけれど、私の場合はいきなり「ガタン」と揺れたという印象が残っています。

「あれ、地震かな?」とか「あれ、めまいがしているのかな?」いう揺れ方ではなく、間違いなく地震だと実感できる揺れでした。



地震が起きてからは私の場合、このような感じで過ごしていました。



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地震の前のお知らせはなく突然大きく揺れ始めた


地震の前に地震が来るという知らせはなく、大きく揺れ始めてからスマホからけたたましい音が鳴り、地震だという知らせが入りました。

明らかに地震で揺れている最中でしたので、特に速報は見ませんでした。



それよりも、自分と愛犬ぱぴの安全を確保しました。

ぱぴは小さいばあさんわんこですが、度胸が据わっているのか鈍感なのか、地震も雷も怖がりません

前にいた先住犬のトイプードルは地震が来たら体が固まってしまったり、雷がなったら震えだしたりしたのですが、ぱぴはどのどちらも全く平気な子なので楽です。



で、地震は1分くらい待てばとりあえず一旦終わるだろうと思い、愛犬ぱぴを小脇に抱えながら、じっと揺れが収まるのを待ちました。

揺れも怖いが物が落ちたりする音も怖い

この夜は久々に暑い夜だったので、近所中、窓は開けていたと思います。

そのせいで、地震で揺れ始めてから「ガシャーン」とかいう音が聞こたりしていました

デビルむつみその2

隣あたりから聞こえてきた音っぽい。危ないよね!

窓を閉めて鍵を閉めたほうが安全なのはわかっていたのですが、地震で大きく揺れ始めてからは窓を閉めに立ち上がろうとは思えませんでした

立ち上がろうと思えませんでしたというよりも、立ち上がったら危険な揺れだったと思います。

ですから、窓は揺れが収まってから余震に備えるために閉めました。



ちなみに、この夜は地震が発生する数時間前は稲光とゴロゴロゴロゴロ……という音がすごかった夜でした。

でも、私は2連休の公休の1日目ということで、のんびりと洋画を見て過ごしていました。

で、洋画を見終わって、そろそろ寝ようと思っていたころにいきなり揺れたのです。

静寂がいきなり壊れてしまいました。


でも、とても悲しいことですが、お亡くなりになった方も多数いらっしゃる地震となってしまいました。

私などは恐怖感だけで済んだことに心から感謝しています。




そして、ひとりで生活しているので、やはり怖かったです。

頼りにできるのは自分だけですから。


さらに、愛犬ぱぴにかわいそうな思いだけはさせたくないので、どうしたらよいか神経を張り詰めていました。

今、私が住んでいる所はまあまあ安心な所ではあるとは思っていますけれど。

しばらくはなんともなかったけれどやがて停電に

1回目の揺れが収まって、確か少し時間がありました。

私はPCからTwitterに投稿していましたから。

窓の外は高層マンションも中層マンションもどの家の窓も電気が点いていた!

地震が収まってからちょっと窓の外を見てみたら、午前3時過ぎなのに大半の家の明かりが灯っていて、ものすごく明るくて驚きました。

しかし、やがて、PCからTwitterの投稿が出来なくなりました。

ネットが使えなくなったことにまず気が付いてから、その後、その原因が停電であることに気が付きました。

時間が午前3時も過ぎていたので、既に天井の電気は豆電球しかつけていない中で停電になったわけです。

今度はやたらと暗くなったと思って窓の外を見たら、かつてないほど真っ暗に!

私はあまり長い時間の停電の経験はないのです。



というか、あったかもしれませんが、その時は今と違ってひとりではなかったので、心細くなかったのだと思います。

懐中電灯は絶対に用意しておくべきものですね。

いざという時にちゃんと使える、しっかりとした懐中電灯は本当に必需品だと実感しました。

一時的に使うならスマホのライトでも十分ですが、緊急事態の場合、スマホのバッテリーは本当に貴重です。

懐中電灯とそれに必要な電池は用意しておくとよいですね。

この停電は地域によっては丸1日以上経っても通電せず、結構大変な思いをされていたようです。

電気が止まるのよりも水がとまるほうがしんどい!

電気が使えないとそりゃあ不便です。

電気が使えなければ生きられない方もいらっしゃいますから。

しかし、一般人にとって気になるのは、スマホのバッテリーだって充電ができなくなることだったでしょう。

そういう時のために、電池などで充電できる充電器を持っておくべきでしょうね。


私はかつて電源で充電するタイプの充電器は持っていたのです。

が、私のライフスタイルでは持ち歩きの充電器は必要がないので、家の中の荷物のどれかに入ったままになっていると思います。

停電になってから隣の家で水を出す音が聞こえてきた

停電になってから、懐中電灯をつけて何となく横になっていたら、隣の家から激しく水を出す音が聞こえきました

その時、停電になったら水が出なくなることがあることをやっと思い出しました


で、私も水をためようと思ったら、もうちょろちょろとしか水が出なくなってしまっていました

それでも、1時間に1回くらい試しに水が出ないかを試してみると、わずかにコップ1杯くらい出てくれたのです。

その水を大切にとっておきました。



ただし、この夜は自分で飲み物を作って冷やしていたり、ポットにお湯を入れてあったりしたので、それで充分かな……と思っていました。

その時、停電がそんなに長くなるとは思っていませんでしたし、恥ずかしながら、水の大切さをそんなに実感していなかったのです。

この考え方が甘かったということを後で実感することになりました。

停電は続き水が段々と出なくなってきり、やがて出なくなった

停電になった時は既に午前3時半くらいだったでしょうか。

9月ですとあと2時間もあればとりあえず明るくなるだろうから、電気はなくてもしばらく何とかなると思いました。

すると、水がだんだんと出る量が少なくなってしまいました


しかし、水が出ない人が多い地域にはそのうち給水車が来るはずだから、何日も水が飲めないなんてことはないし、徒歩圏内にある実家では水は出ると言っていたから心配することはないと思ってました。

そういうところはのん気なんですね、私は。

というか、実家も、その近所の妹の家でも水は普通に出ていると聞いて安心していました。

ひとり住まいで特に親しい人もいない場合、こういう時は心細かったでしょうね。

一番困ったのはトイレが流れないこと!

私がこの地震後に最も困ったことはトイレの水が流れなくなったことです。

あたり前のことですが、愛犬ぱぴもうん〇をします。

しかも、そのうん〇タイムは大抵朝なのです。



幸いにも余震はそんなに多くなかった(ように記憶している)ですし、気分的にものすごく外に出たくなったこともあってしまいました。

それで、明るくなってすぐに愛犬ぱぴを連れて散歩に出たら、ぱぴはうん〇をしました。

そして、いつもの流れでそれを家のトイレに投げ入れてしまいました。


しかし、水を流したところで、何も流れていきません。

わかっていたのに、ついつい条件反射でぱぴのうん〇を投げ入れてしまいました。

で、それはずっと流れないままです。

換気扇だってもちろん動きません。

便器の蓋を閉めておくだけしかできることはない感じでした。

トイレが流れないのは厳しいですね。


ただ、ちょろちょろと買い物に出かけた時に公園に人が結構いて、その公園で水を汲んでいる人がいたのを見ました

つまり、私は公園の水は出ていることも確認していました

デビルむつみその2

あれ、公園の水出るの?って驚いちゃったもんね!

