安室奈美恵さんを見て…年齢は物事の区切りをつける目安になる
2日前から安室奈美恵ちゃんの名前をネットで見かけます。引退を表明した彼女も40歳になるのですね。彼女がコギャルなどと言われていた時代を懐かしく思い出します。
私の9歳6か月年下の妹が、ちょうどアムロちゃんと同じ年なのです。ですから、妹にとってはファッションリーダーだったのだと思います。
しかし、来年の9月に41歳の若さで芸能界を引退するというのは、大きな決断だったでしょう。
そして、思ったことがあります。
アムロちゃんは40歳で結婚・出産・離婚・お母様の死を経験している
私はアムロちゃんのファンとかではないのですが、妹と同じ年ということで、なんとなく印象に強く残っています。
コギャル時代、かわいかったですよね。あの厚底シューズをアムロちゃんより10歳年上の私が履くことはありませんでしたが、彼女のような年代の女の子はこぞって履いていました。
冬の北海道であの厚底靴は結構滑り、転んでいる女の子が多かったですね。
しかも、ミニスカートまで履いていたりして……。それで、札幌のアイスバーンを歩くのですからね。
とんでもない光景をよく見てしまいました。目のやり場に困りました。氷の上で滑って転ぶと、かなりの速度がついて体が浮いて、そしてお尻などから落下します。とても痛いだけでなく、下手したら見えてしまいます。
厚底ブーツだと、雪道で転ばない歩き方ができないんだよね~。あの、足の小指で路面をつかむ感じの冬道で転ばない歩き方ができないんだよね~、あの厚底じゃさwww
なに言ってんの、あんた。あんたなんて、背が高いから、あんな厚底履いたら、ちょっとした男子よりも大きくなっちゃうからって履くことなかったでしょ?コギャルじゃなかったしwww
誰のこといってんの、あんた?
しかし、アムロちゃんは同じ年齢の女性がまだ経験していないようなことを先に経験してしまっていますよね。
きっと、見た目よりもずっと大人びているんだろうと思いますね。
アムロちゃんよりも10歳年齢が上の私でさえ、彼女が経験した、結婚・出産・離婚・母親の死のうち、出産と母親の死は経験していません。
だから、よけいに引退という方向に考えを固めたのかもしれませんね。
自分の変化を感じ区切りをつけたくなる
物事には終わりがあります。終わりがなければ、次のステップに進めません。
その終わりを自身で決めたい時もあったりします。人になんとな区切られてから区切るよりも、自分で区切りたい時もあります。
年代が変わるという区切り
アムロちゃんは40歳。そして、息子さんが来年成人するといいますね。ものすごく大きな区切りです。
彼女にとっては39歳だった去年も、40歳になった今年も、そして息子さんが成人する来年も、どれも区切りになったし、なるのではないでしょうか。
年代が変わるというのは大きな区切りになりやすいですよね?19歳と20歳、29歳と30歳、39歳と40歳、49歳と50歳、私が経験してきたのはここまでですが、なんだかすごく変わった気がしました。
半年くらい前に私は50歳になったわけですが、やはり40代だった49歳と50歳とではかなり違う気はしました。大きな区切りだと感じました。
若く見える人が多いけれど…老化には気が付く
アムロちゃん、キレイなお母さんですよね。息子さんと恋人に見えても不思議はないですね。
今の時代、普通の女性でも若く見える人が多いです。プロポーションも美しく保っている人が多いです。プロポーションほか見た目は誇れなくても、個性的で輝いている女性もたくさんいます。
しかし、20歳の時とは違います。40歳になれば、白髪も生えます。オシャレ染めでなく、白髪染めをしなくてはならなくなるでしょう。それも義務的な感じに。
太りやすくもなります。肌にもハリがなくなり、肉も垂れてきます。遅かれ早かれ誰にも出来る自然な老化現象です。シミも出てくるでしょう。
女性でしたら、18歳の時の生理の出血量に比べるとかなり少なくなったでしょう。
生理の血なんて少ないほうがラクでしょ!いちいち、変なところ突っ込むよね、あんたって!