とりあえず夕方になってからは一旦近くの実家に行く

停電になり、ネットが通じなくなり、その後ドコモの回線も通じなくなった状態で朝がきました。

明るくなるとホッとしますね。


私は朝の早い時間いぱぴの散歩に出ることが多いのですが、この日もいつも通りぱぴの散歩に出ました。

ぱぴの散歩をしている時、朝早いのにたくさんの人が水やカップラーメンなどを持って歩いていることに気が付きました

この時間は朝の7時前だったと思います。


で、電話もネットも午前7時ごろから通じなくなってしまいました。

それでも明るいうちは家の中の安全を考えながら片付けなどをしていたら夕方になりました。


それで、長時間、ネットも電話も通じない状態になっているので、私の親も私のことを心配しているだろうから実家に行ったほうがいいかもしれないとは思っていました

ちょうどそんな時、妹が車で様子を見に来てくれたこともあり、その車で実家に行きました。

もちろん愛犬ぱぴも一緒です。



ただし、一瞬顔を見せてからやっぱり私の住処に帰ろうとは思っていました。

両親はすぐ側に私の妹夫婦がいますから安心です。



そして、愛犬ぱぴはやはり自宅、つまり睦美御殿でなければ落ち着かないようなのです

ですから、親の顔をちょっと見て、水をもらってまた帰ろうと思っていました。

実家よりも私の住処のほうが場所的に便利なのと、自分の住処にいれば色々なことができますからね。

ひとりは不安ですが、ぱぴのことで実家にいて気を使って時間を過ごすよりは自分の家のほうが楽なのです。

それで、帰ってきてよかったです。

ご飯も満足に食べられないのだから仕事行きたくないというのが本音

地震発生から数時間後、明るくなってからはとりあえずセブンイレブンに行ってみました。

けれど、パンとかご飯類は既に皆無でした。

停電中に食べられるものと言えば、スナック菓子とかチョコレートとか飴くらいしか残っていなかったので、仕方ないのでそれらを少しずつ買って帰ってきました。


で、夜になってからは、明日は仕事はどうなるのだろう……ということばかりが気になっていました。

停電が続いている限りは交通機関はマヒしているだろうから、身動き取れない人がたくさんいて、きっとどの会社もフル稼働はできないであろうとは思っていました。


さらに派遣の私達にはなんの情報も入ってきません

この時、私に派遣会社からのメールが届いていなかったのは、私のメールの受信設定がかなり厳しくしていたことに原因がありました。

実際は派遣会社からは派遣社員あてのメールが一斉送信されていたそうです。

とはいえ、電話連絡は派遣元の人からの着信履歴はあっても、なかなか連絡が取れない状態でした。

しかも、私の住所がある実家は私の住処とそんなに離れていないのに、なぜかその一角だけ停電が復旧しないのです。

で、結局……

私の住処が電気復旧してから12時間以上経ってからようやく実家の電気も復旧したとのことです。

7日朝は出勤時間2時間前に仕事が休みと知る

派遣先に電話をしたのですが、お話し中だったりしてなかなか繋がらないのです。

そして、私のスマホには着信履歴は残るのですが、着信音がならないのです。

だから、着信しているのがわからない状態というのが、昨日からありました。

本来なら、私は出勤日です。


しかし、地下鉄が動き始めたのは午後2時半過ぎだったり、ガソリンスタンドがすべて開いているわけではないということもあったようで、出勤できる人もなかなかいないということもあったのでしょう。

仕事は休みになりました。

よかったです。

疲労感があったので仕事が休みになってよかった

停電で洗濯もできていなかったですし、地震、そして余震であまりしっかりとは眠れていなかったので、なんだかすごく疲れた感じがありました。

ですから、こんな日は仕事には行きたくないと思っていましたので助かりました。


私などたいしたしんどい思いもしなかったのですが、やっぱり疲れた感じは残っています。


生活が落ち着いていないから、ということもあるのでしょうね。

当事者でなくても共感疲労もあるようなので気を付けて!

どうしてもテレビをつけると、災害情報ばかりが目に入ったりするし、それを選んで見てしまったりする部分もあって、共感して疲れてしまうということもあるようです。

そういう方は、あまり見ないようにしましょう。

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平成30年北海道胆振東部地震をひとりいた時に経験した感想のまとめ

地震が収まった時、心臓がばくばくとしていて、ぱぴを小脇に抱えてぱぴを撫でている手が震えていることに気が付きました。

頭の中はすっきりと冴えおり、冷静ではありましたが恐怖感はありました。

はっきりとした震度はわからなかったようで、後になってから震度7だったとか、札幌でも震度6の所があったなどというニュースを見かけます。


私は地震の最中「震度5くらいはありそう。4程度ではないはず」と思っていました。

だから、落ちそうなものがないか見張りながら、揺れが収まるのを待っていました。

結局、玄関にあった消火器だけは倒れていました。

なんか倒れて転がっていった音がすると思っていたら消火器でした。

消火器は結構重いので、置く場所によっては危ないですね。

これも気を付けておくべきですね。


まだ余震には気を付けないといけないでしょう。

なにはともあれ、私は明日から働きに出ないといけません

ぱぴを一匹残して出かけるのが不安です。

おとぼけぱぴ

はやく出稼ぎやめてぱぴの側にずっといてね!



出稼ぎは今年いっぱいで終了することができるように、そして、ぱぴとの時間をたくさん作れるように頑張りたいと思います。

よろしくお願いします。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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