変化には気が付きます。老化という名の変化です。もちろん、それは皆に訪れます。男性にも、髪の毛を気にする人が現れたり、中年太りになる人が増えますね。
現実を受け止めると見えてくるものもある
そのような変化、つまり老化を少しずつ感じ、そして受け止めることで、見えてくるものがあります。いえ、見えてきてしまうという表現のほうが的確かもしれません。
そして、区切りをつけたい物事ができてきます。
それは全然悪いことではないのです。正確な観察力を持っていると言えるでしょう。
より自分に合ったところに移動をしたいから、そろそろ区切りをつけたいという気持ちが生じるのでしょう。
より自分に合った人と出会いたいから、そろそろ区切りをつけるべきだという気持ちが生じるのでしょう。
それはそれで、とてもポジティブで、スマートな物の考え方、判断の仕方だと思います。
時間は有限です。
次のゴールを決めた時、そこから逆算してかかる時間と、自分の老化から予測する体力を考えると、現実が見えてきたりします。
私が離婚を決意した時、45歳でした。満足できる50代を迎えたいと思ったから区切りをつけました。
年齢で制限がかかることも多い
年齢は関係ないなどというステキな言葉はよく聞きます。が、年齢で制限がかかることも多いのが現実です。
私が就職や転職をしていたような時代、就職には明らかな年齢制限がありましたし、出会いのパーティーにも年齢制限がありました。
就職の年齢制限は35歳くらいだった
今は求人に年齢制限をするのを禁止されています。ですから、少し年齢が高い人も就職の応募をするチャンスは増えました。募集・採用における年齢制限禁止について |厚生労働省によりますと、平成19年10月に改正されたということです。
アメリカですと「年齢差別(age discrimination)」だと訴えらえるようなことです。
しかし、私が30歳くらいの時、就職の年齢制限がはっきりとつけられ、35歳くらいまでだったと思います。35歳を過ぎると田舎では就職は極めて難しいかったです。
私が結婚していた時代、札幌よりもさらに田舎に住んでいましたので、アルバイトでさえ探すのが大変でした。
それもあり、私は専業主婦を12年半していました。
出会い系パーティーも年齢制限がある
出会いのパーティーには今も年齢制限はありますね。これは結婚相手のマッチングということで、仕方がないことです。
私が結婚する前くらいにも、今でいう婚活パーティーはありました。当時は「ねるとん」パーティーとかいたような気がします。
しかし、30歳以上の女性が参加できるパーティーはほとんどありませんでした。
うん、28歳くらいまでだったかな~。30歳を超えると厳しかった~
当時はまだネットが一般的ではありませんでした。ですから、よく無料でもらってくるタウン誌などで、そのようなパーティーの情報を見かけました。
その中で30歳以上の女性が参加できるパーティーがあったので、同じくシングルの親友を誘ってみたのですが、断固として断られてしまいました。
彼女のような控えめな性格ですと、確かにあのようなパーティーは向かないでしょう。
はっきりいって、彼女はモテるタイプなんです。で、私はモテないタイプです。ただし、私はわりとすぐに彼氏を作る方でした。私はノリが軽いですから。(笑)
なにそれ?
が、私は32歳の時に元夫に出会い、猛スピードで結婚まで進むことができました。ですから、そのようなパーティーに出席したことはありませんでした。
しかし、残念ながら、結婚生活は12年半で終わりましたが。
ははは……。まあ、いいじゃん、1回結婚できたんだしさwww
そして、今は50代でも参加できる婚活パーティーもぽつぽつありますね。結婚や再婚がしたいと思うなら、参加してみたらよいと思います。
区切りがついた50歳とは?
じゃあ、あなた半年前に50歳になった時、どんな区切りをつけたのかと聞かれますと……。
50歳といっても、本当に人それぞれです。というか、それまでの生き方の差がはっきりと表面に現れる年代になったと感じます。
私の場合、公に言える部分としては、私はひとりで働くのが好きだということを実感しました。そして、それが私のやっていきたいことだとはっきりと思ったことです。
60歳が定年だった時代、50歳と言いますと、もう定年が見えてきている年齢です。退職金をもらって定年退職をするのが、わずか10年先という年齢です。
ただし、現在は60歳で定年する人は少ないかもしれません。
私は個人的に、ブログやコラムを書く仕事ならば、生涯続けてもいいと現在は思っています。
あとがき
安室奈美恵ちゃん、もっとずっと幸せになればいいですね。彼女の場合はなれるでしょう。財産も残したでしょうし。
思うのですが、年齢をあまりにも意識すると何もできなくなってしまうこともあります。しかし、年齢をあまりにも無視をすると、願いが叶わなくなることもあります。
ですから区切りをつける必要が出てきます。それは時々痛みをともなうこともあるでしょう。
しかし、よりよい未来のために区切りをつけなくてはいけないこともあります。
年齢はその区切りをつける目安になりやすいですね。区切りをつけるなら、美しくつけて、そこから輝かせなくては!
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます!